カテゴリ:文芸誌
No.2とある。新しい雑誌なのかと思ったが、どうも違うようだ。
――児童文学の冒険――と、うたっている。 なんだかなつかしいような、せつないような作品群。 児童文学と言っても、「ハリー・ポッター」のようなファンタジーではなく、リアルで痛々しいぐらいの感性で書かれた物語。昔、同じ時を過ごしたような錯覚に陥ってしまう。 小特集<少女小説の知的なたくらみ> 嶽本野ばらさんのインタビュー記事。本は読んだ事がないが、『下妻物語』は映画を見た。倉橋由美子さんの作品は何冊か読んだことがあるし、作者名は意識せずとも、タイトルで読んだ記憶が蘇る。 少女小説が純粋なる「憧れ」から、「性愛」に変化していこうとするとき、少年愛ではなくSFへとわたし自身の興味が移っていったのは、少女マンガのせいだった。少女マンガは、「少女」と冠しながら、別なものも生み出した。あたかも、母が女子だけではなく、男子をも産み落とすがごとく。そんなことも思ってみる。 金原瑞人さんて、金原ひとみさんのお父さんだよね、たしか。ディヴィッド・アーモンドさんて、何書いた人? 検索~ *************************** 詩・創作 まどみちお/荒川洋治/小池昌代/工藤直子/内田鱗太郎/恩田陸 神沢利子/森忠明/山村友世/岩瀬成子/たからしげる 閉じ込み絵本 蜂飼耳×宇野亜喜良 対談 鶴見俊輔×河合隼雄 インタビュー 嶽本野ばら 作家論 「吉屋信子」(加藤純子) 「尾崎翠」(加藤幸子) 「倉橋由美子」(久米勲) 小論 横川寿美子 マンガ 長谷川義史 エッセイ 金原瑞人 谷川賢作 作家への手紙 「杉浦茂先生」(梶尾真治)「賢治先生」(長野まゆみ) 追悼/阪田寛夫 神沢利子 今江祥智 児童文学ニュース 松田素子 ひこ・田中 遠藤育枝 中井珠子 小森香折 評論 野上暁 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月11日 16時23分14秒
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