第1学区　学級日誌

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• 「英国王 給仕人に乾杯！」試写会

  　「英国王 給仕人に乾杯！」の試写会に行ってきた。チェコ・スロヴァキア合作チェコ映画で、チェコ映画を代表するイジー・メンチェル監督の最新作だそうです。ええそうですとも。タイトルの「英国王」に惹かれただけですとも(笑)。チェコの国民的人気作家ボフミル・フラバルが原作で、英語のタイトルは"I served the King of England"。この作品が出版された'71年当時にはかなり反体制的なタイトルだったみたい。　20世紀前半のチェコが舞台で、主人公の小男ヤンが大金持ちになるのを夢見て、パブやホテルで給仕人として働き、行く先々でいろいろな「ドンデンがえし」を経験していくお話、かな。若いヤンと老いたヤンの二人一役で、老いたヤンが昔を思い出す形で物語がすすみます。ヤンは無邪気な感じなんだけどものすごく要領がよくて、誰かに気に入られては周りに妬まれる羽目になったりするのが「ドンデンがえし」なわけね。でも英国王は出てこないし、英国王に給仕したのはヤンじゃなくて、貫禄たっぷりのカッコいい給仕長だったわ。身分や民族の違いが描かれたり、スラブ人のヤンがドイツ人の女の子に恋したり、ナチス・ドイツ支配下での悲劇があったりするんだけど、全体的におとぎ話みたいで、この時代を描いたものにしてはあまり悲惨さを感じなかったかな。フォレスト･ガンプみたいな感じかも。それにしてはハダカのおねえさんが(おじさんも)いっぱい出てくるけどね。きれいな映像で、けっこう笑えるし、不思議な余韻のある映画でした。　会場は東宝試写室だったんだけど、後ろの席の男性が、脇役でよく見かける背の高い俳優さんだっ。でも名前を知らないし、何に出てたのかも思い出せないorz。まさか本人に名前を聞くような失礼なマネもできなかったので、帰ってからいろいろ検索してみたけど、どうしても見つからない。次にあの俳優さんを見かけたら、絶対名前覚えてやるっ。

  2008.12.02

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• 「空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-」試写会

  　「空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-」の試写会に行ってきた。航空自衛隊、航空救難団の女性初の救難ヘリパイロット(実在しないそうだけど)になった主人公が、いろいろと葛藤しながら成長していくお話、かな。航空自衛隊・海上自衛隊の全面協力でリアルに描かれるそうだから、こーいう映画は乗り物大好きな父と同行だ。「UH-60Jの映画なんて珍しいじゃないか♪」と、父は見る前からかなり楽しそう(笑)。　こっちは型番(?)を言われてもわからないし、23歳の主人公・遥風を演じる高山侑子さんてのが何者かもわからないので、事前にちょっと検索。…ピチレモンのHPがヒットして、高校生のモデルさんが出てきた。まさかこれじゃないだろ～。それともデータが古いのかな？と思ったら、ホントにこのお嬢さんが主役でした。「ゆうこりん」のお父さんは新潟県中越地震で救助活動をした新潟救難隊員で、訓練中の墜落事故で殉職されたとか。そのつながりは大切かもしれないけど、1992年10月生まれって、撮影中はまだ15歳だよね？それを23歳の自衛官の役って、無茶するなぁ(@_@;)。そんな余計な知識を仕入れてしまったせいか、渡辺大(渡辺謙の息子)や他の若い出演者もほとんど知らない人ばかりだったせいか、ドラマの部分がどーにもいただけない…。救難隊の女子同士のガールズトーク(?)がものすごくわざとらしく感じられるんだけど、年齢が離れすぎてて理解できないだけかしら(^_^)ゞ。三浦友和とか木村佳乃も出てて、若者たちを見守る頼もしい上官たちがカッコよくはあるんだけどねえ。「252」でも出てくる「救えないこと」の辛さも描かれるんだけど、どうにも昔懐かしい青春ドラマの香りがして引くのよねー(^_^);。まあ、乗り物系の映像はマニアじゃない私が見ても迫力があってすごかったかな。「スカイクロラ」とは違って全部ホンモノだし、父は大喜びでした。あとでUH-60Jだとか護衛艦の艦載機ヘリSH-60とかの違いを熱く語ってましたよ。そういうのが好きな人にはオススメだっ。うんうん。

  2008.11.25

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• 「誰も守ってくれない」完成披露試写会

  　「誰も守ってくれない」の完成披露試写会に行ってきた。またTOHOシネマズ六本木ヒルズ。司会は笠井アナで、佐藤浩市、志田未来、松田龍平、佐々木蔵之介、柳葉敏郎、石田ゆり子、佐野史郎、君塚良一監督の舞台挨拶あり。松田龍平の猫背っぷりと、ギバちゃんが意外に背が高くないのと、君塚監督の場慣れっぷりが印象的。モントリオール映画祭で脚本賞を受賞した作品だとか。その時のグランプリが「おくりびと」だったわけね。　映画のほうは、高校生が殺人事件を起こして逮捕されて、その中学生の妹(志田未来)をマスコミや世間から保護する刑事(佐藤浩市)のお話。容疑者の家族の保護という重たいテーマで、主人公の刑事は過去の事件で心に傷を負っていて自分の家族がバラバラになりそうなのに、自分の娘と同い年の女の子を保護するためにあちこち逃げ回る羽目になるのね。女の子は女の子で、自分のせいではないのに家族から引き離されて学校にも行けなくなって、ものすごく傷つくわけです。で、行き着く先が西伊豆のペンションなんだけど、ここの経営者夫妻は別の殺人事件の被害者の家族で…というような、どこまでも重い話です。どこに逃げてもすぐばれてネットにさらされるような、ネット社会の空恐ろしさなんかも描かれます。まー、いろいろと腹立たしい登場人物の多いこと(^_^);。松田龍平が演じる後輩刑事が「あしたの喜多善男」の平太さんのまんまで、いい息抜きになったかな。セミ・ドキュメンタリー撮影という方法(2台のカメラで同じシーンを何回も撮影したとか)で、撮影は大変だったそうだけど、言われて見ればリアリティのある映像になってるのかな？もらったプレスシートを見ると、登場人物の設定が実はものすごく細かい。映ってないところも凝ってるのね。作ってるのが踊る大捜査線に関わってる人たちだから、重いとはいっても、ちゃんと楽しめるように出来てるし、最後にはちょっと希望が見出せる感じになってました。　オープニングとエンディングに流れる主題歌「あなたがいるから」がものすごくいい感じ。リベラっていうイギリスの少年合唱団(?)だそうで、公式サイトで視聴できます。英語の歌で歌詞はあんまり聞き取れなかったけど、映画に即した内容になってたみたい。プレスシートに歌詞が書いてあったからうれしいな♪日本のほかのドラマの主題歌にも使われてたらしいから、図書館にCD置いてあったりしないかなー(笑)。

  2008.11.10

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  「252 生存者あり」ジャパン・プレミア

  　「252 生存者あり」のジャパンプレミアに行ってきた。シネトレさんのご招待で、会場は国際フォーラム・ホールA。早い者勝ちでレッドカーペット観覧のチャンスもあったけど、フツーに仕事してフツーに開場時間頃に会場着。もうレッドカーペットイベントは始まってるようで、消防車が見えたり黄色い歓声が聞こえたりしてる横をフツーに通り抜けて座席券交換。予想通り2階席の後ろのほうだったけど、そのあたりの席の人たちはみんな開演直前に1階の後ろのほうの席に移らせてもらえた。客足が鈍かったのか、座席券の配分ミスかな？　また伊藤さとりさんの司会で舞台挨拶あり。伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一、桜井幸子、大森絢音ちゃん、松田悟志、杉本哲太、MINJI、水田伸生監督。公式ブログに記事が出てたけど、キム兄がいるおかげで面白かった♪山田孝之がやけに小さく見えたのが印象的(笑)。今年の流行を取り入れたチェックの服(?)で、フリートークはダメな感じだったなー(^_^);。　映画のほうは地震と高潮と大型台風に立て続けに見舞われた東京が舞台で、銀座線新橋駅が崩落して、地下に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員(伊藤英明)と耳が不自由なその娘とか落ちこぼれかけの研修医とか大阪の町工場のお父さんとか韓国人ホステスさんとかが生き残るために奮闘して、それを助け出そうとがんばるハイパーレスキュー隊員(内野聖明)たちのや気象庁の人たちのお話、かな。252は「生存者あり」という実際に使われている通信コードだとか。覚えておいたら役に立つかな。とにかく新橋駅がリアルですごいし、ニュースで話題にもされてたようにフジテレビの球体展望台が海に落ちたりもするんだけど、そんなものすごい災害が起きてる新橋とお台場の中間にある汐留の日本テレビがフツーに放送しててるのは納得いかないなー。日本テレビがこの映画の企画制作なんだから、自分とこの被害状況もちゃんと想定して描かないといけないんじゃないのー?(笑) 他にもツッコミどころは満載なんだけど、二次災害を出さずに救出活動をする難しさとか、兄弟の葛藤とか、夫と娘が埋まってるのに自分は何も出来ないお母さん(桜井幸子)の苦しみとか、人間ドラマも描かれてるので、重みはあります。伊藤英明の頑丈さとか、ラストの不思議さが気になるっちゃー気になるけど、エンターテイメントとしては面白い映画でした。　上映後に、MINJIが再登場して主題歌を熱唱。映画のエンディングで聞いたばかりなんだけどね(^_^);。上映前に歌ってもらったほうがよかったんじゃないのかなー。海猿頑丈な伊藤英明MINJI／LOVE　ALIVE

  2008.11.04

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  「ザ・ムーン」試写会

  　「ザ・ムーン」の試写会に行ってきた。TOHOシネマズ六本木ヒルズが会場で、バズ・オルドリン元宇宙飛行士（アポロ11号）舞台挨拶付き。不勉強で申し訳ないことに「それ誰？」って感じだったんですが、ニール･アームストロングの次に月面に降り立ったスゴイ人なのね(^_^);。アームストロングの名前は知ってても、一緒に月に行った人の名前は知らなかったなー。ロマンスグレーで貫禄と茶目っ気たっぷりのおじいさまでした。78歳とか。「バズ・ライトイヤー」の名前の元になった人だそうだけど、ご本人は「MTVのバズとかバズ･ライトイヤーとは関係ないから混同しないで」って。MTVのバズが何者かは知らないけど、バズ・ライトイヤーは説得力がありそうなのに(笑)。ステキな奥様が同行してきてて、今日は誕生日だとか。おめでたいですね。観客からの質問の時間もあり、手を挙げてるのはおじさまばかり…。「人類が月に行ったことを信じないバカ者になんと言いたいですか？」みたいな質問があって、そこでまた不勉強で申し訳ないことに「アポロ計画は40年も前の話だから、今どきの若者は知らない人が多いってことかな？」と思ってたら、オルドリン博士の回答は「そういう人は相手にしない」とか「でも殴っちゃうかも」とか。ああ、「カプリコン・1」みたいな捏造疑惑のことだったのね(^_^);。その後、司会の伊藤さとりさんから会場に向けて「宇宙飛行士になりたかった人は？」との問い掛けに、さっき質問したおじさま方を含め、結構な人数が手を挙げてました。私はそんなこと考えたこともなかったなー。夢のないことだわ…。　映画のほうは、アポロ計画で実際に月に行った人たちへのインタビューとNASA蔵出しの映像とかを組み合わせたドキュメンタリー。この映画はねー、絶対予習していかなきゃダメorz。私があまりに予備知識がなさ過ぎるのもダメだったんだけど、元宇宙飛行士たちはみんな70歳代で皺に白髪のおじいさまがただから区別がつかないのよ。オルドリン博士を生で見たばかりだというのに、別人を博士と見間違えたもん。「アポロ13」でトム・ハンクスが演じたのはどの人だったんだろうなーと後で調べたら、オルドリン博士と見間違えたジム・ラヴェルがそうでした。そうとわかってて見れば、また感慨も違ったような気がするわ。映像がとにかくきれいで、アポロ計画の最初の死亡事故とか、アポロ13の事故についても描かれてるから、ちょっとスリルも味わえます。月に行った皆さんは人生観も人生そのものも変わっちゃうとか。そういうのを本人たちが語る重みっていうのもすごいですよ。アポロ12号のアラン･ビーンは超かわいいし(笑)。とにかく、一見の価値アリです。ニール・アームストロングも存命らしいから、出てくれればよかったのにね。トイ・ストーリーカプリコン・1アポロ13

  2008.11.02

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• 「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」試写会

  　「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」の試写会に行ってきた。典型的なおバカ映画ですね。なーんか見たかったのよね、これが(笑)。今日の試写会ではなぜか普通のチラシは配られず、「100倍たのしむツボガイド」なんてリーフレットだけくれた。超豪華出演カメオ・スターたちの紹介(名前は出さずに出演作とかのヒントだけ)が載ってたから、どこに出るのかすごく楽しみー♪　映画のほうは、落ち目のアクションスター(ベン・スティラー)、やり過ぎで黒人になる手術までしちゃう演技派俳優(ロバート・ダウニーJr.)、下ネタ主義のコメディアン(ジャック・ブラック)たちが、ベトナム戦争映画の撮影中のために本人たちには内緒で実際の戦場に放り込まれて、どうやって映画を作っていくかというお話、かな。本編の前には、主演3人の他の出演作の予告編が流れる凝りっぷりで、いろんな映画のパロディーが満載。アクションスターのエージェント役でマシュ・マコノヒーとか、三谷映画の唐沢寿明みたいなノリのトム・クルーズとか、なんか変に豪華な出演者もいっぱい。劇中映画の撮影風景もリアルなのかどうかよくわからないけど、なんかアリそうな気がするなー。出演者たちが演技論を戦わせるところも、真面目に言ってるのかなんなのか(笑)。最後にはどこまでがこの映画のストーリーでどこまでが劇中で製作した映画のストーリーなのかわからなくなっちゃった。まー、くだらなくて人を食ったような映画だったけど、単純に面白かったなー(^-^)。でも、100倍たのしむリーフレットに載ってたカメオ・スターの何人かは名前を使われただけみたい。ちぇっ。もしかしたら最後のほうにいたのかもしれないけどね。リーフレットで紹介されてた主演3人の「公式サイト」は、ちょっと見たらプロフィールが細かく書いてあったりして面白かったから、今度じっくり見ようっと。全部英語なんだけさ(^_^);。

