テーマ:相撲(1572)
カテゴリ:歴史 傳統 文化
僕は生まれた時体重が四千二百グラムあり、近所で若秩父の再来と言われた。 そのせいか子供の頃から相撲が好きだった。お相撲さんの中で好きだったのは大鵬、清国、藤ノ川、陸奧嵐、明武谷、それと若秩父。大鵬の後継者と見ていた玉乃島が死んだときはとてもガッカリした。 柏鵬時代と呼ばれた時期であったが、うちの家は大鵬が好き、斜向かいにある親戚の家は柏戸を応援していた。 まだテレビの普及率が低かったので、千秋楽になると近所の人や父親の職場の同僚などが家に来て一緒に相撲を見ていた。結びの一番が近づくと何故か真空管が切れて画面が出なくなることが多く、慌てて電気屋さんを呼びに走ったものだ。 テレビが直り再び画面が映し出されるとみんなの顔が喜びに溢れる。僕も大きくなったら電気屋さんになろうと思ったのはこの時である。
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