「ワールド・オブ・ライズ」試写会
「ワールド・オブ・ライズ」の試写会に行ってきた。国際フォーラムが会場で、地上広場は映画の巨大ポスターとかキャッチコピーがあちこちにある。そんなに宣伝に気合が入ってる割にはリドリー・スコット監督の舞台挨拶がキャンセルになったとかで、本編の前にレオナルド・ディカプリオの短~いビデオメッセージが上映された。レオ様も言ってたとおり、原題は"Body of Lies"なのよね。bodyを辞書で引くと「体」のほかに「死体」とか「団体, 機関, 隊, 群; 大量, かたまり」とか、いろんな意味が出てくるから、原題のままのほうが含みがあっていいんじゃないかと思うんだけどなー。 映画のほうは、中東で活動するCIAの工作員(レオナルド・ディカプリオ)と、アメリカから指示を出す上司(ラッセル・クロウ)が、対立しながらテロ組織を追うお話、かな。その過程で嘘がでてきて、あちこちの嘘が重なってドンデンがえしが待ってたりするわけです。レオ様の最近の映画は「ディパーテッド」と「ブラッド・ダイヤモンド」しか覚えがないけど、今回もキャラがあんまり変わらないよーな。タフっぽく眉間にしわ寄せて悪態ついて走り回ってる感じ(笑)。それに引きかえラッセル・クロウのタヌキ親父っぷりはすごい。わざわざ太っただけのことはあるわー。自宅で子どもの世話をしながらイヤホンマイクで指揮をする姿が小憎らしいったらもー。その2人と絡むヨルダンの冷酷な情報部員を演じるマーク・ストロングがちょっといい感じ♪最近では「サンシャイン2057」と「スターダスト」に出てたとか。見覚えがあるようなないような…。イギリス出身だけどお父さんがイタリア人でお母さんがオーストリア人で、ヨルダン人の役をやっちゃうのね。レオ様もアラビア語をしゃべってたけど、現地の人が聞いても違和感がないものなのか気になるなあ。話が理屈っぽくて眠くなる部分もあったけど、サスペンスは上手く出来てるし、ハイテク映像なんかも楽しめて、まあまあ面白い映画でした。ディパーテッドブラッド・ダイヤモンド