  2008.10.30

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• 「ハッピーフライト」試写会

  　「ハッピーフライト」の試写会に行ってきた。「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督の最新作。いかにも人がいっぱい出てきそう(笑)。羽田発ハワイ行きのジャンボジェットが舞台で、そのフライトで試験に通れば機長になれる副操縦士(田辺誠一)と国際線デビューの新人CA(綾瀬はるか)が一応主役扱いなんだけど、そのヒコーキを飛ばすために働いているその他大勢のいろいろな人たちが出てきます。社会科見学みたいで楽しいぞ。航空関係のお仕事の人たちはみんなバイリンガルで、フツーに無駄口を叩きつつも英語でペラペラ管制してるのがスゴイ。でも聞き取れないんだけど(^_^);。威圧感バリバリの試験官(時任三郎)に緊張しまくりの副操縦士とか、失敗続きでへこんだり立ち直ったりする新人CAとか、仕事に疑問を感じつつもかんばっちゃうグランドスタッフ(田畑智子)とお気楽な後輩(平岩紙)とか、笑える要素が盛りだくさん。ハイテクとアナログの対比みたいなシーンも多くて、人情味もあっていいです。飛行機の写真を取りまくってブログにアップしてるおじさんとかも登場して、まるでどっかの親父を見てるようです。幼少のみぎり、父に連れられて京浜島あたりに飛行機を見に行ったことがございますとも、ええ(笑)。後半はディザスタームービー風味になるけど、テンポがよくて、これで飛行機が怖くなることもないでしょう。楽しい映画でした。　ディスパッチャー役のおねえさんの耳にものすごく見覚えがあるのに、どこで見たのか思い出せなくて悶々としてたんだけど、あとで調べたら肘井美佳さんだった。去年の秋の東海テレビの昼ドラで見たんだわ。で、調べたらけっこういろいろCMにも出てるのね。L25のCMでFAXのマネしてたOLさんかあ(笑)。矢口監督作品に出るとそのあとブレイクしそうな気がするから、肘井さんもバーンと行かないかな(笑)。

  2008.10.28

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  「彼がニ度愛したS」試写会

  　「彼がニ度愛したS」の試写会に行ってきた。相変わらずストーリーはあまり確認せず、ユアン・マクレガーとヒュー・ジャックマンが出る♪ってだけで応募しました(笑)。入場時に「女性限定 二度目のデートの心得 字男性持ち出し厳禁!」とか「男性限定(以下略)」とかいうチラシが一緒に配られたり、公式サイトに男女別限定ページがあって秘密のアクセスナンバー(チラシに載ってた)が必要だったりと、男女関係をフィーチャーした宣伝っぷり。原題は"Deception"。詐欺とか騙すことって意味だよねえ。それがこんな邦題になってるし。うーん、これは私が苦手なコテコテでドロドロな恋愛モノだったかな？　ユアン・マクレガー演じる冴えない孤独な会計士が、ヒュー・ジャックマン演じるリッチな弁護士と知り合って、NYのエグゼクティブたちの一夜限りの関係を取り持つ秘密クラブに加わることになって生活が一変して、地下鉄で見かけて一目ぼれした女性(ミシェル・ウィリアムズ)とそのクラブで再会して本気で愛し合うようになるんだけど、実はすべてが罠で…といったお話。まあ、そのクラブの描写がコテコテではあったけど、後半は意外に普通にサスペンス映画。途中でタネが見えちゃったし、冴えない会計士が意外な行動力を見せたりしてちょっと非現実的な感じがなくもないけど、私は後半のほうが面白かったなー。ユアン･マクレガーが「恋は邪魔者」のときみたいな7:3で登場して、いかにも真面目そうな純粋な役なのがちょっとほほえましい。ヒュー･ジャックマンは最初に見たのが「X-MEN」のウルヴァリンだったから、頬髯がないと顔が思ったより細いなーと見るたびに思うのよね(笑)。この映画ではプロデューサーもしてるそうなんだけど、ちょい悪どころじゃない役をノリノリで演じてて、なんとなく楽しそうでした。NYとかマドリード(だったかな?)の風情もよくて、なんだかんだいいながら楽しめた映画でした。　公式サイトの男女別ページでは違うバージョンの予告編が見られるんだけど、for Gentlemenの予告編のほうがそそられるのよね。for Ladiesの予告編しか見なかったら私は見に行こうと思わないかも。なんかダメだなー、私(笑)。恋は邪魔者X-MEN

  2008.10.27

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  「ハンサム★スーツ」試写会

  　「ハンサム★スーツ」の試写会に行ってきた。またシネマカフェさんのご招待。本編の前にショートフィルムみたいなのの上映あり。生命保険かなにかのCMみたいに、鈴木おさむ・大島美幸夫妻が幸せな人をケータイのカメラで写していくというもの。どうもSunsetSwishっていうグループの「あすなろ」って曲のPVだったみたい。映画の挿入歌なのね。それにしても、この夫婦、イヤになるほど似てるなあ。　映画のほうは、食堂を営む心優しいけどモテないブサイク男・琢郎(塚地武雅)が、着るだけでハンサムになる「ハンサムスーツ」のモニターに選ばれて、ハンサムな光山杏仁(谷原章介)に変身してモデルにスカウトされて、いままでとまるで違う生活を手に入れるんだけど、食堂にバイトに来ていた憧れの寛子ちゃん(北川景子)の反応は…というようなお話。本当の幸せは何か？っていうことですね。ものすごく見たかったのよね、この映画。どういう技術でハンサムに変身するか気になるじゃないですか。ま、そこら辺はテクノロジーじゃなくてファンタジーだったけど(笑)。いやー、塚地と谷原章介がちゃんと同一人物が変身したように見えるからスゴイわー。ハンサム・スーツの機能説明のシーンも面白いし、サプライズなカメオ出演もいっぱい。ブサイクとハンサムに対する世間の反応はそこまでヒドくはないでしょーと思うようなシーンもあったし、途中でオチも見えちゃうんだけど、それでもかなり楽しめました。ちょっとジーンとするところもあり。エンディングもかわいいし、映画はちゃんと最後まで見ようね!　今回の会場はユナイテッドシネマ豊洲で、なぜかカップル限定のブロガー試写会。入場時にはグローバルって会社のスリムパックバーとブレイクファーストメイトのサンプルが配られた。上映後にはユナイテッドシネマの中にあるバーラウンジ「ブリース」で1ドリンクと軽食のサービスあり。東京湾の夜景が見えるおされなスペースなんだけど、そんなに椅子が多いわけではなく、そこに一気に50組くらいのカップルを押し込むのは無理があったようです。まずバーカウンターが大行列になってたから、先に席を確保して、カナッペだのピラフだのの食べ物をもらって食べはじめる。案の定、立食を余儀なくされてる人たちがいっぱい(^_^);。食べ終わる頃にようやくバーが空いたから、いそいそ行って、おされにカクテルとかが並ぶメニューの中からジンジャーエールなんかいただいてきました。帰りにはくじ引きがあって、バラを1輪、箱入りでいただきました。花キューピッドでは「ハンサム認定花」のキャンペーン中らしいです。なんだか豪勢な試写会だったなー。そういえば、前に他の試写会で2日連続で有楽町に行ったら、駅前で「ハンサム★スーツ」のクリアフォルダ入り「スーツの割引券」を配ってて、2日連続でもらったのでした。洋服の青山、がんばってるなあ(笑)。こういうタイアップが多い映画も楽しくていいわね。

  2008.10.24

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  「アイズ」試写会

  　「アイズ」の試写会に行ってきた。シネマカフェさんのご招待。香港のホラー映画「the EYE 【アイ】」のリメイクだそうだけど、オリジナルは見てません。そもそもホラーとかオカルト映画はそんなに見ないけど、アジアのホラー映画は本当に怖そうなんだもん(^_^);。同じホラーでもハリウッド版なら、程よく薄めれらてて私でも見られる気がするのよねー。　幼い頃に視力を失った盲目のバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)が角膜移植手術を受けるんだけど、見えてはいけないものが見えるようになっちゃって、原因を調べるうちに角膜のドナーの悲しい過去がわかって、自分に託された「ある宿命」があって…というようなお話。目が見えないまま20年くらい過ごしてきて、せっかく視力を取り戻したら"I see dead people"なんて、イヤですねー。部屋の景色が急に違って見えたり、普通に生活してる中に幽霊がいたり、久しぶりに映画をみて頭皮がざわざわしちゃった(>_

  2008.10.20

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  ソーラー電波でカレンダー付きでレディースでチタン！

  　せっかく幕張まで来たからには、三井アウトレットパーク幕張でお買い物♪といっても相変わらずブランドには疎いので、まっすぐCOACHへ。うーん。やっぱりシグネチャは気にいらない。昔のシンプルなCOACHはよかったなあ…。　次はG-SHOCKのショップへ。ちょっと気になるBaby-Gの新作をもしかして見られないかしらと思ったんだけど、アウトレットじゃやっぱり置いてなかった(^_^)ゞ。ここ1年以上、私は理想の腕時計を探し続けていたのだ。条件は、電波時計・ソーラー発電・秒針付き・カレンダーつき、できればベルトがチタン、の、レディース時計。男物のG-SHOCKのソーラー電波時計(しかもHEROESのロゴ入り)は持ってるけど、実際問題、使えないんだもん(^_^);。ソーラー電波のレディース時計はいくらでもあるけど、アナログでカレンダーつきはほとんどないのよね。一応、カシオでシンプルなデザインのがあるけど、シンプルすぎて気に入らないし…。ちょっと高いクロノグラフタイプだと、普通なら秒針であろう針がカレンダーになってて秒と見間違いそうで嫌だし…。と、うだうだ迷ってるうちに、気になってたクロノグラフタイプは廃番になったらしく、ビックカメラあたりじゃ見かけなくなっちゃった。高いのならまだ売ってるけどね。去年の今頃、学校で一緒だった人が「ショップチャンネルで安かった」って買ってたけど、私は買い損なっちゃったし(笑)。最近出たBaby-Gの新作のソーラー電波時計はチタンじゃなくて重そうだから、チタンのモデルが出るのを待とうと思ってたところだったんだけど…ここで売ってるじゃん、LILANAシリーズのカレンダーつきソーラー電波レディース時計。しかもチタン！ステンレスのモデルと一緒に出して見せてもらったら、やっぱりチタンのほうは軽い！LILANAシリーズはもう普通には売ってないのに、G-SHOCKじゃなくてもG-SHOCKショップに置いてあるんだねぇ。というわけでLNA-100DSDJ(チタンベルトのやつ、なぜか天然ダイヤつき)をあっさり買ってきました。去年の春のモデルで、定価の半額くらいかな。普通のお店においてあった頃にはダイヤ付きで高いのが気に入らなくて買おうと思わなかったやつじゃなかったかなー(笑)。重さはカタログでは61gだけど、ベルトを調節してもらったから50gちょっとになった。なんてお買い得なんでしょう♪たまにしか来ないけど、いいなあ、アウトレット！(笑)【送料無料！代引手数料込】【安心の正規保証付】CASIO　カシオ weve ceptorLWQ-130TDJ-7A1JFレディース ソーラー電波時計↑機能的にはOKだけど、デザインがシンプルすぎて思いとどまったモデル。59g。文字盤が小さめなのに、今回買ったのと同じくらいの重さか。【30%オフ SALE 送料無料】 カシオ ソーラー電波時計 Baby-G G-ms オクトラ MSG-5000DJ-4AJF【bargain-1023】 【muryou1023】【kan-muryou1023】↑これでベルトがチタンなら買ってたかもしれないBaby-Gの新作。95.2gって、今まで使ってたチタンの時計の3倍の重量orz

  2008.10.18

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  なっちゃんとおすぎ Part2

  　神田外語の字幕翻訳コンクール授賞式に行ってきた。去年のコンクールに応募して授賞式にまで行き、今年もコンクールに応募したせいで、案内状が郵便で2通届きましたよ。ムダにお金かけてるなあ。こんなのメールでいいのにね。しかも、去年の会場は有楽町で気軽に行けたけど、今年は幕張の神田外語大学が会場なのが遠くて難点でしたが。駅からも遠いし…(^_^);。せっかく大学なので、学食で安いラーメンをおいしく食べてみて、ようやく会場入り。クレッセント形のステキな建物なんだけど、入り口への道が池の中のコンクリートの飛び石(ってほど小さくはなかったけど)で、つまづきそうで怖い。ガラス張りだったりしてステキなのに、残念な造りだなあ。後で聞いたところでは、電気料金の安い夜間に氷を作って昼間の空調に利用してるとか。そんな高機能な建物なのに、どーして入り口がバリアフリーじゃないんだろうね。授賞式の会場はクレッセント形の細長いホールで、パイプ椅子を並べてあって、後ろのほうの席じゃ字幕なんか見えなそうだけど、ありがたいことに前のほうの席に座れました。入場者プレゼントで戸田奈津子さんの著書「スターと私の映会話！」をいただいた。いろいろなスターの逸話が載ってて面白そう♪　今回のイベントの司会はクリス･ペプラー。出てくるなり早口の英語でベラベラっとしゃべった後、日本語で進行。うわー、生クリスかっこいいなあ(>u

