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カテゴリ:話題のネタ
当社に再就職支援会社の方から匿名の人材情報をいただくことがある。
当社は人材紹介会社。企業の中途採用支援(求める人材の採用を支援)という位置づけであるのに対し、再就職支援会社は、リストラなどで会社都合退職を余儀なくされた人の再就職支援の業務を委託されている。少しでも早く、受け入れた人を再就職させなければいけない。 当社のような紹介会社の場合は、成功報酬といえ、それなりの報酬を紹介成功時にいただくので、企業側の期待も大きい。当然、直接募集するより、採用基準は厳しい目に設定されている。その分、求人の質もいいものが多いのも確かだ。 再就職支援会社の人が持って来られる人材の方は、一般の求人でなかなか該当せず、ご本人ももっと質のいい求人を望まれている場合が多くようだが、これまでいただいた情報は、あまりにも接点がなさすぎる。 そうすると段々と、「いい方がいらっしゃるので、伺ってもいいですか」と連絡をいただいても、『どうせ、また難しいだろうな』と乗り気でなくなる。 で、経歴書を拝見すると、やっぱり、う~ん・・・。 「もう、お手間ですからいいですよ。4月から個人情報保護法もスタートして扱いも難しくなるのに。。該当しそうな求人が出てくればこちらから連絡しますから。」と言っても、「いえいえ、ご本人は紹介会社に登録を望んでおられる方ばかりなので、そこは大丈夫です。また来ます!」 ・・・まぁ、当社としてはなんら費用のかかることではないので、情報をいただけるのはありがたいことだけど、あまりにも当社の委託求人から外れすぎると無意識に『あそこはダメ』と思ってしまう。 時々、求人企業から紹介会社に対する不満を聞くことがある。 それは、『まったく採用基準から外れた人材ばかりの提案を受ける』というものだ。『かえって手間ばかりかかるし、自分の会社を理解してもらえているのかという苛立ちを感じる』という。 そりゃ、そうでしょね。 大暴投ばかりしていると、投手への信頼はなくなる。「あいつはダメ」となって当然。人材提案もストライクゾーンに近づけた提案をしていかないと、へんな先入観になってしまうということを、この再就職支援会社さんの行動から学ばせていただきました。 日々、勉強。 ****************************** “石見”姓の情報を探しています!理由は2005年3月26日の日記をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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