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2017年03月04日
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ミツオーです。子どもが、寿司らしい寿司を初めて食べました。ものすごく気に入ったようです。うれしいような、残念なような。


さて、アメリカメジャーリーグで、今シーズンからの新ルールとして「投げずに敬遠四球」を導入することが決定したというニュースを見ました。


監督から球審に、打者を敬遠する旨の意思表示をすると、投手が4球投じることなく打者を一塁へ歩かせることができる、というこの制度。
導入の理由は、野球の試合は長すぎて、そのせいでファン離れを止められないから、だそうな。



いろいろ、本末転倒!!


野球ファンが減っている(かどうか知らないが)のは、試合が長いからか?
面白い試合が減ってるからじゃないか?
見たいプレーを提供できていないからじゃないか?

仮に試合が長いのが悪いことだとしても、敬遠四球で4球投げる時間を節約するより、もっと時短できる方法があるんじゃないか?
米国のことは知らないが、日本の学生野球(とくに高校生以下)の試合なんか、めちゃくちゃ試合時間短いぞ。

だいたい、敬遠だろうが何だろうが、四球は四球。
投手が投げない四球にどんな意味がある?

…まあ、「敬遠四球の球を打つというドラマがなくなる」ということまで言い立てるつもりはないのですが、そういうマンガや新庄剛志みたいなことや、敬遠四球で暴投などのエラーが起きることの可能性をまるきりゼロにしてしまうのは、たしかに面白くない。


第一、敬遠なんてのは、ストライクゾーンに関するルールを利用した中で生まれた、方便でしょうが。
ルール解釈の上で生まれるプレーを、制度として固定するってのがどうにも納得イカン。



わたしが子どものころ、近所のせまい公園で、ゴムボールとプラスチックバットでやっていた野球を思い出します。
あまりに本塁打が多いため、打った瞬間それとわかる本塁打では、ベースを一周しなくてよいことになりました。
やりこんでいくうちに、本塁打以外はアウトというルールになり、しまいに面白くなくなってヤメました。

メジャーリーグでもそのうち、スタンドインの本塁打は走らなくても得点とする、とか言い出すんじゃないか?



わたしは、野球というのは、そのフィールドのサイズといい、ストライク3つで1アウト、3アウトで攻守交替に代表される数の設定といい、極めて高度に微妙なバランスのとれたゲームだと思っています。
そしてそのバランスの良さこそが、基本的なルールを変更する必要なしに、長く愛され、楽しまれてきた所以だと思っています。


世の中には、点数の入り方なんていう、根幹にかかわるルールを変更せざるをえなかった競技もあるのですよ。
なのに野球は、


「打者有利すぎるから、ピッチャーをあと1メートル前から投げさせようぜ」とか、
「場外ホームランは偉いから2点入ることにしようぜ」とか、
「イチローは内野ゴロをヒットにしちゃうから、左打席は禁止にしようぜ」とか、


そういうバカな変更はせずにここまできたのです。
それほどまでに野球とは、完成度の高い競技だと思うのです。

「投げないけどフォアボール」という、もう言葉としてもまるで破綻しているおかしなルールは、せめて日本では(そして国際試合では)適用されませんように。


…てなことを、考えました。





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最終更新日  2017年03月04日 10時10分04秒
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