  2008.10.18

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  シネマテーブル: 映画の中のレシピ

  いつもお世話になってるシネトレを運営しているシネバインさんから、Cinema tableという本を発売するそうです。以下、シネトレさんの宣伝文句丸写し。映画を見る楽しさと、料理を作って食べる楽しさを、一冊に盛り込んだフォト＆レシピブック。料理の本であると同時に、コーヒーテーブルブックとしてのクオリティも実現した、ビジュアルブックです。全写真を高橋ヨーコが、スタイリングを岡尾美代子が手がけ、ストーリー性を感じさせるスタイリングと写真を重視したつくりとなっています。映画はハリウッドの不朽の名作から、インディペンデント系の秀作まで通好みなセレクト。料理もスタンダードな朝食からアウトドア料理、バースデーケーキまで新鮮な切り口で多彩に網羅します。全料理の詳しいレシピ、DVD作品データつき。［スタッフ紹介］高橋ヨーコ（写真）岡尾美代子（スタイリング）馬詰佳香（フードディレクション）井上庸子（ブックデザイン）小川奈緒（編集）〔本の中で紹介される映画作品と料理例〕「クレイマー、クレイマー」のフレンチトースト、「刑事ジョン・ブック　目撃者」のフライドチキンとレモネード、「やさしい嘘」のグルジア料理、「ブロークバック・マウンテン」のベイクドビーンズ、「黄昏」の白いバースデーケーキ、「エイプリルの七面鳥」のローストチキン、「アレクセイと泉」のロシアンポテトサラダ、「その名にちなんで」のサモサ…etc. 時代を超えた名画を、選りすぐりで全20作品。料理は28レシピを掲載！Cinema Table シネマテーブル[映画の中のレシピ] 単行本: 104ページ 出版社: アスペクト (2008/10/16) ISBN-10: 4757215568 ISBN-13: 978-4757215566 発売日： 2008/10/16 とのことです。ブロガー試写会のときにも宣伝されてたんだけど、楽しそうな本じゃないですか。スタッフは女性なら知っているであろう有名な方々だと強調されてました。残念ながら私は一人も知らないんだけどさ…orz。選りすぐりの名画すぎて、見たことある作品が少ないし。でも、ほとんど料理をしないくせに、料理本を見るのは好きなのよねー。全20作品にどんなのが入ってるかぜひ読んでみたいわ。

  2008.10.16

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• 「私は貝になりたい」試写会

  　東宝のスニーク試写会に行ってきた。こういうので見せてくれるのは地味目の作品のような気がするから「誰も守ってくれない」か「余命1ヶ月の花嫁」と予想してたら、実際には「私は貝になりたい」でした。年齢別に試写会を募集してたから、戦争モノの可能性もあるかとは思ったんだけど、まさか天下の中居くんの主演作品をわざわざスニークで出してくるとは…。まあ、この作品だとわかってたら私は応募しなかっただろうけどね。どう考えてもお気楽とは対極にあるぢゃないですか(-_-);。　映画のほうは太平洋戦争～戦後すぐの頃が舞台で、四国で妻(仲間由紀恵)と一人息子と三人でつつましく床屋を営んでいた主人公(中居正広)が軍隊に招集されて、二等兵として厳しい上官にしごかれつつも無事に終戦を迎えるんだけど、戦時中に上官の命令に従って米軍の捕虜に加えた仕打ちのせいで戦犯としてMPに逮捕されて家族とまた引き離され、東京に連れて行かれて裁判で死刑宣告を受けて刑務所に入れられて、囚人たちと一緒に再審を求めたり、助命嘆願のために妻が署名を集めたりするんだけど…というようなお話。フランキー堺主演のテレビドラマが名作として有名よね。再放送を見たことがあるようなないような。少なくともラストシーンは何回か見たことがあるわ。悲しい内容だということは知ってるからこそ、改めて見たくはなかったのになぁ(-_-)ゞ。軍隊では上官の命令に従わないと容赦ない体罰が加えられ、戦後の裁判では自分が納得できない命令に従うのはおかしいと米軍から責められ、戦犯に対する国民の感情も悪く、力のない主人公は理不尽に振り回されて悲惨なのです。仲間由紀恵は健気な妻を演じててよい感じ。脇役の常連さんが大挙して出演してるのもいいかな。マギー、ホントによく出るなあ。自然の風景もきれいです。交通手段が少なそうな時代に、何かっつーと断崖まで行って海を見てるのも不自然な気がするけど、まあ、きれいだからいいか。でもね、中居くんの演技を見てるとなんか現実に引き戻されるのよねー。私は中居くんのドラマをほとんど見たことがなくて、バラエティでのふてぶてしさのほうを見慣れてるせいか、何をやってても「演技してる」ようにしか見えないんだもん。草なぎくんの演技は普通に見ていられるんだけどなぁ。主人公は土佐出身の設定で、よさこい節を歌うシーンが何回もあるんだけど、どんな効果を期待して中居くんに歌わせてるのかよくかわからない。ちゃんとしたSMAPファンに対してならどうか知らないけど、一般的には中居くんの歌はギャグでしょう？シリアスな映画の中でのちょっとしたユーモアのつもりかしらねえ。それでまたさらに現実に引き戻されるんだけど、おかげでストーリーの悲惨さがかなり軽減されて、思ってたほど悲しい思いをしなくて済みました。メッセージ性が犠牲になってるのはこういう映画としてどうかと思うけど(^_^);。あ、裁判のシーンの英語がけっこう聞き取れたのが我ながらうれしかったな。浅野和之演じる通訳さんがいなくても、言われてることはわかったぞ。それをこの映画での収穫としよう。うんうん。

  2008.10.11

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  「マンマ・ミーア！」マスコミ完成披露試写会

  　「マンマ・ミーア！」マスコミ完成披露試写会に行ってきた。言わずと知れたミュージカルの映画版。eig@fan.comさんのブロガー枠で当選は1名分。開場は19時だし、会場は日劇1で席の良し悪しの心配は無さそうだからのんびり行くつもりだったんだけど、今日はたまたま休暇をとってたのでした。株価大暴落とは関係無く証券会社だの銀行だのをハシゴして、昼過ぎには用事が全部片付いて、後は遊ぶぞ♪ と思ったけど、買い物のネタもすぐ尽き、荷物が(いつもどおり)重くて歩き疲れたので、スタバで株主優待を使ってエスプレッソチョコレートトリュフをベンティで頼んで、本を読んだり居眠りまでして午後を過ごす。今度はヒマ疲れして、もうそろそろ並んでる人がいるだろうと、ベンティのカップ片手に17時頃に会場に行ったら、まだほとんど人がいないし、日劇1はフツーに「ウォンテッド」上映中。エレベーターホールのベンチで本を読みながらさらに待って、18時近くにスタッフさんが現れて入場者の並び方が指示されて、ようやく試写会らしくなった。普通の試写会なら開場してるくらいの時間だけど、今日は客層が違うのか、なんだか人が少なめ？と思ったら、私のすぐ後ろの方々はABBAファンのネット友達のグループらしく、オフ会の様相を呈してる。皆さんの会話を聞くとも無く聞いていると、リーダー格の方はこの映画の海外のプレミアにまで行くほどの熱心なファンのようで、他の方の逸話も面白い。ああ、野猿時代を思い出すなあ(笑)。19時ちょっと前になってようやく会場入り。立派なプレスシートをいただいて、真ん中のブロックの通路に面した席をゲット。19時45分の開映まで、プレスを読んだり腹ごしらえしたりして過ごす。今日は時間の使い方がムダすぎ(^_^);　映画のほうは、ギリシャの島で質素なホテルを営む未婚の母ドナ(メリル・ストリープ)と暮らす娘ソフィー(アマンダ・セイフライド)が、自分の結婚式で父親にエスコートしてもらうために、母の日記を盗み読んで、自分の父親と思われる男性3人(ピアース･ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド)を母に内緒で島に招待して、でもどれが自分の本当の父親かわからなくて大騒ぎになるお話。「マンマ・ミーア！」は山手線の車内テレビ(?)とかの劇団四季の宣伝で、ABBAの音楽が使われることくらいは知ってたけど、戦隊モノみたいな衣装を着たメガネの女の人が歌う姿が妙にインパクトがあって、ポスターに使われてる花嫁とナントカ戦隊がどんな関係なのかさっぱりわからなかったのよね。あのナントカ戦隊はドナと2人の友人(ジュリー・ウォルターズ、クリスティーン・バランスキー)だったのね。みんな昔はすごかったという設定らしく、ドナと付き合っていたころの男性3人の服装も大笑い。メリル・ストリープは今まで見たことないようなはじけた役で、歌声が意外に若い。ジュリー・ウォルターズはハリポタシリーズでミセス・ウィーズリーをやってる人で(今回は赤毛じゃないけど)、太めの体で機敏に歌い踊る姿は涙が出るほどの感動だ♪私は「紅の豚」の空中戦のシーンでも泣けるからね(笑)。クリスティーン・バランスキーのダンスもカッコイイし、やっぱりいいなあ、ミュージカル♪アマンダ・セイフライドは「ヴェロニカ・マーズ」で殺されてる女子高生だとか。あのときは不思議な顔だなーと思った気がするんだけど、今回は普通にかわいく見えて、歌ものびのびしてて上手。ピアース･ブロスナンの歌も新鮮だなー。歌声はイマイチ好みじゃなかったけど。「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラーも、そういえば「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐もそんなに好きな声質じゃないから、私の理想が高すぎか？どーも錦織健をイメージしちゃうんだけど、ミュージカルとオペラとは違うよね(^_^)ゞ。　ABBAのベスト盤が一応iPodに入ってるから何となく知ってる曲が多かったけど、歌詞はオリジナルをそのまま使ってるのかしらね。シーンにちゃんとはまってました。"Money, Money, Money"とか"Dancing Queen"とか、とにかく圧巻。"Does Your Mother Know?"も好きだなあ。物語が終わった後、お約束のカーテンコール(?)のシーンもバッチリあって、ナントカ戦隊が人数も衣装もグレードアップして登場。観客への呼びかけもあったんだけど、私の近くで熱烈に反応してたのは、例のABBAファンのグループと、私の真後ろの方くらいだったかしら。一部の方々だけ拍手・手拍子で盛り上がってました。私は映画館の椅子を堪能して腕組み足組みでふんぞり返って見てたので、そのノリにとっさに反応できなくて残念っ。ABBAファンの方々は抱き合って喜んでましたね。やっぱりミュージカルは楽しいな♪「マンマ・ミーア！」公式サイトURL：http://www.mamma-mia-movie.jp/　　1/30（金）全国ロードショー

  2008.10.07

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  「ブリュレ」試写会

  　「ブリュレ」の試写会に行ってきた。またシネトレさんのご招待。会場は原宿のキネアティックという小さなインディペンデント映画／映像専門ギャラリー。またそんなおされで迷いそうな場所…(^_^);。思わずGoogleマップのストリートビューで周りの景色を確認しちゃいましたわ。ナチュラル・ローソンの正面の丁字路で曲がればいいのね♪ストリートビュー、便利ー♪　映画のほうは、離れ離れで育って十数年ぶりに再会した一卵性双生児の女子高生姉妹が主人公。一人は東北のケーキ屋で叔父さんを手伝っていて、小さな放火を繰り返している日名子。もう一人は九州のお祖母さんに引き取られて育った水那子。いろいろ複雑な家庭環境にあったようです。で、ある日、お祖母さんの骨つぼを抱えた水那子が日名子と叔父さんのところに来て一緒に住むようになり、でも水那子も実は大きな秘密を抱えていて、ある時、日名子が大火事を起こして、姉妹は一緒に逃避行に出て…というような、姉妹の近親愛のお話なんですって。「ブリュレ」は「焦がす」っていう意味だとか。クレームブリュレを作るシーンもあり。チラシの宣伝文句は「100%濃度の血脈の間の100%濃度の愛の物語」。とっても低予算そうな自主製作映画で、林田賢太監督はこれがデビュー作だとか。中村梨香・美香姉妹も女優初挑戦だし、私が知ってる出演者は一人もいないし、お気楽映画好きの私がなぜこの試写会に応募したのか、きっかけがさっぱり思い出せません。撮影のスタッフが「リアル鬼ごっこ」に関わってたそうだから、そこに反応したのかな(-_-);。でも食わず嫌いは損だし!と見にいってみたんだけど、うーん、私みたいな詩的な心を解さない者にはツッコミどころ満載だっ。　映像はきれいだし、中村姉妹もギャルギャルしてなくてそこら辺にいそうな普通な見た目でいいんだけど、なーんか全体的に陶酔というか倒錯してる感が否めないのよね。日名子の放火癖は幼少時代のトラウマから来てるらしいんだけど、そこに感情移入はしづらいし、水那子の行動を周りの大人たちが止められないのも説得力がない。映画は途中から、とにかく一途に「一緒にいたいから」と逃げ続ける姉妹のロードムービーみたいになるんだけど、姉妹を車に乗せて一緒に旅する骨折中のキックボクサーも、その設定からして意味わかんない。日名子の同級生で姉妹を連れ戻そうとする唯一まともな男の子も、結局は押しが弱い。姉妹の目指す旅の終わりがどこなのかもイマイチわかりづらく、もー、リリカルにも程があるわ。そもそも放火が犯罪だけど、姉妹はタバコを吸ってみたり、他にもちょこちょこ軽犯罪的なことをしながら逃げてて、未成年者のそんな姿を映画にする態度も気に入らない。今のところ上映がレイトショーのみらしいから、コドモが見て真似する心配もないだろうけどさ。監督は「商業作品では出来ないことをやろう」と思ってこの映画を作ったそうだけど、一般ウケする内容ではないから、商業作品では確かに出来ないでしょう。そんなことを思いながら見てたから、上映後に監督の挨拶があったんだけど、なんだか気まずかったなー。普段なら絶対見ないような映画ではあったので、一見の価値はあったかもしれないけどね。中村姉妹はいま大学生で、これからも女優活動を続けるそうなので、そのうち昼ドラあたりに出てこないかなー(笑)。(Ｃ) 2008CINEVITAL2008年10月25日（土）より、ユーロスペースにてレイトロードショー公式サイトhttp://www.brulee-movie.com/

