カテゴリ:文芸誌
「U13(アンダーサーティン)」勝谷誠彦
ディストピア小説とも言えるのかもしれない。13歳以下が、どんな罪を犯しても、責任を問われないという現実を、逆手に取った。憎悪を子に委託する親。刷り込みというマインドコントロール。未成年犯罪が増え続ける理由は、こんなところにあるのかもしれない。 それにしても、メールとかホームページとかが、ふつうに小道具として登場してくるのは、もはやサイバーがSFでなくなってきたということなんだろうね。あるのは、言葉に翻弄される人間の弱さなもかもしれない。 勝谷さんの作品と、菅浩江さんのエッセイだけを読んだ。あとは、飛ばし読み。すいません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月08日 20時59分33秒
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