＜創作特集＞

「ねむねむくんとねむねむさん」片山令子
いっしょにねむりたいねえ

「きりんとトースター」二宮由紀子
そうだね、きりんはパンを食べないんだった

「だるま」蜂飼耳
にらめっこするだけじゃなかった

「かえるのじゅんばん」田口犬男
けろけろ、けろろ？　ケロロ？　

「ウサギといっしょ」野中柊
ないしょ、ないしょ？　うちの三女もおなじことやっていそう

「そうかもしれない」内田麟太郎
駄洒落？

「しりとり佐助」梶尾真治
昔話…あれ？　梶尾さんは、『SFマガジン』にも書いていた

「迫田明の美しい十台」森忠明
そんなふうな青春を過ごしたこともあったのかな

「アキちゃんの傘」藤野千夜
「春、ともかちゃんと」岩瀬成子
「満天星の木」小森香折
「愛生園」川島誠

こどもは、夢の中でばかり生きているわけじゃない。こども時代は楽しかったか？　早くおとなになりたかった？　どんなおとなになりたかったのだろうね。

詩　「しんでくれた」谷川俊太郎
　　「ひとりっきり」木坂涼
　　「貝のなかで」若林真理子

声に出して読んでみたら、三女におこられた…なんで？

対談　＜毛利衛×河合隼雄＞
いきなり目標に突っ走るんじゃなく、夢中になれることを増やしていく。それが未来につながっていくのかな。夢が全部かなえられるわけじゃないけれどね。

河合先生の病状はいかがなんだろうか。早期のご回復祈ります。