  2008.10.05

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  「レッドクリフ Part I」試写会

  　「レッドクリフ Part I」の試写会に行ってきた。今日はまたシネトレさんのご招待。一つの試写会をあちこちで募集してると、どこの会社の枠で当たったかわからないことがあるんだけど、今回の招待状には手書きで「シネトレ」と書いてあった。マメですねえ。それにしても、会場入りするまで「レッドクリフ」が2部作だとは知らなかったよ。チラシにも書いてないじゃん。LotRみたい…orz。　映画のほうは、三国志の「赤壁の戦い」を描いた作品だそうで、三国志では有名なエピソードみたいね。「赤壁」は訳したら"Red Cliff"かあ、面白いなあ…というだけで何となくこの映画に興味を持ったわけなんですが、あいにく私の知識は遥か昔にちょっとだけ見たNHKの「人形劇 三国志」しかなく、魏・呉・蜀の名前がわかって、諸葛亮孔明と聞くと森本レオの声が自動的に思い浮かぶ程度(^_^)ゞ。そんな私みたいなのでもわかるようにか、本編の前に日本語で三国の関係の解説あり。漢の若い皇帝を操って勢力を伸ばしている曹操の大軍が攻めてくるから、劉備と孫権が同盟して少ない人数で立ち向かおうってことですね。漢字にはふりがなつきで解りやすくていいんだけど、この調子で本編も吹替えだったらどうしようと思ったら、さすがに本編は中国語だった(^.^);。登場人物が多くて長い映画だと、一度紹介されたキャラが後のほうで出てくるともう忘れてたりするけど、この映画は何度も名前を表示してくれて親切。　私のイメージだと三国志の主役は劉備なんだけど、この映画の主役は孫権の軍の司令官・周瑜(トニー・レオン)らしい。孔明(金城武)と並んでると｢傷だらけの男たち」の組み合わせだなあ。相変わらず縦に伸ばした八嶋智人だなあ。とか、くだらないことを考えてしまうわけなんですが(^_^)ゞ。孫権の妹・尚香役でヴィッキー・チャオが出てたのも嬉しい。相変わらず誰かを思い出させる顔だ。山本みどり…？「夜の上海」みたいな元気なキャラでかわいい。どういうわけか特別出演で中村獅童がいて、中国語をしゃべってたなあ。中国の人が見て違和感ないのかしら。　それにしても、周瑜と妻・小喬(リン・チーリン)がいちゃつくシーンとか、周瑜と孔明が琴を合奏するシーンとか、なんとなく叙情的な描写が多くて長い…。戦いのシーンも、趙雲・関羽・張飛とかの超人的な(でも重力にはそこそこ従ってる)活躍がけっこう長々と描かれてて、どうもテンポが悪い気がする。そんなんだから、2時間25分もあるのに物語が「赤壁の戦い」までたどり着かないで終わっちゃったんじゃないの～？元々が長い話だろうから、そもそも映画1本に納めようっていうのが無理なのかもしれないけど、何しろ2部作だというのを知らなかったショックが大きくて(笑)。しかも、エンドクレジットの前に、Part IIの予告編があるから最後まで見るようにと告知が出るけど、この試写会ではPart IIの予告編は無いのでご了承くださいって上映前に言われちゃったし。そんなの了承できーん。これじゃPart IIも見に来なくちゃいけないじゃん!(笑)人形劇 三国志 全集 1傷だらけの男たち夜の上海

  2008.10.01

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  「P.S.アイラヴユー」試写会

  　「P.S.アイラヴユー」の試写会に行ってきた。某生保さんのご招待で、入場の行列の最後尾でチラシとアンケートを配ってたり、社員の方々が並んでお出迎えしてたり、偉い方のご挨拶があったりと、普通の試写会とはちょっとノリが違ってびっくり(^_^);。　映画のほうは、夫のジェリー(ジェラルド・バトラー)を亡くしたショックで家に引きこもっていたホリー(ヒラリー・スワンク)の元に、ジェリーから手紙が届くようになり、その手紙の指示に従って行動しながらホリーが立ち直っていく物語。そんなあらすじをちょっと見たところではどう考えてもお涙頂戴モノだから、試写会に応募するのも二の足を踏んでたんだけど、意外にも笑える要素が多かった。NYが舞台で、生前のジェリーとホリーのケンカと仲直りのシーンから始まるんだけど、ものすごいスピードのセリフの応酬で、ジェリーがアイルランド人であることとか2人のこれまでの生活とか仕事のこととかホリーの性格とか親との関係とかが大体わかるようになってて、上手い掴みだったかな。バカップルっぽい展開に先行き不安にならないでもなかったけどね(^_^);。その結構長い導入部の後、ようやくタイトルが出てたのにはちょっとびっくりした。タイトルの後はすぐお葬式のシーンで、ジェリーがどんな闘病生活を送ったかは描かれないから、ここでもそんなに重苦しい雰囲気にはならないし、ホリーの女友達のSATC的な行動が笑える。その後、元気に(笑)引きこもってたホリーの誕生日に家族や友人押しかけてきたところに、ジェリーからバースデーケーキと最初のメッセージのテープが届くのね。ジェリー本人が仕組んだことなのは疑いようがなくて、ホリーはジェリーの「計画」に従うことになるんだけど、これがホリーのそのときの状態をいちいち読みきっててスゴイの。それだけホリーのことをジェリーが想ってたってことなんでしょうね。指示の内容は、引きこもってないでおしゃれをして遊びに行けとか、ジェリーの持ち物を処分しろとか、アイルランドを旅行しろとか、ホリーの友人たちにまでいろいろ指示が飛びます。その行く先々で生前のジェリーとの思い出が描かれて、ますますバカップルぶりが判明していくんだけど、涙を誘うシーンもかなり多くなり、周りから鼻をすする音がちらほら…。宣伝文句には「消印のないラブレター」ってあるけど、郵便で届く手紙も出てくるから消印がないわけじゃないのよ。誰がそれを投函していたかも鍵になります。負けないもんっと泣かないようにがんばってた私ですら、不覚にも涙を流してしまいました。くうぅ、やっぱり人死にが絡む映画は強いなあ(TwT)。　ヒラリー･スワンクの出演作はあんまり見たことないんだけど、「ミリオンダラー・ベイビー」のボクサーのイメージが強烈過ぎて、普通にスカートはいてハイヒールで歩いてるだけでも違和感が(笑)。バーを経営してるその母親役にはキャシー・ベイツ。相変わらず貫禄があって怖い顔なんだけど、いい味出してるわ～。バーの従業員にハリー・コニック・Jr.。昔のサントリーのCMで自己紹介してジャズピアノを弾いてたおされな人というイメージなんだけど、今回はビミョーにキモキャラだし歌わない。ちぇっ。そのかわり、ジェラルド・バトラーがハジけたように歌い踊ってました。ファントム、ノリ軽すぎ(笑)。音楽がたくさん出てくるのもいい感じかな。でも、"P.S. I Love You"といったら私はビートルズを思い出すけど、ビートルズは出てこなくてちょっと残念。人によって評価はわかれると思うけど、明るくて笑えるけどつい泣いてしまう、なかなかいい映画でした。P．S．アイラヴユー原作オペラ座の怪人

  2008.09.30

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  「ハロウィン」試写会

  　「ハロウィン」のブロガー試写会に行ってきた。シネトレさんのご招待。もともとホラーにはあんまり興味がなくて、オリジナルのハロウィンのシリーズも見た覚えがないんだけど、予告編を何回か見てなんとなく気になってたし、会社のホラー好きの人が見たがってたから、どんなものかと応募したら当たってしまったのでした(^_^)ゞ。会場は京橋にある映画美学校の試写室。大学の古い校舎を髣髴とさせるような、とおぉってもレトロな建物でびっくり。ちょっと調べたら大正15年の建築とか。渋いところに学校を作るわねえ。　映画のほうは、10歳のマイケル・マイヤーズがハロウィンの夜に家族を殺して精神病院に収容されて、17年後に脱走して、妹を探しながら人を殺し続けるお話、かな。マイケルがどんなふうに「ブギーマン」になっていったかを描かれているのが新しいらしいんだけど、そもそもブギーマンを見たことがないので、あまり感慨がない…。同じリメイクものでも「ゲットスマート」との温度差が我ながら激しいですわ。殺し方に一貫性がないなーとか、お姉ちゃんたちが脱ぐのがあざといなーとか、音楽があざといなーとか、やけに冷静に見てました。慣れって怖いな(^_^)ゞ。それとも、現代のほうが規制が厳しくて、あんまり残酷な描写ができないだけだったりして？　いただいたプレスを読むと、ジョン・カーペンター監督のオリジナル作品へのオマージュが随所に見られるとか。しかも今作のロブ・ゾンビ監督はデス・メタルのロック・アーティストでもあるそうなので、ロックを解するホラー好きにはきっとたまらないものがあるのでしょう。会社の人のオススメはケン・フォリー。「ゾンビ」に出てたりするスゴイ人らしいんだけど、あいにく見覚えがないです(^_^)ゞ。マイケルを追うルーミス医師を演じるのはマルコム・マクダウェル。「時計じかけのオレンジ」で有名な人だそうだけど、私が知ってるのは「HEROES」のリンダーマン役かな。ブラケット保安官役のブラッド・ドゥーリフは「カッコーの巣の上で」とか「チャイルド・プレイ」のチャッキーの声で有名らしいけど、私が知ってるのはLotRの蛇の舌グリマ役くらいか。でも、いかにもB級ホラーなのにこんな名優たちも出ているというのが、ハロウィン初見の人でも一見の価値はあるのかも。オリジナルはジェイミー･リー･カーチスがヒロインだそうだから、そっちを一度見てみたいなあ。(C)2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.公式サイトhttp://www.hallo-ween.jp/10月25日（土）、お台場シネマメディアージュ、シアターN渋谷、池袋シネマサンシャイン、新宿オスカーほか全国ロードショー

  2008.09.26

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  「ブーリン家の姉妹」試写会

  　「ブーリン家の姉妹」の試写会に行ってきた。エリザベス一世の母親アン・ブーリンとその妹のお話。英文学士としてはアン・ブーリンっていうのは聞き覚えのある名前なんだけど、何しろ歴史(に限ったことではない)が苦手で、ヘンリー8世が英国国教会を作ったとかいう漠然とした知識は残ってても、細かい話はさっぱり覚えてないのよね。それぢゃー世界史や西洋史を教えてくださった先生方に申し訳がないので、「エリザベス」とか「エリザベス ゴールデン・エイジ」とかと同様、こういう映画は機会があれば見なきゃいけないような気がしてしまうのです。　物語のほうは、跡継ぎの男子に恵まれないヘンリー8世(エリック・バナ)の愛人になろうと、田舎の貴族の娘で才気のあるアン・ブーリン(ナタリー・ポートマン)が家族ぐるみでがんばるんだけど、ヘンリー8世が気に入ったのはアンの妹で既に結婚している心優しいメアリー(スカーレット・ヨハンソン)で、アンがどうやってヘンリー8世を自分のものにするか、というお話、かな。あまり予備知識がない(というか習ったのに忘れてる)のも困りそうなので、今回は珍しくWikipediaでアン・ブーリンについて予習していったおかげで、なんとか話について行けました。西洋史の授業でもヘンリー8世の印象は悪かったけど、この映画のヘンリー8世もまあ腹立たしいこと(^_^);。アンもかなり小憎らしいんだけど、悲劇の結末に向かっていく姿は痛々しくもあり。かなりドロドロだけど、主演の姉妹が若いせいか「エリザベス」みたいなスゴい迫力はなく、わかりやすいといえばわかりやすかったかな。姉妹の弟役でジム・スタージェスが出てるのも清涼剤になってました。ちょっとかわいそうな役だったけど。普通のお気楽映画ならネタバレが嫌だからあんまり下調べはしないんだけど、やっぱりこういう史実が絡んだものは、知識があったほうが見やすいわね。教養を深めるためにも原作も読むべきかなあ。ブーリン家の姉妹（上）ブーリン家の姉妹（下）

