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カテゴリ:実況の仕事
ミツオーです。豆まきの豆は、4つ食べました。
さて、一昨日のこと。 大井競馬場には、少し強い風が吹いておりました。 大井競馬場実況席は、スタンド最上階のテラス部分にあります。 室外なので、冬は寒いのです。 大井競馬場のスタンドは、南南東向きに建っています。 ので、この時期特有の、北西風は、実は実況席には当たりません。スタンドがさえぎってくれる。 冬でも、そして真夏であっても、海方面から吹いてくると、まともに吹きつけてきます。コレは寒い。 ![]() (これだと微妙な風向き) 一昨日の風は、まさにこの南風でして、実況席は凍える寒さでした。気温そのものは、そう低いわけでもなかったのですが。 そして、風の吹きかたも問題でした。 時々、急に強い風がビュッとくる。 競馬実況には(競馬じゃなくても、実況をするときは)手元に諸々の資料が必要です。 競馬の場合、専門紙というありがたいものがあるので、実況者各々が独自に手を入れた専門紙を、目の前に置いて使っています。 もちろん風に飛ばされないよう、重しつき。 一昨日のあるレース中。 急な突風が実況席を襲い、紙資料をまきあげました。 風対策の重しもろともに。 わたくし、実況者の脇でサポート役をしていたのですが(弊社ではサブと呼んでいます)、目の前を飛びよぎる専門紙に驚き、とっさに手を出すと、うまい具合にキャッチ! おおお。何だか知らんが役に立ったんじゃない?オレってば。 繰り返しますが、大井競馬場実況席はスタンド最上階にありますので、ここからモノを落とすのは厳禁です。危ないもん。 紙なら、まあケガ人が出ることはないでしょうが、上に述べたように、それはただの専門紙ではなく(主催者から提供を受けたものなので、値段としてはタダだが。そういう意味ではなく)資料として、実況者がイロイロ手を加えたものです。 ようするに、仕事中になくすのは惜しい。 この後、次の突風に備え、実況者前に特製風防を設置しましたが、そうすると急に凪いだりして、ホント、意地悪な風でした。 冷たい風に震え、資料を巻き上げられないよう気を使いながら、弊社・実況隊(そんな隊は本当はない)は頑張っています(たまには苦労話も書いて、あちこちにアピールしてみる)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月05日 11時38分52秒
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