ロワール フィリップ・ド・ヴァロワ2008 カーヴ・ド・ヴァン・デ・ブルグイユ
もらいもの 名前が2つ有るんだけど、どんな事情なんだろう? ロワール トゥレーヌ地区 AOCブルグイユ フィリップ・ド・ヴァロワ(ラ・ヴィネ・デュ・ロイ) 2008 Philippe de Valois(La Vinee du Roy) カーヴ・ド・ヴァン・デ・ブルグイユ Cave de Vins des Bourgueil カベルネフラン100% アルコール度12% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 参考価格:1980円色は透き通った鮮やかな紫。香りはカシス、チェリー、草花の茎、紅茶(アッサム)、インク?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に軽い苦味と酸味を伴う渋味。香りは悪くない。ロワール特有の青臭さや土臭さは控えめで、まずはフルーティーさを前面に出す。味もシンプルで苦味を絡める分かり易さ。渋味はしっかり有るはずなんだけど、どこか飲み口が軽やかな感じでボジョレーワインみたいな味わい。重すぎず軽すぎずで、そこそこ飲み易さがある。フルーティーさに若草のニュアンスが伴い、とにかく魅力が分かり易い。味自体はシンプルだが、余韻の苦味がどうもしつこいかな!?これがシンプル過ぎる味に厚みとアクセントを付加する役割を担ってるし、土地と品種の個性を生む部分だが、軽やかさ・飲み易さの長所を削る部分でもある難点。ロワールの赤として、どこまでも正統派。嫌味にならない程度のほのかな青臭さに、渋味基調だが軽やかな味わい。苦味の出方には少々難が有るが、それも重さと軽さの両立故のもの。ツマミは肉って感じじゃないな。山菜の天麩羅みたいな、野菜系の料理に合う赤ワイン。でなきゃテリーヌとかのあっさりしたもの。それでも肉と一緒にいくなら、蒸し鳥肉のスライスにバジル等のハーブ系ソースとパルメザンチーズまぶし位か。値段相応。もう少し苦味を抑えるか、甘味を出すかが出来れば化けたと思う。ロワールのカベルネフランワインとしてはなかなかの佳作。★お奨め!ブルグイユ[2008フィリップ・ディ・バロワ価格:1,995円(税込、送料別)楽天ではアサヒヤのみ。標準的価格設定。