  2008.09.25

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• 「ゲットスマート」試写会

  　「ゲットスマート」の試写会に行ってきた。半年前にワーナーブラザーズの試写会に行ったときにこの映画の立て看板があって、スティーブ・カレルのスパイ物なら面白いに違いないと楽しみにしてたんだけど、'60年代後半のTVドラマ「それ行けスマート」のリメイクなのね。といっても生まれてもいないし見たこともないんだけど、CDが流行り始めのころに図書館で「テレビジョンズ・グレイテスト・ヒッツ」っていうアメリカのTV番組の主題歌を集めたCDを見つけて、ダビングして聞きまくってたおかげで、名前とテーマ曲だけは知ってたりして(^_^)ゞ。リアルタイムで「それ行けスマート」を見ていた人が会社に若干名いたので、内容に関する予備知識もちょっと仕入れて、いざ鑑賞。　アメリカの秘密諜報機関「コントロール」に所属するマックス・スマート(スティーブ・カレル)は分析官として有能すぎて、現場に出るエージェントになかなか昇進させてもらえなかったんだけど、コントロールの本部が犯罪組織「カオス」に襲われて全エージェントの顔がバレちゃって、スマートがエージェントに昇進して、顔を整形したてのエージェント99(アン・ハサウェイ)と一緒にカオスと戦うお話、かな。とにかく、スマートが出勤するところからツボに入っちゃって(笑)。コントロールの本部は博物館の中にあって、会社の先輩が覚えてたTVドラマ時代の秘密道具(?)とかが展示してあるし、「電話ボックスからシュって入るの」(と先輩が言ってた)もちゃんと踏襲されてるし、聞き覚えのあるテーマ曲がアレンジされて使われてるし♪昔のを見てた人ならいろいろ比べられて面白いんじゃないかなー。50歳代以上の方々になるかと思いますが(笑)。で、まじめな顔してまじめに働いてまじめに戦う割にはやってることが微妙にくだらないスティーブ・カレル、相変わらずいい味出してます♪アン・ハサウェイはプリンセスと悪魔のアシスタントしか見たことなかったけど、まあ可もなく不可もなく。元ザ・ロックのドウェイン・ジョンソンは何を目指しているんだろう(笑)。秘密兵器の開発者ブルース役のマシ・オカは、とってもヒロ・ナカムラ的にもう一人の秘密兵器開発者ロイドと一緒にこそこいろいろやっててかわいいんだけど、思ったより出番が少なくて残念。でもブルースとロイドが主役のスピンオフのDVDが出るらしい。見たいなあ。テレビ版のネタがいろいろ残ってるだろうから、本編も続きが作れちゃいそうな気がするなー。流行るかどうかは微妙だけど。　映画を見に行く前に「それ行けスマート」のテーマ曲としてなんとなく頭の中に流れてた曲があって、映画を見てる最中には「私の記憶は間違ってなかった♪」と喜んでたんだけど、帰りにあらためて思い出すと、想像してたのは違う曲だった(-_-);。しかもそれは最近のクルマのCMソングのような気がする…。というわけで家に帰って名前も思い出せないクルマを必死に検索して、ついに発見。私が勘違いしてたのはホンダ「ストリーム」のCMのBGMで、'50年代の「ピーター・ガン」ってドラマのテーマ曲だった。「それ行けスマート」よりもっと古いじゃん。どーなってんだ私の記憶力orz。　ついでに今日の映画で見覚えがあった脇役の人たちを検索。エージェント・ララビー役のデイビッド・コークナーは「サンキュー・スモーキング」で銃器ロビイストをやった人だった。で、顔を見たとたんに「Jの相棒だっ」と頭の中で叫んだHymieは、やっぱりMIB2でエージェントTをやったパトリック・ウォーバートンって人だった。「それ行けスマート」のプロデューサーとか悪役をやってた人とかがカメオでちょこちょこ出てたらしいから、知ってる人には楽しいだろうな。映画には出てこなかったけど、「それ行けスマート」にはFangって犬が出てたらしい。ハリポタのハグリッドの飼い犬の名前もFang(=牙)だけど、一般的な犬の名前なのかな? そういえば魔法省への入り口は電話ボックスだったわね。J.K.ローリングはGet Smartファンにちがいない(笑)。

  2008.09.24

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  「ジェイン・オースティンの読書会」DVD発売記念試写会

  　「ジェイン・オースティンの読書会」のDVD発売記念の試写会に行ってきた。OZ mallさんのご招待で、会場はソニー・ピクチャーズの試写室。虎ノ門の高層ビルの2階なんだけど、招待状によるとエレベータの乗り方が小難しいらしい…。身構えてビルに入っていったら、警備員さんがエレベータを呼んでくれて、「今日は面接か何かあるんですか？」とのこと。うーん。雇ってもらえたら楽しそうだなあ(笑)。ソニー･ピクチャーズの受付は白が基調でとてもきれいで、スパイダーマンの等身大(?)フィギュアとアイアンマンの立て看板がお出迎え。いぬいさんと現地集合の約束だったけどまだ来てなかったので、スパイダーマンと差し向かいのソファーに座ってワイド版岩波文庫の「高慢と偏見」(の上巻の途中)を読みながら15分ほどのんびり待つ。英文学士のくせにジェイン・オースティンを一冊も読んだことなかったのよね(^_^)ゞ。試写会に当たってから慌てて地元の図書館に行って、とりあえず思いついたタイトルで出版年が新しくて読みやすそうな版を書庫から出してもらったら、現れた「文庫」はB6版…。持ち運びにはイマイチ大きいけど、そのかわり字も大きいし、文体もきっと新しいに違いないと思って借りたら、活字も漢字の使い方も昔の文庫に比べれば読みやすいと思うんだけど、訳文そのものは立派に古めかしかったorz。「愛少女ポリアンナ物語」のアニメにハマって「少女パレアナ」の本を読んだときのカルチャーショックを思い出すわー。あんまり本を読まないコドモだったから、外国の小説で登場人物が「…しちまいますよ」とか言ってると、江戸っ子みたいに見えておかしくて(笑)。こんなことなら原書を借りるべきだった!とも思ったけど、ハリポタの英語に慣れたくらいじゃ18～19世紀の文学はまだ難しそうなので、今後の楽しみに取っておきましょう(^_^);。それはさておき、いぬいさんが遠路はるばるきてくれたので、受付を済ませてお土産にKNIEPPのラベンダーの入浴剤をいただいて試写室入り。一番前の席しか空いてなかったけど、座り心地のいい椅子でダラっと足を伸ばして鑑賞。　映画のほうはサクラメントが舞台で、お気に入りの飼い犬が死んで悲しんでいるブリーダー・ジョスリン(マリア・ベロ)を元気づけるために、離婚歴6回のバーナデット(キャシー・ベイカー)が「人生の解毒剤」であるオースティンの読書会を開くことを思いついて、偶然知り合ったフランス語教師プルーディー(エミリー・ブラント)を誘って、ジョスリンの親友で夫が浮気して離婚の危機にあるシルヴィア(エイミー・ブレネマン)とその娘アレグラ(マギー・グレイス)と、ジョスリンが偶然知り合ったSF好きでオースティン未読の男性・グリッグ(ヒュー・ダンシー)も加えて、6人でオースティンの6編の長編小説を語り合おうというお話、かな。読書会って何をするのかよくわからなかったんだけど、この映画の中では1人1作ずつ担当の作品を決めて、全員が事前に作品を読んでおいて、月に1回それぞれの家とかに集まって、何か食べたり飲んだりしながら作品について語り合うわけなのね。この登場人物がこう言うのは作者がこう考えてるからだとかとかなんとか、みんなで意見を出し合うんだけど、これは私の一番苦手な分野だわー。本を読んでもそんなに深く考えたり分析したりできないんだもん(^_^);。しかも登場人物の名前がばんばん飛び交ってても、作品そのものの詳しい説明はしてくれないから、話についていけない…。もとから議論があんまり頭にしみこまないタイプなので、そんなもんかと聞き流してたけど。で、読書会のメンバーたちは、ずーと独身だの好きな人に素直に告白できないだの夫と趣味が合わなくて自分が浮気しそうだのと、それぞれの事情を抱えているわけなんだけど、6作品目の読書会が終わる頃にはみんな丸く収まっているという不思議さ。ジェーン・オースティン、恐るべし。ストーリーはいいんだけど、議論の内容にあまりにもついていけなかったから、私も「高慢と偏見」以外の本も読もうかなー。　シルヴィアの夫役のジミー・スミッツ、顔にインパクトがあって気になったから経歴を調べたら、スターウォーズの2と3でベイル・オーガナ元老院議員をやってました。レイア姫の育ての親じゃん。すごーい。他にもいろいろ演じてるのに、スターウォーズに出てるってだけで見直したりして(笑)。その娘のアレグラ役は「LOST」のマギー・グレイス。…って誰？一生懸命思い出してみたら…シャノンか!シャノンは金髪でわがままなお嬢様だしバレエを教えてたって設定で線が細いイメージだったんだけど、アレグラはダークヘアでレズビアンで無鉄砲なスポーツにばっかり挑戦してて、ぜんぜん結びつかなかったなー。髪の色が違うくらいで見分けがつかなくなるようでは、いぬいさんにツッコミを入れる資格ありませんね(^_^)ゞ。

  2008.09.19

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  「アイアンマン」試写会

  　「アイマンマン」の試写会に行ってきた。昨日のBE KIND REWINDとは打って変わってお金がかかってそうな、アメコミ原作の映画。軍事企業の社長トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)がテロ組織に誘拐されてミサイル製造を強要されて、代わりに自分用のパワードスーツを作って脱出して、自分の会社のやってきたことに減滅して、テロ組織撲滅のためにこっそり新しいパワードスーツを作るんだけど、真の敵は…というようなお話。宣伝文句の「世界最強のCEO」が妙にツボに入ってたのよね。バットマンのブルース・ウェインもCEOじゃないかと思うんだけど、どっちが強いか気になるじゃん。2人とも財力にモノをいわせて装備を手作りするのが似てるわね。でも強さはアイアンマンの勝ちみたいだなー。アイアンマンは自力で空飛べるから。ちょっとペンギンみたいだったけど(笑)。このスーツの開発過程が面白かった。誘拐されたときに作ってたのはとにかく手作りなのがリアリティがあるようなないような。脱出後はものすごくハイテクなコンピュータで設計して、ものすごくハイテクな工業ロボットを助手に、地道にハンダづけしたりするんだもん。マスクのデザインはそんなんでいいのか？と思うんだけど、それで人気があるならしょうがないか。それにしても、トニーはプレイボーイで道楽好きな設定なんだけど、ロバート・ダウニーJr.がやってると妙に説得力あるなー(^_^);。グウィネス・パルトローが社長秘書役。チラシのカッコつけた写真とはちょっとイメージがちがって、あんまり冷静沈着じゃないのが面白いんだけど、なにもグウィネス･パルトローがやらなくてもいいような…。テレンス・ハワードはトニーの友人の軍人役で、また友達に振り回されるイイ人で、相変わらずいい感じ♪ ジェフ・ブリッジスはトニーの会社の幹部役で、とにかく今までと見た目があまりにかわっててびっくり。ハイテクなのにゆるさがところどころ残ってて、お気楽映画好きにはとっても楽しい映画でした(^.^)。　エンドクレジットの後にまだちょこっと続きがあるから、映画は最後まで見ようね。そのラストシーンが「インクレディブル・ハルク」とリンクしてるそうだけど、インクレディブルじゃないほうの「ハルク」をジャパンプレミアで見たからもういいや(^_^)ゞ。とりあえず、この映画とは無関係だったみたい。

  2008.09.16

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• 「僕らのミライへ逆回転」試写会

  　「僕らのミライへ逆回転」の試写会に行ってきた。何このケッタイな邦題?!と思ったら、原題は“BE KIND REWIND”。「ビデオは巻き戻してご返却ください」ってことね。有名なジャズプレーヤーの生家で今どきVHSしか置いてない潰れそうなレンタルビデオ屋が舞台で、突然テープの中身が全部消えちゃって、その原因になったトラブルメーカーのジェリー(ジャック・ブラック)と店員のマイク(モス・デフ)がその場しのぎに自分たちで映画を撮り直して貸し出したら人気が出ちゃって、でも著作権だの店の立ち退き問題があって…というような、どことなくゆるくて人情味溢れるお話。予告編を見ただけでハマって、どうしても見たかったのよね、この映画♪「ゴーストバスターズ」とか「ロボコップ」を手作り感たっぷりにリメイクするんだもん。仮装大賞みたいな感じかなー。他にもいろいろな映画が出てきて、見たことがないのもけっこうあったけど、一つ一つをぜひじっくり見たいわ(笑)。ジェリーが発電所で磁気を帯びるエピソードなんかは本当にゆるいんだけど、ジャック･ブラックがやるならそれもアリかなと(笑)。健気に店を守ろうとするマイクとダニー・グローバー演じる店長もいい感じ♪シガニー・ウィーバーも脇役でちょこっと出演。自分たちが出た映画もSwedeすればいいのにー。　映画の中で、自分たちで映画を作り直すことを“Swede”と呼んでて、辞書に載ってないからそういうスラングなのかと思ったら、これはこの映画での造語だとか。なーんだ。で、そのSwedeされた映画はWebで見られるとエンドクレジットに書いてあったので、帰宅して早速アメリカの公式サイトに行ってみた。うーん。サイト全体がSwedeされるぞ。楽しぃ～(笑)。Swedeされた映画の予告編はtrailerのページで見られるので、興味のある方は是非どうぞ。でも予告編じゃなくて本編がじっくり見たいんだけど、どこかにあるのかな？YouTubeで投稿作品も一般から募集してたみたい。全部英語だから、見るのに若干の根性が必要だけど…(笑)。

