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カテゴリ:がんばれ地方競馬
ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。 さて、川崎競馬3日目のメインレースは、報知オールスターカップでした。 勝ったのは、昨年の羽田盃馬・ヤマノファイト。直線、タービランスとの追い比べを制しての優勝でした。 (レース後のヤマノファイト 写りが悪くて申し訳ありません) 表彰式で本橋孝太騎手に話を聞くと、 「ファイトに乗るときは、いつも上手に乗ってあげられなくて。 今日もボクがちょっとはやってしまったのを、馬ががんばってくれました。 直線は、タービランスはソラを使う馬だとわかっていたので、ちょっと離して行ったんですが、泰斗さんもそれをわかってて馬を寄せてきたので競り合いになりましたが、がんばって勝ってくれました」 この表彰台で、本橋騎手は非常にいい笑顔でした。 が、わたしがこのとき思い出していたのは、昨年の東京ダービー前にちょっとだけ、ホントに通りすがりのようにして本橋騎手と話したときのこと。 戦績から、当然一番人気になるであろうと思われたヤマノファイトについて、 「馬は同世代で一番強いことはもう証明されてるわけだから、あとは人間がヘタをうたなければ」 と、本橋騎手はそのときそう言って、いくらか緊張したような笑顔を見せたのでした。 それを思い出して、この人は東京ダービー(に限らず)での敗戦を心底くやしく思っていて、しかもそれを自分の騎乗のせいだと思っているのだなあ、と、そういうことを思ったのですよ、わたくしは。 馬が走らなかった、と言うことも(思うことも)できると思うのです。 が、そういうことは言わないし、そう考えることもしない。 勝ったレースの表彰台でも、ちょびっとだけとはいえ反省の言葉を入れてくる本橋孝太騎手に、わたくし少なからず感動したというお話(やや大げさ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月07日 09時30分06秒
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