テーマ:台湾(37)
カテゴリ:政治 政治史 行政
旧暦五月八日、上弦の月、夏至、大阪城落城。皐月、乃東枯る。 ■「やっぱり西湖より美しい」 松尾芭蕉の足跡をたどり、六月二日から東北入りした台湾の李登輝前総統は瑞巌寺(宮城県松島町)を訪れた後、日本三景として知られる松島の海景色を一望して、感慨深げにぽつり漏らした。 「やっぱり西湖より美しいなぁ」 西湖とは中国浙江省杭州市にある景勝の地で、三百数十年前に、磯伝いに舟で松島にたどり着いた芭蕉もやはり、西湖と松 島を比較している。 「抑ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡洞庭、西湖を恥じず」 湾内に点在する二百を超す島々の美しさに心奪われた芭蕉は、句を詠むことすら忘れたともいわれ、「洞庭湖や西湖にもひけをとらない」と最大級の賛辞を贈る。それを意識してか李氏も「西湖より美しい」とやったが、二人とも杭州を訪れた記録は見当たらない。 照れながらも、「松島や 光と影の 眩しかり」と松島の美景を詠む。 ほほえましいシーンもあった。控えめな性格の曾文恵夫人は、俳句を詠むときも、「恥ずかしい…」と、何とも声がか細い。そこで李氏が「聞こえないよ。もっと大きな声で」と背中を押すが、どうもらちがあかない。苦笑する李氏はついに立ち上がり、「もう。僕が詠むよ」と会見場に響き渡るような大きな声で「松島や~」と始めた。 読み終わるや、台湾から同行した若い女性リポーターが「ゾントン(総統)、シェマ・イース(意味は)?」と、李氏本人に遠慮なく通訳を迫る。「礼節と調和を重んじ、公に奉ずる日本人の生活文化」を賛美する李氏も、この不作法に笑顔を崩さず、日本語から台湾語に切り替えて、懇切丁寧に解説を加えた。 李氏一家が初日の旅程を終えて、別れ際、台湾メディアから「総統、バイバーイ!」の一言が飛んだ。台湾では、こんななれなれしさも珍しくない。ただ、「二十二歳まで日本国籍」だった李氏は、ふっと悲しげな表情を浮かべたように見えた。(長谷川周人) 平成十九年六月十三日 産經新聞 平成十九年 六月廿二日 JOBK唱歌隊「奧の細道」を聴きながら 愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。 男┌女…雑系女子 ├┤ ┌女└男…雑系男子 男 ┌女…雑系女子 │ ├────┤ (神武天皇) 女│女┌女…男系女子=愛子内親王└男…雑系男子 ├┤├┤ 神倭伊波礼毘古命┌男└男└男…男系男子=悠仁親王 ┌女…男系女子 │ │ │ ├────┤ │ │ │┌男…双系男子 女 └男…男系男子 ├────┤ ├┤ │ │ │└女…双系女子 │ │ │ 多多良伊須気余理└女┌女┌女…女系女子 ├┤├┤ 男│男└男…女系男子 │ └男┌女…雑系女子 ├┤ 女└男…雑系男子 従って今次の皇室典範改正問題の論点は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。 コメント・トラックバックは予告無しに削除する場合があります。あらかじめご了承下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月27日 06時05分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治 政治史 行政] カテゴリの最新記事
|
|