  2008.09.15

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• 「KIZUKI」試写会

  　「KIZUKI」の試写会に行ってきた。「現代人の“築き”上げた文明のほころびに“気づき”、新しい未来を“築き”上げていく」という掛詞だそうです。募集記事に書いてあった「地球を救う社会派エンターテイメント映画 」の「エインターテイメント」ってとこだけに反応して応募したようなものなんだけど、コレがまた不思議な映画で、ロードショー公開とかしないみたい。洞爺湖では上映したそうだけど。「地球を救う10万人」っていう団体を作って1口2000円の賛同金を募って、その賛同金を映画制作費の一部にして、賛同者にはDVDと賛同者の名簿を送って映画を広めようということだそうです。10万人も集まらなかったらしいけどね。　今日のイベントはなぜかスポーツDJの山本ゆうじさんてのが司会で、瀬木直樹監督、プロデューサーの内田弘氏、出演者の藤木勇人氏の舞台挨拶つき。一見ちょい悪オヤジの内田さんの本職は雑穀ブレンダーだそうで、夏にちょっと暑い日が多いだけで穀物の収穫量が半減するというのを知って、何かしなければいけないと映画を作ることを思いたったんだとか。あ～、だから雑穀アドバイザーの奈美悦子も出演してるのね。で、環境保護の映画を撮ろうと思っていた監督と偶然知り合って、この映画をつくることになったとか。藤木さんは自分ではコメディアンだと言ってたけど、映画の公式サイトでプロフィールを見るといろいろな活動をしてるみたい。でも沖縄がベースの方なので、早口だと話が聞き取りづらいのがちょっとツラいところ(^_^);。映画ではもっとネイティブスピーカーぶりを発揮してましたが。　　映画のほうは、煙突が立ち並ぶ九州の工業都市に住んでいる10歳の男の子が、今は亡き祖父の家がある沖縄の島まで一人で旅するお話がメイン。おじいさんは島に流れ着いた「モダマ」(世界最大の豆)を拾って丘の上に植えて、これが育って実をつけたら自分の家の庭に埋めるようにと孫に言ってたのね。で、両親が不仲でほぼ母子家庭で生活している男の子が、春休みににいきなりそれを思い出して旅立つんだけど、「おじいさんとの約束で、なんだかわからない種を一人で遠くまで取りに行く」っていうのが、ささやかなフォレスト･ガンブみたいに周りの人たちに不思議な感銘を与えていくわけです。コンビニの商品開発の仕事に行き詰ってるOLとか、島でサンゴの生態を観察してる海洋学者とか、不当投棄や漂着したゴミを片付けるボランティアの人とかね。環境保護なんていったら説教臭い話になりそうだけど、4つのストーリーが組み合わさって展開してるから、あまり飽きずに見ていられましたわ。ちょっと強引な展開ではあるけどね。映画の最後には「メッセンジャー」の皆さん(アルピニスト野口健とか大桃美代子とか)の活動ぶりの映像とメッセージもあり。　この映画を見た人が、何かに気づいて少しだけでも自分の生活を見直せば、地球を守ることにつながっていくんでしょうね。とりあえず、マイ箸はもうやってるよー。

  2008.09.08

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  「幸せの1ページ」試写会

  　「幸せの1ページ」の試写会に行ってきた。字幕翻訳コンクールの課題作品ね。出題箇所を一字一句覚えて帰って応募したらどんな評価になるんだろう？と思ったけど、とっくに自力で応募しちゃったからいいや。それにしても"It's time to finish the book."があんな訳になるとわ…。誤訳の例に挙げられそうなこと書いて送っちゃったよ。また奈っちゃんに怒られる(^_^)ゞ。　映画のほうは、南太平洋の孤島で海洋生物学者の父ジャック(ジェラルド・バトラー)と2人で暮らしている女の子ニム(アビゲイル・ブレスリン)と、引きこもりで過度な潔癖症の冒険小説家アレクサンドラ・ローヴァー(ジョディ・フォスター)がメールで知り合いになり、ジャックが船で海に出て帰ってこないことを知ったアレクサンドラが一大決心でサン・フランシスコから南太平洋に駆けつけるお話。多分に非現実的というか、ファンタジーです。日本ではジョディ・フォスターが主役扱いになってるけど、エンドクレジットで最初に名前が出るのはアビゲイルちゃん。原題は"Nim's Island"だし、アメリカのポスターの画像を見ても主役はニムだよねえ。島に一人残されたニムはアレクサンドラのために火山の調査に行ったり、上陸してきた「海賊」と戦ったりするんだけど、お友達の動物たちの活躍がどーにもファンタジー。ニムは冒険家アレックス・ローヴァーの小説が大好きで、執筆に行き詰ったアレクサンドラが"Alex Rover"名義でジャックに送った質問のメールを読んで有頂天なんだけど、英語ってのは男女の区別がつきにくいものなのねー。アレクサンドラのメールは字幕では男言葉に訳されてるからニムの勘違いがさらに強調されるんだけど、でもそれって意訳じゃないのか？別にそんな荒っぽい文章じゃなかったけど？うーん。奈っちゃんの字幕だと思って見てると、ついつい要らないツッコミをしたくなる…(^_^)ゞ。アレクサンドラは自宅の郵便受けにも行けないくらい外が怖くて、ちょっと分裂気味(?)でいつも空想のアレックス・ローヴァー(ジェラルド・バトラーの一人二役)と対話してる人なんだけど、一人ぼっちのニムのために外に出かけようとする姿が結構笑える。それはそれで非現実的なくらいの冒険をしながらニムの島を目指してて、後半はもう、ホントに外が怖かったのか?っていうくらい体を張ってがんばってます。ジャックも海で遭難した後でニムの元に帰るために非現実的な助けを借りながらいろいろがんばってます。「迷える女性が新しい一歩を踏み出す」なんて感じの売り文句を鵜呑みにしないで、児童文学だと思って見てればなかなか楽しい映画でした。　そういえば、アビゲイルちゃんは「幸せのレシピ」にも出てたねえ。あれも原題とはかなり違うタイトルだったなあ…。

  2008.08.27

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  切手を集める趣味は…

  アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ第8集「機動警察パトレイバー」8月22日発売だったそうです。しかも消印もあったそうな。小学生の頃にハマった切手収集、キリがないからとっくの昔にやめたし、最近のアニメの切手も特に興味はなかったんだけど…これは欲すぃ!!!高田明美のイラストだよ～。このところ「スカイ・クロラ」のおかげで劇場版パトレイバーを地上波で放送してくれたりして楽しかったんだけど、まさかこんなものまで出来るとは…。でも、買ってももったいなくて使えないようなものを買っても扱いに困るし、そもそも誰を相手に恥ずかしげもなくこの切手を貼って手紙出せるんだって話なんですがね(^_^);。どうせ買うならシートで買いたいけど、太田さんは要らんしなあとか、郵便局にいって「野明と南雲隊長ください♪あと特車二課が揃ってるやつも♪♪」なんてお買い物するのもどーなのかなあとか、うだうだ考えてしまうわけです(笑)。でもパトレイバーがわかる年齢層って軽く30代超えてるよねえ。やっぱり大人買いが期待されてるのかしらね。でも「コレクション」はやめると心に決めたから、このブログに貼った画像で満足することにしようかしら(笑)。

  2008.08.22

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• 「おくりびと」試写会

  　「おくりびと」の試写会に行ってきた。cinemacafe.netさんのご招待。アナウンスでは「シネマネットカフェ」って呼ばれてたけどね。惜しいっ。…クローン・ウォーズ以来、どうも場内アナウンスに厳しくなっちゃって(笑)。　映画のほうは、所属していたオーケストラが解散して失業したチェリスト(本木雅弘)が、妻(広末涼子)を連れて故郷の山形に帰って、求人広告の勘違いから見つけた職が「納棺師」だったという、ユーモアと感動の物語、かな。納棺師というのは葬儀会社の下請けの超ニッチな職業だそうで、遺体を清めて着替えさせて死に化粧なんかもして棺に入れるのが仕事。しかもそれを居並ぶ遺族の前で所作美しくやるの。そんな職業があるのねえ。私が最後に関わった葬儀は10年くらい前だけど、納棺をどうしたかなんてさっぱり覚えてないもん。そういう儀式には地域差もあるのかもね。遺体を扱う仕事に主人公は最初は及び腰で、妻にも内緒で働き始めるんだけど、社長(山崎努)の仕事に対する姿勢や遺族たちの喜ぶ姿を見るうちに、仕事に対する考えが変わってくるのね。そのへんのあがきっぷりがけっこう笑えたりジーンときたり。でも妻や友人にはその仕事をよく思われなかったり、さらには生き別れの父への感情なんかも絡んできて、全編を通して主人公が自己を見つめなおしていくようなお話です。自分の身近な人を亡くしたことがある人が見れば、きっともっと感動するに違いないなあ。音楽が久石譲で、主人公がチェロを弾くシーンがふんだんにあるのもいい感じ。脚本の小山薫堂は「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」の放送作家だったとか。なんか納得だわー(笑)。不思議に面白い映画でした。

  2008.08.19

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  「死にぞこないの青」プレミア試写会

  　「死にぞこないの青」のプレミア試写会に行ってきた。シネトレさんのご招待で舞台挨拶つき♪ 会場に着いたらロビーに「アオ」が立ってたんだけど、あんまり近くまでいけなくて、人形なのか人間なのか見分けがつかず。たまに動いてたみたいだけど、あの格好で30分立ちっぱなしは人間だったらキツイだろうなあ。舞台挨拶はシャイな安達正軌監督、イケメン城田優、今度の映画でもまた縛られてる谷村美月、TANTOにランチパックの入山法子の4人。主演の須賀健太くんは釣キチの撮影で忙しいらしく、ビデオレターでの登場でした。この映画の撮影は去年の夏だったようで、城田優は「花ざかりの君たちへ」の撮影と時期が重なってて、一日のうちに高校生役と先生役をこなさなきゃいけなかったとか。しかもそのあとまだ「Rookies」で高校生やってたもんね。で、ケイタイの画面はRookiesで、ストラップは「アオ」のポクポンなんだって。全身真っ青で一見不気味な死にぞこないのポクポン。辛いとき・悲しいとき、そんな気持ちを理解してくれたり、身の毛もよだつような残虐的なことを言ったり、とても奇妙で不思議な存在です。正しいものは何か、何が悪か、答えを導き出すために自分自身やすべてに対して「闘うこと」の大切さを本当は教えてくれているのかもしれません。スピリチュアルパワーは【真実へ導く】だそうです。ポクポンって最近たまに見かけるけど、いろいろコラボしてるんだねえ。城田ファンは是非ゲットだ！どこで売ってるのかよくわかんないんだけど(笑)。　映画のほうは、最近良く名前を見かける乙一が原作。気の弱い小学6年生のマサオくん(須賀健太)が、ちょっとしたきっかけで担任の羽田先生(城田優)から執拗に叱られるようになり、クラスメイトからもいじめらて孤立するようになり、そんなときに全身真っ青で拘束衣を着た「アオ」(谷村美月)が現れて残虐な仕返しをするようにマサオくんをそそのかし始めて…、というようなお話。ホラー映画だと思って身構えて見てたら、ちょっと拍子抜け。やっぱりコドモが主役だから、そんなに酷い描写はなかったかな。いじめられっぷりを見るのは十分痛々しかったけど(TwT)。羽田先生の理不尽さがまあ腹立たしいこと。ラストはちょっと感動的、かな？この映画のターゲットは子どもなのかなあ。エゴイズムとか恐怖とか人間の抱えている弱さについて考えさせる作品なのでしょう。　　ミッキー・カーチスみたいだけど違うおじいさんが出てきて、誰だか気になったからエンド・クレジットを必死に読んでたら、亀山助清の名前を発見！クリィミー・マミのマネージャーの木所さん(の声優さん)だッ!!声しか知らないから、どこに出てたのかさっぱり気づかず。木所さん以外にもいろいろ演じてるはずなんだけど、どうにも木所さんの印象が強くて(^_^)ゞ。あとで調べてみたら、俳優としてもいろいろなドラマに出演しているらしい。やっぱり気づいたことないなあ。結局、亀山さんの役とミッキー・カーチスもどきのおじいさんの正体はわからずじまい。公式サイトができたらまた調べに行かなきゃ。

  2008.08.18

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• 「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」

