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カテゴリ:私の知ってるDQN大全
先日コメントでツンデレ男子についての質問を頂いてから少し考えてみたのだが、
女子ほど有名でないというだけで、ツンデレ男子ってのはかなりいる。 つーか、アニメだとサンライズ系統なら大抵の作品にいるのでは。 そしてツンデレ男子萌えっていう女子も相当いる。 そして多くのツンデレ男子の共通点は、 私が萌えたことがないということだ。 ちょっと思い出すだけでもかなりいるツンデレ男子。 その多くが周囲の素直キャラより多く女性ファンを集め、理解しがたいほど絶賛される。 そのせいで周りの素直眼鏡優等生キャラが出番を失ったり人気を失ったりイジメられたり、最悪の場合攻め役にされたりする。当然素直眼鏡優等生好きの私は萌えるどころか激怒の炎で燃えてしまうのだが、そんな私の声は多くのファンの嬌声にかき消され、製作者に通じることはない…… 代表格を数例挙げてみると 1.羽山(こどものおもちゃ) 手下を引き連れて万引きや喧嘩や学級崩壊は当たり前、さらに女の子を池に突き落とすわスカートを裂くわとシャレにならない悪事を繰り返す。主人公サナによって次第に心を開き始めるのはいいがサナがいないとまた元の木阿弥になってしまう。しかしご多分にもれず過酷な過去があったりするので女性ファンは舞い上がりまくり。 剛くんという眼鏡っ子優等生が羽山の友達にいるのだが、何故世の女性は(ファンも作者も登場人物も)剛君ではなく羽山羽山羽山なのか、最後まで理解出来なかった。中学生編になったら女振り回しまくりだし…… 2.草薙護(ブルーシード) 紅葉を護る為生まれながらに化物にされ、決して人間に心を開かない宇宙人。それでいて紅葉のパ○ツはしっかり確認する変態。 その二面性が世の女性を強烈にひきつけるのか、放映から10年以上経過しても「惚れた男性キャラは草薙さん!」というファンは多い。八重樫の方が素直さも変態度も上だというのに。 3.ラビ・虎王(グランゾート・ワタル) サンライズ伝統の金髪王子ツンデレ男子。 素直で熱血でカコイイ主人公を差し置いてこいつらはナニをオナゴ人気とってるのだろうと、子供心に謎で謎で仕方がなかった。特にラビ。大地君が「俺が主役!」と懸命に主張しているイラスト何枚見たか分からん。アクアビート滅多に出ないくせに。 「ワタル2」では彼らの後継たるツンデレ男子海火子が登場。例によってこれでもかというほどのツンデレ王子様だったが、さすがに三匹目のドジョウとはいかなかったようだ。人気のほどは今でいうとキラ、アスランにつぐシンアスカといった処だったと思う。主役の座を奪われるという惨劇がなかった分シンよりマシか。 4.相葉ユウキ(リヴァイアス) 兄を殴りまくりの理解不能なDQN行動の連続で、さすがに当初いた女性ファンは兄に流れた模様。ツンも度を過ぎると嫌われるのか。 あの作品でまともなのは相葉兄とルクスンとカレンだけだった気がするなぁ。ユイリィはもう一人のツンデレ・ブルーに参っちゃうし。 5.龍洋一(嫌われ松子の一生) 究極のツンデレにして究極のダメ男。 ご多分に漏れず赤木さんより遥かに人気で、TV版では松子の愛も最後に独り占め。 6.広瀬忠生巡査部長(時空警察) 私が惚れこんだ数少ないツンデレ男子。 この場合、ツンデレっぷりに惚れたというよりも眼鏡+スーツ+基本真面目な性格(+中の人が恵俊彰氏)に萌えまくったというのが正しいか。 7.カツ・コバヤシ(Zガンダム) 私が惚れた数少ないツンデレ男子その2。 サラにはデレデレ過ぎ他にはツンツン過ぎる両極端なカツ君、残念ながら度が過ぎて女性ファンは全くついてこなかった模様。主人公がさらなるツンデレだからなぁ(書いててだんだんツンデレの定義が分からなくなってきた) あとガンダムシリーズで言うとWのヒイロ、種のイザークにシンにレイあたりが典型的なツンデレ男子だろうか。それからギアスのルルーシュやら「踊る」の室井氏、刑事モノにおける舘ひろしの役全部……あたりもそうか。 最近ではようやくその風潮も沈静化し、素直でまっすぐなキャラがコツコツと人気を積み上げていることが多くて喜ばしい。ツンデレ男子以上に不可解な人気を得るおかしなキャラも中にはいるが。 それにしても、ツンデレ男子とそのファンを見ると、何ゆえにダメんずと呼ばれる女性が大量発生するのか何となく理解できる気がする。悪いこと言わないからアイツの隣の、真面目で素直な眼鏡君にしておきなさい……と言いたくなってしまう昨今。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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