カテゴリ:科学誌
興味のある雑誌であったけれど、読んでも理解してる暇ないよな~、なんて思っていた。
で、今回、300号記念 <量子論> こりゃあ、読まねばなるまい(笑 知的好奇心を刺激する記事はいっぱいあるけれど、今回は「量子論」を理解しなければ、意味がない。「相対性理論」はおぼろげながら、そういうものなのだ、という理解はできた。で、なぜ、そうなるのか、という理論が「量子論」の目的なのだな? 結果があって、それがなぜそうなるのかを、説明していく過程で、想像とか思い込みとか捏造を排除した、理論。というわけなんだろうけれど、ど素人のわたしには、コトバではなく、脳内に浮かぶ映像で、「わかった」のかもしれないとしか答えられない。 つまり、「量子論」を基本にしたハードSFを、ビジュアル的に想像できるようになったというわけ。 だから、読んでいても面白い。 「シュレディンガーの猫」 やっと、どういう理論なのかわかった。箱の中の猫が、開けてみるまで生死がわからないから、箱の中では「猫は死んでもいるし、生きてもいる」という状態であるということ。つまり、平行世界に存在しているのだという。 では、わたし自身が、別の世界ではしんでいるかもしれないし、会社の社長になっているかもしれないし、路上生活者になっているかもしれないというわけ。そう考えたら、いまのこの自分をひがんだり、自慢したり、っていうのは、なんだかばかばかしくなるよね。どっかの世界では、自分はべつな人生を歩んでいる。じゃ、このどうにもならない自分の生き様、楽しんじゃったほうがとくじゃない? 人生を悲観して死んじゃう自分がいる世界、不老不死の世界で暮らしている自分。想像したらなんか妙。それは、今現在の自分じゃないからね。 自分の未来は神様が決めていることじゃなくて、自分自身も関与しているんだと「量子論」は証明する。 ま、科学的根拠として盲信してしまうのも、なんかへん。これは、理論であって、実験結果ではないのだから。 ものごとは、理屈どおりには運ばない。 「無」(真空)から宇宙が誕生した。宇宙空間で、星の輝きが見えるのは、そういうこと? 幽霊の正体は、パラレルワールドの住人? 超ひも理論。粒をひもに置き換えるには、想像力より先入観を排除するほうが先かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月02日 21時51分36秒
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