  　「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」の試写会に行ってきた。なぜか1名分だけ当選。中野サンプラザで18時開場/19時開映で、一人なら席はどーにでもなると、のんびり18時半頃に着いたら、まだまだビルの前の広場を埋め尽くす大行列…。19時近くになってようやく会場入り。ロビーで何か撮影してるみたいだけど一般客には見えなくてがっかり。チラシをもらってセキュリティチェックを受けてホールに入ったら、ダースベーダーとかストームトルーパーとか新キャラのアソーカとかがいた。ダースベーダーは会場内を練り歩いてて、カメラ持ち込み禁止だけどみんなケータイで撮影しまくり(笑)。会場の真ん中あたりの席はほとんど関係者席になってたから、前のほうに座って待つ。テレビカメラが何台も会場中央に向けられてて、19時15分頃にようやく上映開始。と思ったら、アナウンスのおねえさんがものすごくたどたどしい。あまりのヘタさに映画会社のスタッフとかの素人がしゃべってるんだろうと思ったら、アナウンスはさらに別のたどたどしいおねえさんに交代、さらにもう一人にたどたどしく交代。なんだこの素人臭いのは!!と思ったら、試写会運営のお手伝いをしているというAKB48の方々だったようです(^_^);。　映画のほうは、スター･ウォーズのエピソード2と3の間のクローン戦争を題材にしたCGアニメ。ジャバ・ザ・ハット率いるハット族をそれぞれ味方につけようとする分離主義者たちと共和国の駆け引きのお話で、オビ=ワンとアナキンと、アナキンのパダワンになったアソーカ・タノが大活躍です。オビ=ワンとアナキンとか、アナキンとアソーカとか、師弟たちの会話が 小気味よくて楽しい。アソーカはいやに現代的な女の子で、アナキンのことを"Sky guy"とか呼んでたみたい。字幕では「スカぴょん」だった。そういうノリなのね。実写版よりはだいぶマンガちっくで軽い話に仕上がってます。そもそも予告編を見る限り、ポリゴンなゲームのキャラクターがそのまま動いてるようで、デザインもイマイチだからあんまり興味がなかったんだけど、声を誰がやるのかはちょっと気になってたのよね。クリストファー・リーとかサミュエル・L・ジャクソンとかC-3POのアンソニー・ダニエルズは出てたけど、主要メンバーは実写版の人がそのままやってるわけではないようで、ヨーダの声もフランク・オズじゃなかった。しかもヨーダの活躍があんまりなかった。がっかりだーーーーーーっ。でもオビ=ワンの声はかっこよかったから、もしかしたらユアン・マクレガーが？と思ったら違った。調べてみたら、どうやらゲームで有名な声優さんみたい。アナキンの声の人は「HEROES」で不死身のチアリーダーを殺したクォーターバックくんだとか。それがジェダイになるとはスゴイ出世だ(笑)。実写版に出てこないアソーカがこの後どうなるのかは描かれないまま終わったから、きっと続編ができるんでしょうねえ。それともアメリカでテレビ版を作って終わりかな。　映画が終わって帰ろうとしたら、関係者席にダースベーダーが座ってた。若かりし頃の自分を見てたのかなあ(笑)。しかもシュコーっていってた。鑑賞中は息をひそめてていただかないと周りに迷惑だったでしょうねえ。

  2008.08.11

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• 「イントゥ・ザ･ワイルド」試写会

  　「イントゥ・ザ･ワイルド」の試写会に行ってきた。ショーン・ペンが監督・脚本、エミール・ハーシュ主演で、実話の映画化。大学を優秀な成績で卒業した主人公クリスが、家族もお金も車も捨てて家出して、アレクサンダー・スーパートランプという偽名を使ってバックパックであちこち旅をして2年後にアラスカで死ぬまでのお話。"tramp"というのは「放浪者」って意味だそうです。スピード･レーサー君、今度はブルーバックじゃなくて、山に登ったりカヌーで急流下りしたりとリアルに大変な役。クリスは両親の抑圧や社会から逃れて誰もいない自然の中での狩猟生活に憧れてアラスカを目指すのに、資金稼ぎでバイトをしたりしていろいろな人とめぐり合って、みんなに気に入られていくのね。でもそれを振り切って2月のアラスカに行って、森の中で乗り捨てられたバスを見つけて、その「魔法のバス」で何ヶ月か生活するわけです。物語は「魔法のバス」を見つけた日から何週間後とか何ヶ月前とかを行き来しながらすすんでいって、語り手はクリスの妹だったりクリス本人だったりして、ちょっと一貫性に欠けるような…。彼はなぜ旅に出たのか？というかなり心理学的というか哲学的な内容で、ややこしいセリフが多いのに、字幕がところどころ見にくいし。お気楽な私の頭にはただでさえそういうテーマの話はしみこみにくいというのに(^_^);。一人で旅をしてる割にはカメラに向かっておどけたりとか、スーパースローのシャワーシーンとか、なんだか興ざめな部分もあり。でもそんなクリスはアラスカで一人でいろいろ考えて、幸せとは何かを悟るんだけど、そこに皮肉が結果がまってるわけです。クリスの死因が私には意外。それが実話というものかな。クリスが知り合う人たちの中にクリスを孫みたいに気に入るおじいさんがいて、けっこういい感じ。演じるハル・ホルブルックっていう俳優さんはアカデミーの助演男優賞に最高齢でノミネートされたんだって。なるほどね。　何かに酔ってるような映画だったけど、あとからじんわり来るような、ちょっといい映画でした。

  2008.08.05

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• 「ダークナイト」試写会

  　「ダークナイト」の試写会に行ってきた。チラシがカッコいいのよね。三つ折りで、3つの面に3人のキャラクターの顔が一人一人写ってて、それぞれ「最狂。」「最強。」「最凶。」って書いてあるの。私が気に入ってたハリポタの「不死鳥の騎士団」の個別ポスターみたいな色合い。うまいなあ、ワーナー♪　映画のほうは、ゴッサム・シティの治安を守ろうとするバットマンや官憲の皆さんと凶悪なジョーカーとの争いのお話、かな。そんな簡単に要約できるような話でもなく、2時間半の間、緊迫感が続く内容でした。2、3日前の某スポーツ新聞にこの映画のアメリカの興行成績の記事が載ってたけど、見出しが「ダークサイド」…。惜しいっ(^_^);。まあ、人はいかに簡単にダークサイドに落ちるかって話でもあったけどね。クリストファー・ノーラン監督のバットマンは、今までのバットマン映画とは違って、リアルさで異彩を放ってますわね。「ビギンズ」はそれでも渡辺謙の役がいろんな意味でおかしかったりしたけど、今回はジョーカー以外にはコスプレの妙なキャラクターは出てこないし。ゴッサム・シティも建物が普通のガラス張りの高層ビルばっかりで、レトロな雰囲気が微塵もない。バットマンの秘密兵器の数々も、モーガン・フリーマンが開発してるとなればリアリティばっちり、な気がしてくる(笑)。ブルース・ウェインのクリスチャン・ベールと執事のマイケル・ケインと警察のゲイリー･オールドマンも配役変わらず。善人のゲイリー･オールドマンは相変わらずなじめないな(笑)。　ジョーカーっていうとキレイに顔を塗ったジャック･ニコルソンの印象が強烈だったけど、ヒース・レジャーのジョーカーは化粧が崩れまくってて見た目からして怖い。行動も怖い。ブルース・ウェインの恋人だったレイチェルは、「ビギンズ」ではケイティ・ホームズが演じてたけど子育てで忙しいのか(?)、マギー・ギレンホールに変わった。「主人公は僕だった」に出てたジェイクのお姉ちゃんだ♪レイチェルの交際相手の正義の地方検事・ハーヴィを演じるのはアーロン・エッカート。レイチェルがケイティ･ホームズのままだったら「サンキュー･スモーキング」な組み合わせだったのになあ。バットマンの映画は全部見てるはずなんだけど内容をほとんど覚えてなくて、後で調べるまでハーヴィが前の映画にも出てたキャラだと気づかず(^_^)ゞ。前はトミー・リー・ジョーンズだったんだねえ。それにしても、この監督の重たいノリでは、いくつ続編を作ってもロビンやバット・ガールは出てきそうにないわ。今までのバットマンとはまったく別物として、かなりドラマチックで良くできた映画だと思います。うんうん。

  2008.07.22

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• 「ドラゴン・キングダム」試写会

  　「ドラゴン・キングダム」の試写会に行ってきた。いやー、見たかったんだよね、コレ。「カンフー・パンダ」「カンフー・ダンク」ときたら、ジャッキー・チェンとジェット・リー共演のこの映画ははずせないでしょう♪　ボストンのカンフーオタクの高校生ジェイソンがチャイナタウンの質屋で如意棒を見つけて、なぜか古代の中国にタイムスリップして、「選ばれし者」として如意棒を持ち主である孫悟空に返すためにカンフーの達人たちと旅をして、悪の将軍たちと戦うお話、かな。すこしばかりナルニア国のテイストあり。原題は"Forbidden Kingdom"。無理にドラゴンとかつけなくてもいいのにねえ。オープニングの孫悟空(Monkey Kingというらしい)のワイヤーアクションがいかにも作り物で、しかもその孫悟空が厚化粧のジェット・リーで、いまだにジェット・リーの笑顔になじめない私にはちょっとばかり萎えるものがあったけど、アメリカ人の高校生が見た夢であってみればそれも仕方ないか(笑)。カンフーオタクの夢ってところが「カンフー・パンダ」のオープニングと似てる(笑)。孫悟空はジェイド将軍にだまされて石にされてて、ジェイド将軍の圧制から人々を救うために如意棒を孫悟空に返さないといけないわけなのね。孫悟空のほかにも中国で有名な話がいろいろ取り入れられてるそうだけど、日本人の私が見ても良くわからない(^_^)ゞ。途中で出てくる白髪魔女も、そんなタイトルの映画とかドラマがあるみたいね。そんなの知らなくても十分楽しめたけどね。弱っちいジェイソンを拾って鍛えるのがジャッキー・チェン演じる酔拳の使い手ルー・ヤンと、ジェット・リー演じるサイレント・モンク。この2人のカンフー対決がたっぷり見られて、これがカッコいいのよ♪「カンフー・ダンク」はカンフーの達人VS大勢の普通の人みたいなのが多くて、ある意味勝負になってなかったけど、やっぱりカンフー映画は1対1の技の見せ合いもないとねー。戦ってなくても、ジャッキー･チェンとジェット・リーの掛け合いはかなり面白い。カンフー映画はこうあるべきよね♪　ジェイソンを演じるマイケル・アンガラーノは「ミュージック・オブ・ハート」で注目されたそうだけど、そのときは12歳くらいかな？他にも映画やTVドラマ(「24」とか「ER」とか「CSI:」とか)にいろいろ出てるみたいなんだけど、さっぱり見覚えがない(^_^)ゞ。注目の若手だそうだから、今後に期待しましょう。ジェイド将軍は長髪で髭でアイシャドウをしててどことなく渡辺謙みたいな感じで、とにかく濃いなあ～～と思ってたら、演じているコリン・チョウは「マトリックス」の2・3作目でオラクルのボディガードのセラフをやった人でした。あまりに見た目が違ってびっくり。そもそもセラフはいつもサングラスを掛けてたけどね。この人のプロフィールにも私が見たことのある映画の名前がいくつか並んでるんだけど、マトリックス以外はやっぱり記憶にないなあ。白髪魔女を演じるリー・ビンビンは覚えやすい名前だからどこかで見たことあると思い込んで悩んでたのに、いままでの出演作品は一つも見てなかったことが判明(^_^)ゞ。ジェイソンたちと一緒に旅をするゴールデン・スパロウ役のリュウ・イーフェイは歌手もやってるそうで、日本のアニメの主題歌を歌ったことがあるとか。みなさんワールドワイドに活躍してますねえ。これはアメリカ映画だけど、日本人が作った「西遊記」とどっちが中国で違和感なく受け入れられるのか、ちょっと興味があるな。少なくともアクションは「ドラゴン･キングダム」の圧倒的勝利だ(笑)。

  2008.07.17

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• 「カンフー・ダンク！」男おばさん試写会

  　「カンフー・ダンク！」の試写会に行ってきた。フジテレビ主催で男おばさんのトークショーつき♪ っつっても「男おばさん」の番組は見たことないんだけどさ。軽部アナはいつもどおり(?)蝶ネクタイで、笠井アナは…三つ揃いじゃないじゃーん。夏でもベストは欠かさないのかと思ってたのに(笑)。バスケのユニフォーム姿の南キャン山ちゃんがゲストで登場。なんでも中学から大学までバスケ部だったとか。で、中高バスケ部だったという笠井さんがおもむろにスーツを脱ぐと下にバスケのユニフォームを着込んでた。だからベストを着てなかったのかな？でも革靴のままなのが観客の笑いを誘いつつ、フリースロー対決が始まる。軽部さんのまりつきに比べれば山ちゃんも笠井さんもバスケが上手そうに見えるけど、2人ともシュートはなかなか決まらず、サドンデスでようやく山ちゃんの勝利。退場するときに笠井さんがランニングシュートに挑戦するも、やっぱり失敗(笑)。客席の一番前にハンディカメラを持ってる人はいたけど、大きいテレビカメラが来てた様子はなく、この模様はどこかで放送されるのかしら？　　映画のほうは、ジェイ・チョウ演じるカンフー学校で育った孤児のシージエが、学校を追い出されて、偶然知り合った変なおじさん(谷啓みたい…)に身体能力を見出されて、おじさんの金儲けのために大学のバスケ部に入ることになり、極悪なチームと対戦してチームワークを学んだり、親探しをして成長していくお話、かなあ。吹替え版だったから、なんとなく「頭文字D」みたいな雰囲気もあり。ジェイ・チョウの役どころが「王妃の紋章」とはガラっと変わって今イチおバカさんなんだけど、その辺は「少林サッカー」みたいな感じか。カンフーを習得してれば無敵ってところも同じ。カンフー学校の先生とか大学の学長が「少林サッカー」で見たような人たちだったし(笑)。カンフーとは関係ないバスケ部の先輩たちはイケメンなんだけど、髪形が似てて判別つかず(^_^);。酒びたりのキャプテン役のチェン・ボーリンは「暗いところで待ち合わせ」で田中麗奈と共演した人だそうです。乙一原作じゃん。読んでも見てもいないけど(^_^)ゞ。少林サッカーよりはだいぶ若々しく青春ドラマっぽくなってて、ちょっと中だるみな感じもするんだけど、バスケのシーンはテンポがよくて面白かったわね。やけに耳に残る主題歌はジェイ･チョウが自分で歌ってるんでしょうね。とにかくノリの良い映画でした。

