ミツオーです。三重高校、惜しかった。


さて、ケガで戦列を離れていた川崎の櫻井光輔騎手が、昨日のレースで復帰しました。
３鞍騎乗を終えたタイミングで、お話を聞くことができました。


｢やっと戻ってくることができたな、という気持ちです。またこれから頑張らないと、と今日改めて思いました｣


年明け早々の落馬事故でケガを負った櫻井騎手。


｢今年は正月のメインレースを勝たせてもらって、これから頑張るぞ！ってときに、その開催の後半は熱発で休んでしまったり、その直後（12日）の落馬事故だったり、入院中もインフルエンザにかかって手術が遅れたりと、いろいろあって、幸先悪いというか、ちょっとつまずいた感じでしたね｣


と振り返り、


｢デビュー年は厩舎の支えもあってたくさん乗せてもらえたんですが、乗り数にくらべて勝ち数や連対率が低いので、満足できていない部分が大きいです。
上を目指すためには、なるべく目標を高く持たなきゃいけないと思っています。

精一杯ひと鞍ひと鞍、大切に騎乗して、また何かしらの賞をもらえるように、南関東での存在感を増していけるようアピールしていきたいです｣


ヤングジョッキーズシリーズについて聞くと口調が熱をおび、


｢そこ、自分でも意識しています。
去年はデビューしてすぐ川崎のトライアルだったので、自分の中でヤングジョッキーズシリーズをしっかり意識できていなかったんです。
それで最後、予選で落ちてしまったので、今になってかなり悔いが残っているんです。
やっぱり中央に乗りに行きたいですし、そこは意識してます。フツフツと｣


今年中に自力で減量を解除したいと言う櫻井騎手にとっては、最後のチャンスとなる、またそうしなくてはならない今年のYJSに向けて、意気込みを熱く語ってくれました。



写真をお願いすると、自身の勝負服を｢桃色でなく桜色です｣と言う櫻井騎手、


｢桜に復帰が間に合えばよかったんですけどね｣


と、葉桜になりかけの木をバックに選んでの撮影となりました。




年度があらたまり、ここから櫻井騎手の今年が始まります。