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ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2012/06/23
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カテゴリ:ワイン会・オフ会
前編より続く


WineKai 2012.6.21 Korn no Reisei Potage.jpg
焼きとうもろこしの冷製ポタージュ
クリーミーで、甘味と塩味が良いバランス。
淡い甲州も苦いソーヴィニヨンブランも甘めのシャルドネも、白なら全てに対応可能。


WineKai 2012.6.21 Bottles-2.jpg
ここより赤編。画像ピントがずれてしまった。



WineKai 2012.6.21 -9.jpg
9:アンサンブル藍茜2009

香りは杉、革、カカオ、土、ブラックベリー。
味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。

グラスに注がれた直後は、杉の香りが強く出て、チリや若いメドック・カベルネっぽい印象が強かった。
これは時間経過で落ち着き、そこからは自分が知る藍茜の味と香り

この美味さは一体何なのか、話を聞いてみると
「正直、藍茜はやり過ぎました。完全にオーバースペックです。」
「おかげでコストは高く付いてますが、多くの人が手を伸ばすスタンダートラインにこそ一定以上のクオリティが必要との判断から、あえて踏み切りました。」
(こんな感じのコメントだったかな?)

・・・やっぱりあれは普通じゃなかったようだ。
同価格のオーメドックとかと比べても、完全に勝ってると思えた美味さ。
この価格の低さ(安さとは言わない事にした)と完成度の高さには相当な方針と決断があったらしい。

少なくとも自分は、このワインを飲んでメルシャンのファンになったと言っていいw。
メルローの渋味と重さをベリーAの甘味と軽さで補い合う、藍茜の若飲み適性の高さも自分向きで気に入ってる。


WineKai 2012.6.21 -10.jpg
10:長野メルロー2007

香りは杉、土、カカオ、ブラックベリー、チョコレート、インク。
味は渋味と甘味。余韻に苦味と甘味。

こちらも最初はチリっぽい雰囲気だったが、15分程度の時間経過で徐々に解消。
流石に上位ランクなだけあって、藍茜と比べても渋味と甘味のバランス感は上。
味と余韻の伸びも同一線上に格上なのが分かる。

惜しむらくは、藍茜の完成度とコスパの高さ故に、このボトルを積極的に選ぶ動機が薄くなる事か。
正直、自分には藍茜で十分満足出来てしまう。
熟成のポテンシャルは確かなのだが、若飲み好きの自分には必ずしも必要ではない。

藍茜の美味さがこんな形で足を引っ張るとは皮肉。
何だか長野メルローの感想のはずなのに、藍茜の事ばっかり出てきてしまうw。

一人で1本じっくり飲むと、また感じ方も変わるかもしれない。
その時が来たら、サントリーの「登美の丘」との飲み比べもやってみようと思う。



WineKai 2012.6.21 Buta no Grill.jpg
イベリコ豚のグリル 実山椒味噌風味
ああ、これは良い味だ。メルローにバッチリ合ってる。
山椒と味噌が、土や杉の香りをソフトに包み、肉と脂の旨味と甘味がワインの渋味をしっかり受け止める。
特に山椒の香りと風味が、一緒に飲むワインの幅を拡げてる感じ。



WineKai 2012.6.21 -11.jpg
11:マリコヴィンヤード・メルロー2007

味も香りも、基本は長野メルローとほぼ同じ。

だがこちらの方が長野メルローと比べても、もっと まとまりが明確
特に甘味の出方がクリアー。
樽も効いてて、長野より さらに熟成で化けるタイプに感じる。
10年位は寝かせてみたい。

限定生産の上に入手ルートも限られてる結構レアなワインなので、ファン向けアイテムの側面も有るのかな?
品質はかなり上等なものと思う。
心なしか、色合いも先の2本より綺麗に感じる。


やはり赤は「アンサンブル・藍茜」が頭一つ抜けた。
出来が良過ぎるのも考え物か。
この高コスパによって、高級レンジの存在感が霞んでしまう。


WineKai 2012.6.21 FarBreton.jpg
ファーブルトン(チェリーのクラフティー)
パンプディングみたいな食感だね。
紅茶が飲みたくなる。
御馳走様でした。


あわ4種の制覇、ボトムラインナップの確認、上位ボトルとの比較等、かなり興味深いワイン会となりました。
有難うございます。次回参加する時も宜しくお願いします。


とりあえず、来月頃には「甲州きいろ香」と「ももいろメルロー」の購入を前向きに検討してみよう。
シャルドネやソーヴィニヨンブランと同列に見られる甲州というのも探してみたい。
デイリーと贈答用に「萌黄」のストックも増やすつもり。


 二次会編に続く





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最終更新日  2012/06/25 02:00:14 AM
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