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テーマ:転職・再就職(1082)
カテゴリ:話題のネタ
私と同業の人材紹介会社をしている企画化己さんが言いだしっぺのオビタスというキャリアのカテゴリーがあります!(学会未承認につき、あくまでも身内言葉ですが!)
オビタス=すなわち『帯に短しタスキに長し』。一見、売れそうなんだけど、売りにくいキャリアの人です。 すなわち、求人の要件をかすめながら、採用要件とは外れている人。企画化己さんの表現を借りると ↓(企画化己さん2005.3.19の日記から引用) 『例えば、『旧国立一期校の理工系学部を卒業している28才、独身。 語学力バツグンで海外営業経験有りの現在フリーター。 希望業界に拘りはないが、年令の割に転職歴が多く、希望勤務地は大阪の自宅から通勤できる範囲内限定。基本的に転居は不可。』 (中略) 「う~ん、ストライクゾーンから外角低めに外れるスライダー・・・。どこか、バランス悪いわ~」みたいな感じ。』 お分かりいただけますか。 企画化己さんの例にあるようなキャリアの人を『オビタス君』と名づけてみます。 私が見るところ、 オビタス君のオビタスなキャリアは、結構、一般的な皆さんの願望を満たしている人が多いように思います。 すなわち、 『そこそこの学歴を持ち、語学または簿記などの資格を数個持ち、数年間のうちに3回以上ポンポンと転職を成功させ、年収も同年代の平均から100万~200万円程度高い。』 これって、この時点で転職成功者として紹介されるパターンかも! これでこの人も落ち着けば、オビタス君ではなくなるのでしょうが、我々の経験上、上記のような経過を踏んできた人は、またもや転職をしようと行動します。 その際の転職先への希望条件は「年収UP」または「経営に関われるポジション」または「転勤がない」または「残業少ない」または「外資系イヤだけど年収UP」みたいな条件が就きます。 上記の経歴にこの条件のどれかを言い出すと、立派なオビタス君の出来上がり! この条件を複数満たさないといけないとなると、これはもはや「オビタス様」。頭が上がりません。 当社のように国内メーカーが顧客先に多い場合は、まず当社からの紹介は難しいです。 勿論、ご本人が卓越した業績、際立った専門分野を持っていたり、よっぽど人手がなくて困っている場合はうまく行く場合もありますが、オビタス君がオビタスである所以は、「少しマシ」な程度なんです。 しかも転職回数が増えるたびに、キャリアの分断があるので、本人が思っているほど専門性に対する評価は高くありません。 当社の顧客企業の大手電機メーカーでは、転職後の1年はキャリアに見なさないという会社もある程。 オビタスキャリアに憧れている貴方!35歳を過ぎるとオビタス君の行く末は厳しいです。気をつけよう! ・・・・・・ 今日の猫ちゃんたちです。 ↓虎猫は朝、キッチンの出窓に入ってしまいます。眠そうな顔でしょ。 ↓黒猫は昨日のイジケは忘れて、ころころと気持ち良さそう!「いい天気にゃ~」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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