テーマ:歴史(46)
カテゴリ:政治 政治史 行政
日本の政治が駄目になった最大の原因は官僚制度にあるとよく言われる。 官僚制度というのは一種の「能力主義」であるのだが、最大の欠点は「精神性の欠落」にある。せっかくの能力が「国家国民の利益」ではなく官僚自身の権益拡大と利権の確保に使われてしまうのだ。 根本的な政治改革には官僚制度を廃止するか、もしくは官僚に対する「精神教育」が必要なのだが官僚制度を廃止出来るほどの権力者が日本にはいない。 教育制度を改革して清廉潔白な日本人が育つのを待つしか手は無いのかもしれない。
日本が戦争に突入した理由を探ることは、日本の将来の為に欠かせないことだが、日本側の問題としてはいわゆる統帥権干犯問題が最も大きいと思われる。これで軍部の独走に歯止めが利かなくなったと言われている。 いずれにせよ明治維新にまで遡って歴史を学ぶ必要があるだろう、と言うわけで買ったのが岡崎久彦「外交官とその時代」シリーズ全五巻。明治維新から戦後処理までを外交を軸に描いた通史である。 五冊合わせて二千四百頁という大作、さて読み終えるのはいつのことになるやら。 陸奥宗光とその時代 小村寿太郎とその時代 幣原喜重郎とその時代 重光・東郷とその時代 吉田茂とその時代 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月21日 16時57分15秒
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