12日の日記
繊維機械業界の最優等生である島精機製作所も7月31日業績予想の修正を次のように発表した。6月6日のピークには3800円台の株価が8月1日は2800円台に下がった。中国市場の先行き不透明感が響いているようだ。業績予想の修正に関するお知らせ 株式会社 島精機製作所 平成20年7月31日最近の業績動向を踏まえ、平成20年5月2日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。修正の理由当第1四半期の業績は、主力市場である中国、香港においては、米国消費市場の低迷や人民元高ドル安により米国向け繊維製品輸出が減少し、また金融引締め政策の動向などの先行き不透明感からコンピュータ横編機の設備投資を見合わせる動きが見られるようになりました。このため当社グループのコア・ビジネスである横編機事業の売上高は前年同期に比べ減少しました。第2四半期以降におきましても、経済動向の先行き不透明感が持続し設備投資に影響するものと見られることから、平成21年3月期の第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想を上記のようにそれぞれ修正いたします。個別業績予想についても同様であります。 以上島精機製作所(6222)は日興CG証券の目標株価引き下げで弱含む 「主要市場である中国などマクロ環境は依然として厳しい」 日興シティグループ証券が、「金融引き締めによる設備投資意欲の減退、人民元高による繊維・アパレル企業の輸出採算悪化などから同社を取り巻くマクロ環境は依然として厳しい」と指摘し、投資判断は「2M」を継続も、目標株価を3,700円→2,900円へと引き下げたことが嫌気されている。島精機(6222)の株価は8月14日13時03分現在、2,650円の30円安。