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日本・アンチテキパキ党

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2007.05.18
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カテゴリ:Zガンダム
幾多のZガンダムレビュー中最も無謀な部類に入るであろうカツ・コバヤシ萌えレビューもテレビ版が終了し、遂にここまで来ました。
「星の鼓動は愛」劇場版新訳ゼータ、最終作であります。例によってカツに傾きまくりのレビューなのでご了承願いますウィンク
大沢親分並みにカツカツ煩いレビューは世界中探してもウチくらいのものであろう。





テレビ版の複雑な戦闘の積み重ねや人間関係の混迷が一気に濃縮されたおかげで、劇場版が初見の私のような人間にしてみればさらに複雑怪奇なことになっていたゼータ劇場版3部。
劇場で見ていた時はカツがどれだけウザくなっているのかしか頭になく、とりあえずエゥーゴ、ティターンズ、アクシズがみんなでコロニーレーザー争奪戦をやっていた……のか?ぐらいの印象しかなかった。
しかしテレビ版見てから改めて見ると、結構戦局が目茶目茶なことになっている。
カツだけ注目して見ても、グワダンへサラ目当てで飛び出して行ったきり、サラを誤射してハマーンをつけねらってカミーユに撃たれかけ気がついたらエマさんとこにいてコロニー争奪戦に巻き込まれ、その間一度もアーガマにもラーディッシュにも戻らず隕石激突……という素晴らしいことになっている。途中でアーガマに戻るという台詞はあったものの戻ったのかどうかかなり怪しいし。
レコアさんも開始10分ぐらいでいきなり寝返ってるし。追加・変更台詞などで心情が分かりやすくなってはいるが。


そんな中でも、ヘンケンとエマの関係が目立って描かれているのはイイな。マジで夫婦だ……
特にケーキシーンと、ハマーンとの謁見シーン。ヘンケンはテレビ前半ではたびたびアピールしていたものの、後半では出番自体があまりなかったしorz
完全新作ケーキシーンはかなり重要だ。カツがアーガマ勤務になったりGディフェンサーの正規パイロットになった経緯も、このシーンでごくごく簡単に語られる。
それにしても、そんなに簡単にパイロットにしてしまっていいのだろうかヘンケン艦長……そりゃカツでなくとも大人って勝手だ!と言いたくなるだろう。テレビ版じゃ無断出撃しまくっていたのでなし崩しに、という形だったがそれよりナンボかマシか。
クムにさりげなくケーキを譲ってやるあたりのカツもイイな。ケーキをねだりにラーディッシュにやってきた父親がわり殿も見習ってもらいたいものだスマイル
てか恩田カツやはり萌だ……劇場で3部見た時はカツは古い絵ばっかかと思っていたが、意外に新画多くてうれしい。
「軍隊って、勝手なんですね」と前髪跳ね上げるさまはなかなかに生意気だが、やはり画と声のせいもあってかあのテレビ版のエキセントリック度はかなり減少気味。ファイルを叩きつけて「貴方たち大人の詭弁は、聞きあきました!」の時のすげー顔はどこいったんだろう……
初めて見た時は、1部2部に比べてなかなか生意気度が増してきたなと思ったものだが、テレビ版の爆発力と瞬発力と図々しさを胃もたれ起こすほど見せつけられた後では全く物足りないことこの上なし!!


ハマーンとジャミトフとの会見が決裂し、エゥーゴはハマーン援護へ動くことに。
「ジオンのためなんて出撃できない!」とテレビと同じく強情張っていたカツ、はっきりとサラの声をきくや否やいきなり「君は戦場に来るんじゃないよ!」と態度を一変させて出撃。実はこれが劇場版カツ二度目の出撃(一度目は三部冒頭でカミーユらを助けに来た時)
お前こそ戦場に出たらあかんというに……ファはカミーユに対してだけニュータイプだったがカツはサラに対してのみのニュータイプか?


「権力を手に入れたら、女なんていらなくなる男なんだよな、あの白い顔は」
シロッコへ寝返り、パラスアテネを譲渡されてのレコアさんの一言。シロッコの本性を見抜きつつも魅かれてしまっている、というレコアさんの心情がよりハッキリしている。やはりレコアさんの台詞は昔も今もぐさりと来る。
対してサラはといえば、やっぱり人類がどうの理想がどうのと、パプティマス様に対する盲信変わらず……



混沌の戦場の中、カミーユとサラが接触する。カツはそんなところまで感じ取ってしまう。
「感覚が、止まった?」テレビ版よりニュータイプっぽいことを言う新画カツ。やってることはテレビとさほど変わらないが……何気に戦場捨ててるし。
だが劇場版サラ、今度はカミーユにそう簡単にはつかまらない。ゼータを壊し忘れるというポカはやっていたが……三度もアーガマにつかまったテレビ版よりマシか。


全体的に説明台詞は多いものの、各キャラの挙動が比較的分かりやすくなっているのがイイな。特にアーガマを狙う際のレコアの「みんながケガをしないようにするには……」は笑った。あそこには自分のことしか考えない男どもしかおらんのではないのかね、ええ?
そんなレコアとファも戦場で再会。死んだと思っていたレコアが目の前に現れ、ファは動揺しながらもレコアを問い詰める。
「ご両親が被曝したことですか? そんなことと、いきなり敵になって現れるのとでは……」
ファ、貴方は絶対ハマーン様の前に出てはダメよ……
「クワトロ大尉にふられたことですか? そんなことと、いきなりアクシズをぶつけるのとでは……」などとハマーン様の御前で言い放った日にはガタガタブルブル((((((;゚д゚))))))


で、宇宙を好き勝手に跳ね回った挙句結局サラを捕まえられなかったらしいカツ。
アポリー中尉の戦死に沈むアーガマクルーの中で、カミーユはカツの勝手な行動を叱る。
「この非常時に、個人の自由なんてないんだ。アポリー中尉だって、助けてくれないんだぞ!」
「わかってますよ。中尉の分まで頑張ります」ジュース飲んだくれてぶすくれながら言う台詞じゃねぇ!!


