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カテゴリ:スペイン
もらいもの スペイン DOイエクラ フィンカ・ローザル・モナストレル2014 Finca Rosal Monastrell ヴェンニコ・エクスポート(?) ハメッケン・セラーズ(瓶詰め?) Vinnico Export Hammeken Cellars モナストレル(ムールヴェドル)100% ステンレスタンクでマロラテイック発酵 ステンレスタンク熟成6ヶ月 ワインの15%は1~3年使用したフレンチオークと アメリカンオークのバリック樽で熟成6ヶ月(PDF) アルコール分14% 輸入:株式会社オーバーシーズ 参考価格:1200円前後 色はやや濃い赤紫。 香りはブラックベリー、インク、プルーン、ザクロ、イチジク、カラメル、革?檜? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い渋味と酸味を伴う薄い苦味。 まあまあ美味い。 渋味を前面に乗せ、香りと合わせた酸味を上手く押し出し、苦味で要所を補強。 フルーティーさを出しながら、樽感を活かしたコクも演出する。 アルコール分14%だが、あまりその辺のアルコール感の厚みは有りそうで感じない。 そこそこ濃いけど、結構飲み易さも有る。 渋味の出方が標準で緩い傾向が有るが、これはこれで飲み易さの内。 90分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温24℃、湿度55%) 欲を言えば、もっと樽を効かせてフルーティーさを抑えられれば重厚感を伸ばせたはず。 この状態だと、どこか赤ワインとして中途半端。でも、これは好みの問題も大きいな。 濃さと一緒に重厚感を求める飲み手には物足りなさが有るが、飲み易さを求める飲み手にはこれ位が適切なところかも。 何か・・、小さいながらも綺麗にまとまってる感じ。 果実の厚みを活用しつつ、樽感で程々に枠をつくったスペイン赤。 万人向けとは言わないが、この飲み易さは十分な長所と言える。 ガブ飲みはちょっとキツいけど、じっくり飲む様な気張ったワインでもなく、気軽に飲める分かり易さと取っつき易さが有る。 ビーフシチューやハッシュドビーフ等の、赤ワインを用いた煮込み料理によく合う。 塩胡椒でただ焼いただけの肉とかだとワインの果実感に引き摺られるかもしれない。 甘酸っぱいならぬ、苦酸っぱい味に合わせる感じで。 チーズに合わない事もないけど、その場合ナッツとドライフルーツ(←大事)も有ると安心。 値段相応。 例えば渋味を活かしたボルドーワインより、果実味に重点を置いた赤ワインが好みの人なら気に入る。 スペイン赤が好きな人なら気に入りつつも、もう少し樽感を効かせても良かったのに、と惜しいものも感じそう。 980円のワインのワンランク上。
1200円弱、まぁこんなもんでしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/06/09 04:06:03 AM
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