「西原理恵子の人生画力対決」観覧
第8回「西原理恵子の人生画力対決」というのを一人で見てきた。ゲストが松本零士・須藤真澄・くるねこ大和。西原先生のマンガは全く読んだことないし、松本先生に思い入れもさっぱりないけど、普段メディアに露出しない須藤先生とくるさんを一緒に生で見られるチャンスはそうそう無いだろうと。私には珍しく有料のイベント(\3000)で、emiさん曰く競争率が高いらしく、そんなイベントに来る熱意溢れた人たちに気おされそうだから、行くかどうかすごく悩んでたんだけど、発売日の発売時間にあわせてローソンに行ったら、すんなりチケット買えちゃってさ(^_^)ゞ。 新宿ロフトプラスワンに開場時間18時のちょっと前についたら結構行列してたけど、チケットの整理番号順に入場だったから割と早く入れた。地下の劇場で、パイプ椅子がところ狭しと並べられ、一人だったおかげで前のほうの一つだけ空いてた席をゲット。書画カメラのライトがまぶしくて、出演者の顔がちょっと見づらかったけど。居酒屋風に飲食しながらイベントを見られて、その売上が出演者のギャラに反映するシステムとかで、入場時に番号札とメニューを配られて、店員さんが注文をとりに回ってくるので、ジンジャーエールとフライドポテトを頼んで、膝の上にお皿を置いて食べながら19時の開演を待つ。結局それがこの日の夕食でした(-_-;)。 第1部は西原先生と松本先生の対決のまえに、ちょっとスペリオールの編集の八巻氏と西原先生のトークの時間あり。うーん、西原先生ってグラマーだなあ。トークの鋭さが怖いけど。で、999のテーマ曲にあわせて松本先生登場。写真撮影OKなんだけど、書画カメラが邪魔で、私のケータイじゃまともな写真は撮れなかった。メーテルとかハーロックを描いているところを生で見られるのは感動モノ…のはずだけど、999は見たことあっても、ハーロックって見たことも読んだことも無いなあ。ヤマトのストーリーもよく知らないし、会場の盛り上がりにイマイチついていけず(^_^)ゞ。で、長い昔話をはさみつつ対決が続く。松本先生の描くヒゲおやじは上手だったけど、サザエさんはなんか失敗パーマ見たいになってるし、ゴルゴ13はモンキーパンチ風味だった。西原先生の絵は…確信犯でしょう、あれは。アトムとかサザエさんとか、私のほうがどっちの先生よりも絶対上手く描けそうな気がするぞ。スペリオール本誌で見られるのはいつになるのかなあ。最後にヤマトも描いてたので、1部と2部の間の休憩のときに、観客が見られるようにそのヤマトの絵が演壇(?)に置かれてたんだけど、そのスケッチブックの写真を撮るために大行列が出来てた。すごいな。 第1部で松本先生は帰っちゃって、第2部は西原先生と須藤先生とくるさんの対決。私はこっちが楽しみだったのに、写真撮影NG。ちぇっ。登場曲はトトロの主題歌「さんぽ」。合ってるなあ(笑)。生須藤先生は何年か前に個展を見に行った時に遭遇してるので、前に見たとおり(笑)。生くるさんは蛍原みたいな髪形になったってブログで描いてたけど、どっちかというと、のだめ仕様の上野樹里みたい。2人とも緊張を紛らわすためにだいぶ飲んで来たらしく、饒舌だった松本先生と比べてほとんど喋らない。で、課題を与えられると黙々と絵を描く。須藤先生のいやにリアルなフレディ・マーキュリーと太陽の塔と、くるさんの昔からよく描いてたんだろうなあっていう感のあるナウシカがスゴかった。北島マヤとかドラえもんとか猫村さんは私のほうが上手く描けそうだなあ。あの対決に加わりたかったー(笑)。最後にジャンケン大会があって、勝った人は4人の先生の寄せ書きの色紙をもらえるんだけど、その色紙もひねりが効いてて面白かった。とくに須藤先生、さすがだー。 第2部が終わったのは10時半で、退出時に飲食の精算をするので大行列。演壇にも行列ができて握手とか差し入れとかしてたけど、後ろ髪を引かれつつ帰るほうの列に並ぶ。会場を出る時、花輪をばらした花束をお客さんに配っている男女2人組がいて…もしかして花福さん?と思わず声をかけてみたら、本当にそうでした。時たまお店の前を通っても買い物したことなかったから、店長の顔を初めてまともに見ちゃった。明るく声をかけながら花を配ってたから恐怖刺激な感じは全然ないし、kozaruさんも美人~。きれいな花束までもらっちゃって、最後にいいお土産が出来たわ♪面白いイベントでした。