場面変わって、ハマーンとの交渉でグワダンから戻ってこない父親がわりことクワトロを疑うカツ。ハマーンと何かたくらんでるんじゃないか……だそうで。
テレビの鬼気迫るツラを見た後ではぱにゃぽにゃな顔と声がなんとも可愛らしいのだが、台詞はテレビより危険だ。というかバカだ。
そりゃクワトロだって元ジオンだし、全く疑わないテレビ版の方がヘンといえばヘンだが。一年戦争のころはシャアに何度も殺されかけたわけだし。それを言ったらブライト艦長はもっとヘンなわけだが……
そんな観客の疑問も露知らず、カツはシロッコとハマーンが接触すると聞いてGディフェンサーで飛び出す。


それにしても新画のノーマルスーツはやはりイイな……特にあの中途半端に開いた胸元が(「恋人たち」のエマさんが散々言われていたが)なかなかだ。
こうなると「恋人たち」で終始旧画だったのが悔やまれてならん。恩田絵で自習室で正座させられ一人鼻水たらして泣きじゃくるカツが改めてものすごく見たくなってしまったじゃないか畜生どうしてくれる! きさらか画を全部新画にしてついでにハーフムーンラブパートにカツをくっつけて私服サラを全部描き直して2部作り直してくれぇ! 出来ないとは言わさんぞ、種運命FPじゃキラと議長とレイの最終決戦に無理矢理アスランねじこんでおいて!! ギアスじゃ修正の必要ゼロな作画までDVDで念入りに手直ししておいて!! 何故ゼータでそれが出来ない!!?? 2部でサラに騙されるカツのあたりが全部新画だったならカツきゅん萌え萌えを声高に叫びカツサラ本を出しまくる腐女子が数千単位で全国に拡大して私だってネットの隅で小声でカツ萌えを呟く必要もなくなって


そんな無茶腐れ妄想している間に、カツはグワダンへ単身乗り込む。
「了解っ♪ シロッコを殺して、サラに考え直させなくっちゃぁ♪」
ってノーテンキで素直な声で銃構えつつナニぶっちゃけてくれますか劇場版カツは!
「考え直してくれるはずだ!」という思い込みが若干減少しているのはいいのだが、テレビ版はバカなりに必死でそれが狂気を生み出していたはずなのに劇場版はノーテンキすぎて別の怖さがありますよ! サラがいうこと聞いてくれないうわーんどうしよう、そうだシロッコ殺しちゃえ♪みたいな。
ジオン兵に咎められるシーンでもそれが分かる。
「知らないよ…」同じ台詞でも劇場とテレビでは相当激変。

テレビ→「カミーユが何で来たか? 全くいつもうるさいヤツだ、僕が知るわけないだろこのジオン野郎め!パンチ
劇場→「えええ、どうしてカミーユが来たの? 僕何か悪いことしたの? うわーん涙ぽろり

ジオン兵の台詞も微妙に違うのが笑える。いずれにせよ修正されるけど。
そんなオバカさんカツを助けるクワトロ。「なんでここにいるんだ?」
頼むからしっかりしてくれよ父親がわりさんよ。「どうする、シャア?」とかコクピット内でわざわざグラサン外してカメラ目線してる場合じゃないよ。


シロッコと共にグワダンへ乗り込んだサラは、そんなカツの無茶行動を感じる。
「この胸騒ぎは、カツなんだ。カツが、あたしの為に……」シロッコの為に暴走しまくることはあっても、誰かに自分の為に暴走されることなどなかったサラは苦しむ。
劇場版では最初に会ったとき以外にろくな接触のないサラとカツだったが、このシーンで「貴方は私に優しくしてくれた」の意味がはっきりしてくる。てか、このシーンがないとさっぱり分からない……


そしてハマーン・ジャミトフ・シロッコの三者会談決裂。ジャミトフはシロッコに暗殺され、グワダンは混乱に陥る。
Gディフェンサーでグワダンから脱出しつつ後ろのサラを気にするカツが、発進するGディフェンサーに引っ張られてはわわ~ほえーな感じの新画で無駄に可愛い。後ろにばっかり気を取られているのは最後の時だけではなかったのだな……
つーか劇場版で生身でサラとカツが会ったのって、2部の裏切り以降ここしかないんじゃないか!? テレビ版でもそれほど接触があるわけじゃなかったが、MSごしに結構会話はあったような……


グワダン脱出直後にやっぱりカツはサラを誤射。
バカの方向性が変わろうとバカはバカ、そう簡単に歴史は変わらなかった。劇場版カツはサラと生身で再会どころか、裏切り以降サラと現世でまともに交わした会話は「逃げて、カツ…」だけになってしまった。つか会話ですらないな。
テレビ版より比較的素直に言うことを聞いてろくに無断出撃しない性格が仇になったか。2部で尺取ったわりに扱いはテレビ版より悪い。それが劇場版カツサラ。
ああああだからハーフムーンラブでカミーユの部分をカツに差し替えろと(無茶妄想禁止)



ものすごく長くなってしまったので続きは明日以降になりますorz






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Last updated  2007.05.18 23:23:31
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