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テーマ:転職・再就職(1120)
カテゴリ:転職相談関連です
ひさしぶりに転職相談関連の話題です。
キャリアカウンセラーをしているワクワクさんの昨日の日記で、場合によってはムリに就職を勧めない場合があるとかかれています。 私も全く同意で、転職より、独立したほうがいいし、やっていけそうだと思うとそちらを進めたりします。ウチは人材紹介業なんで、転職しないとお金にならないんですけどね^^;) この日記を読んで、思い出した事例があります。 高度な英語力を必要とする正社員の秘書職の求人があり、10名程の候補者の方と面談しました。 その中のA子さんは、大手企業で役員秘書と総務経験があり、その後退職し、語学留学。帰国後、派遣で技術翻訳の仕事をしていました。 本人はこの案件に応募したい、というものの、技術翻訳の勉強を続けたいので、その時間が取れるかということを気にかけています。 近い将来、技術翻訳でキャリアの柱として独立も考えているそうです。ただ、今の収入では技術翻訳の勉強の費用が補えないので、安定収入を得ながら準備をしたいというのが応募の本音です。 私は、その人には、本件の応募をお薦めしませんでした。 それであれば、技術翻訳の求人に応募したほうがよほど早道だし、勉強するお金がないなら、親にその目的をしっかり話して、一時的にお借りして、夢に近づくほうがいいとアドバイスしました。 そのほうが自分にムチ打てるので、早く実現します、と。 ここで、また遠回りするより近い職種で経験を積んだほうがいいとアドバイスしました。 その後、彼女から迷っていたことがすっきりとしましたという御礼のメールが来ました。 ・・・転職紹介して、売れたかも知れないのですが、私ってお人よし~ でも夢があって、それに挑戦したい気持ちのほうが強いと、採用基準の厳しい会社の面接はまず通らないです。 それに技術翻訳は、できる人はまだまだ少ないし、ニーズも高いので、しっかり自分に投資しても元が取れる可能性のある仕事です。 あまりにも実現が難しい夢であれば、やめたほうがいいとアドバイスしますが、地に足ついた目標でしたから、背中を押してしまいました。 やりたいことがあれば、自分にプレッシャーかけてやるほうがいいですね。 反対に自分にプレッシャーをかけることができない人は、挑戦という無謀なことはやめて「それなり」に生きる道を探したほうがいいです。 この求人に応募したほとんどの人は派遣での秘書経験者でした。 安定と収入アップを期待した応募でしたが、質問内容は「完全週休2日でしょうか」「残業はあまり望みません」「有休は取りやすいでしょうか」という条件にこだわる人が多かったです。 休暇や自分の時間を優先させたい場合は、正社員より派遣社員の方がいいと思います。 非正社員ばかり増えているのは、私もあまり好ましいとは思ってないのですが、反対に自分自身の生き方の選択肢が増えていることも確かです。勿論、その道を選択した自己責任も問われます。 人はひと。自分はじぶん。 それぞれ自分にあった生き方を目指していく時代なんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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