|
カテゴリ:お母さんお父さんへ
伸びる子は、「どうして、そうなるのか」 と質問するのに対して、
伸びない子は、『答えは、何ですか』 と答えのみを聞いてくる。 顕著な例が、距離と速さと時間の関係の問題です。時間と距離の単位換算の 基本知識が全てあるにもかかわらず、速度の単位変換を出来ない。速度の 決まりも覚えているにもかかわらずです。 基本知識である、秒、分、時間の関係。Km、m、cm、mmの距離の単位関係。 これらを覚えていないことが、出来ない原因であれば、基本演習を繰り返して トレ-ニングで身につけさせれば良い。しかし、その基本知識があるにもかかわらず 距離と速さと時間の関係の問題が出来ない時、理屈を理解しないで、 速さ×時間=距離 距離÷速さ=時間 距離÷時間=速さ を丸暗記した子は、時間と共に忘れていく。しかもこの3つは同じ式である 事に気がつかない。一つを覚えれば、全てが導き出せることを気がつかない。 教えても、納得することを理解の基本にしていないと、覚えていればいいと 思っているようだ。しかし、この距離と速さと時間の関係の問題を理解することは 化学のモルを理解し、理論化学を理解する重要な基礎基盤である。理解の伴わない 暗記をしている子は、新しい分野の関係公式が出るたびに、丸暗記で対応する。 しかし、物理にしても、数学にしても理解を基盤にしていれば、基本の理解で 関係式が導き出せるし、導き出した式が頭に自然に入り込んでくる。暗記に 頼っている子は、力尽き限界だと、自分勝手に限界を感じてしまう。 まだまだ限界ではないのに。孤立した知識を積み重ねるか、ネットワ-クを 持った状態での知識の導入するかの違いです。 まだ上手く説明できていませんが、このテ-マは長く取組んでいきます。 ※ このブログを応援してくださる方は、こちらをクリックしてください。1日1クリックカウントされます。→人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月17日 18時25分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[お母さんお父さんへ] カテゴリの最新記事
|
|