  2008.07.16

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• 字幕翻訳コンクール

  　神田外語の字幕翻訳コンクール、今年もやるみたいです。今年の題材はジョディ・フォスター主演の「幸せの1ページ」。意訳すると奈っちゃんに叱られるのがアレなんですが(笑)、自分で入力した文字が字幕になるのが面白いので、また参加しなくちゃね(笑)。

  2008.07.15

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  洋書かぶれ

  　つい先日、ハリポタの最終巻の原書を読み終わりました! 7月23日の日本語版発売に間に合ったぞ!! でも、最後のほうの章の謎解きがイマイチ理解できず。6巻も英語でしか読んでないし、読むのに時間がかかりすぎて以前の話なんてもう細かいところは覚えてないんだもん。謎を解くためにどこを読めばいいのか探すのが面倒(^_^)ゞ。ほとぼりが冷めた頃に図書館で日本語版を借りることにしようかなー。　で、土曜日は国際展示場の東京国際ブックフェアに初めて行ってきた。仕事だったからあんまりうろうろできなかったけど、にしおかすみこのサイン会があったりムーミンが来たりと、かなり盛況な様子。でもやっぱり私には洋書バーゲンコーナーが一番楽しかったわ♪ハリポタとかLotRのペーパーバックが\500で買えるなんて～(>

  2008.07.12

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• 「ベガスの恋に勝つルール」試写会

  　「ベガスの恋に勝つルール」の試写会に行ってきた。キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャー主演のラブ・コメディ。原題は"What Happens in Vegas"だけど、主な舞台はNY。恋人に手ひどく振られたばかりキャリアウーマンのジョイと、怠け者過ぎて父親の経営する会社をクビになったばかりのジャックが、うさ晴らしにラスベガスに出かけて偶然出会って、酔った勢いで結婚しちゃうのね。で、すぐ結婚を無効にするつもりだったのに、ジョイの25セントを使ってジャックがスロットマシーンで300万ドル当てちゃって、お互いに賞金の所有権を主張して裁判になって、判事から6ヶ月間まじめに結婚生活を送るように命じられて、ものすごく反目しあいながら生活するうちにいつしか…というようなお話。説明長いね(笑)。　お互いにいろいろと嫌がらせをする姿が「ローズ家の戦争」をちらっと思い出させるんだけど、まあ、やってる人たちが若いから爽やかでいいかな(笑)。キャメロン・ディアスは相変わらずスタイルがよくておしゃれで、「チャーリーズ・エンジェル」のナタリーばりに元気な蹴りも披露してくれます。ケータイで話しながら歩く姿は某CMのよう(笑)。チラシには主演2人の名前しか載ってないし、アシュトン･カッチャーの映画は今まで見たことなくて、デミ・ムーアのダンナくらいの知識しかないから、この映画で知ってる人はキャメロン・ディアスだけかなーと思ってたら、結婚カウンセラー役にクイーン・ラティファが♪相変わらず貫禄があっていいわ～～～～♪あちこちで笑えてテンポよく話は進むけど、ラストのほうではちょっと感動的なところもあるから、「近距離恋愛」で泣く人なら泣くかもねー。ラブコメの王道をいく楽しい映画でした。この映画もエンドクレジットに後にちょっと続きがあるから、映画は最後まで見ようね!

  2008.07.07

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• 「スカイ・クロラ」ジャパンプレミア

  　「スカイ・クロラ」のジャパンプレミアに行ってきた。日テレ菅谷アナの司会で、押井守監督とメインキャスト4人(菊池凛子・加瀬亮・谷原章介・栗山千明)の舞台挨拶つき。2階席だったから舞台の人は2cmくらいかしらねー。まず舞台のせり上がりから1/2スケールの散華(劇中に出てくる戦闘機)とボマージャケットにジーンズ姿の男の人が1人現れたんだけど、舞台に上がりきるのに時間がかかったし、暗くて誰だかわからない。押井監督だったらなんとなくビジュアル的にガッカリだから、きっと主役のパイロット役の加瀬亮だろうと思ってたら、押井監督本人だった。失礼なことを考えてごめんなさい(^_^);。そのあと、出演者4人が客席から1人ずつ舞台にあがったんだけど、いちいち広い舞台の袖のほうを経由して歩いてこないといけなくて、やっぱり時間がかかったなー。主題歌を歌う絢香のビデオメッセージもアリ。監督が着てたボマージャケットは監督がデザインしたものらしいんだけど、暑かったそうで、フォトセッションの時には脱いでた。宣伝しとかないとダメなのでは？(笑)　映画のほうは、娯楽として人に見せるための戦争を請け負っている会社のパイロットたちのお話。パイロットたちは「キルドレ」と呼ばれる永遠に大人にならない子どもたちなんだけど、子どもといっても思春期の姿らしく、みんなタバコを吸うし酒は飲むしおねーちゃんと遊ぶし、まあ子どもには見えにくいわねえ(^_^);。主人公でキルドレのカンナミ・ユーイチ(大人にならないカンナミだって。プププ。とか思っちゃうのは私が野猿ファンだから(笑))はそんな会社の基地のひとつに赴任してきて、司令官でやっぱりキルドレのクサナギ・スイトと出会うのね。スイトがキルドレなのに子持ちだとか、ユーイチの前任者を殺したとかいう噂を聞くんだけど、ユーイチが基地の他の人に真相を聞いても、はぐらかされて教えてもらえないの。スイトは冷静かと思えば激昂することもあって、そんなスイトにいつしかユーイチは惹かれて、でもユーイチの過去には実はユーイチも知らない秘密があって…というような、ちょっと暗めなストーリーです。押井監督作品にありがちなダークさというかね。基地の母親的存在の整備士さんの声が榊原良子なのがうれしいなあ。この人も押井監督作品には欠かせないよね♪合間合間に出てくる戦闘機の空中戦のシーンは会話がいきなり英語になるのが不思議なんだけど、フライトシミュレーターか何かのようなめまぐるしい映像がすごいです。「ギャラクティカ」で使われてた手ブレっぽいカメラワークも大活躍。　押井監督というと、私にとってはパトレイバーのテレビ版とかOVAでやけにシュールだけど大笑いできる面白い話を作る人ってイメージだったんだけど、それがパトレイバーの劇場版あたりであんまりお気楽に笑えるものじゃなくて、ちょっとすっきりしないような作品を作る人っていうイメージに変わっちゃったのよね。もっと前の劇場版うる星やつらが難解だと思ってたら、それも押井監督作品だったから、もともとそいういう方向性の人だったんだろうなあ。攻殻機動隊シリーズは「イノセンス」しか見てないけど、あれもやっぱりお気楽とは言いがたいし。大人になったらもう少し理解できるようになるかと思ってたけど、この映画のメッセージ性がお気楽な私の頭に染みこむのにはやっぱり時間がかかるわ(^_^);。でも一見の価値がある映画だとは思います。飛行機好きの父が興味を示してたから、そいういうのが好きな人にもいいかも。そういえば、この映画もエンディングのあとにちょこっとエピローグあり。だから映画は最後まで見ようね！　これで怒涛の5日連続試写会は最終日。疲れたー(^_^);。

  2008.07.03

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• 「カンフー・パンダ」試写会

  　「カンフー・パンダ」の試写会に行ってきた。ドリームワークスのCGアニメで、ジャック・ブラックの字幕版のほうね。TOKIO山口くんの吹替え版の休日の試写会も当たってたけど、さすがに両方見ることもないかと、吹替え版は会社で引き取り手を捜すことに。でも皆さんオトナで、乗り気になってくれる人があんまりいない…。無理やり上司に押し付けたけど、いーじゃんねえ、カンフー映画はどんなのでも面白いと思うんだけどなー。　映画のほうは、カンフーが大好きだけど実力は伴わないデブのパンダ・ポー(声:ジャック・ブラック)が、カンフーの達人の5人組「ザ・ファイブ」を差し置いて龍の戦士に選ばれちゃって、迫り来る悪の戦士タイ・ランと戦うお話。ポーが戦えるようになるわけがないと、師匠のシーフー(ダスティン･ホフマン)やザ･ファイブやポー本人ですら思ってるんだけど、何ごとも信じなければ始まらないということなんですね。修行場には木人拳みたいなのも出てきて、カンフー映画好きならとても楽しめます(笑)。マスター・シーフーの戦いっぷりがヨーダみたいなのもいいわ♪性格付けはぜんぜん違うけど。ザ・ファイブ一番の実力者タイガー(原語ではタイグレスTigressって名前だったけど)の声はアンジェリーナ・ジョリー。蛇はルーシー・リュー。モンキーはジャッキー･チェンなのもうれしい限り♪家に帰って調べるまで、ジャッキー・チェンがどの役だったかわからなかったんだけどさ(^_^)ゞ。タイ・ランが投獄されてた監獄の看守のサイはマイケル・クラーク・ダンカン。この映画の中で声を聞いて俳優がわかったのはこのサイだけだったなー。さすがのCGで毛並みとかはキレイなんだけど、造形はあくまでもマンガっぽく、ポーの尻尾は黒い。パンダの尻尾が白いというのは有名なトリビアだと思ってたんだけどなー。ポーの夢に出てくる劇画調のポーがどことなくパンダコパンダっぽかったんだけど、そう思うのは私が日本人だからかな？エンディングの映像が凝ってて、その後もちょっと続きがあるから、映画は最後まで見ようね！　　

  2008.07.02

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• 「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」完成披露試写会

  　「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」の完成披露試写会に行ってきた。会場は国立代々木第二体育館。初めて中に入ったけど、ものすごいすり鉢状なのね。入場時にサイリウム(コンサート会場でみんなが振ってそうな、折ると光るペンライトみたいなヤツ)が配られて、しかも1階席の一部のラッキーな観客は「ニッポンの夏 ゲゲゲの夏」という文字のパネルを持たされるから、開演前に練習するので早めに席に着けとのこと。まあ、私はアンラッキーだったからパネルを支える役にはならなかったけど、文字の下の席になっちゃった人は舞台が見えなくて嫌だったでしょうねえ。ちょっと離れたところで「空気読んでー」と繰り返し言い続けてたKYな方がいたけど、きっと字の下敷きになったんでしょう(^_^);。フジテレビの軽部アナが司会で、舞台挨拶あり。まず本木克英監督が出てきて軽部アナとトーク。そのあとようやく出演者が一人一人登場。順番は忘れちゃったけど、なかなか豪華メンバー。ウェンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、間寛平、室井滋、上地雄輔、佐野史郎、ソ・ジソブ、寺島しのぶ、緒方拳、てとこか。上地が見られるとは思ってなかったので、ヘキサゴン好きとしてはうれしい限り♪でもこのメンバーの中で(ファンが)一番異彩を放ってたのがソ・ジソブ。韓流ドラマは見ないからこの方を知らないんですが、出てくるなりものすごい拍手と声援。私の周りの席の方々にもこの人目当ての人が大勢いて、コンサートみたいなキラキラのウチワを用意してたり、名前を書いたボードを振ってたり、とにかくすごい。舞台挨拶が一通り終わった後、主演者たちは一度退場して、客席側に作られたもう一つの鬼太郎ハウスみたいな舞台に出てきてフォトセッション。このときもジソブさんを振り向かせようと名前を呼ぶ方多数。「ニッポンの夏 ゲゲゲの夏」ってみんなで叫んでサイリウムを振ってCM撮りもしてようやくイベント終了、上映に入る。　と思ったら、私の前の席の明らかにジソブファンの2人組の一人がいきなり退出、もう一人はケータイでメールを打ち始めた。何しに来たんだよ(-_-);。音もバイブも止めてるみたいだし、一応は画面を手で覆ってたからあんまり気にしないでおこうと思ってたんだけど、間もなく返事が来たらしく、今度は堂々とケータイを開いてまた何かしだした。…うーむ。こっちゃー映画そのものを見に来てるんだよねー。視界の端で光がちらついてたらもっと後ろの人たちにも迷惑だろうし、この人に注意できるのは私だけだ!と意を決して(って大げさなもんでもないけど)おねえさんの耳元でケータイをしまうよう囁いてみました。赤の他人の大の大人に注意するのは久しぶりだけど、あっさり従ってくれてよかった♪退出した一人は後で戻ってきたけど、他にもやけに人の出入りが多かったなあ。　映画のほうは、呪いの歌を聞いてしまった女子高生があと2日で死ぬとわかり、その呪いを解くために奔走する鬼太郎ファミリーのお話。呪いの歌を歌った妖怪の正体は濡れ女で、そこには悲しい秘密が隠されていて、それを利用しようとするぬらりひょんと鬼太郎たちが対決するわけです。ウェンツの鬼太郎は前作同様に悩める若者で、私が慣れ親しんだ戸田恵子版鬼太郎とはやっぱり違う感じ。大泉のねずみ男は本人が言うとおり嫌なやつで、やることが下品。でも子どもの観客も多かったから、そこが大ウケ(笑)。上地のサトリって妖怪もやっぱり下品な攻撃で大ウケ。とことん子ども向けだなあー、と思いきや、ソ・ジソブ演じる外国の妖怪・夜叉が現れると拍手と黄色い歓声が。アメリカの映画館か、ここは？夜叉が出てくるたびに拍手喝采。夜叉は一言もしゃべらないけど拍手喝采。倒されても拍手喝采。そして、夜叉の出番がもうないだろうと判断されるや、帰るお客さん複数。私の前の席の人たちも帰っていきました。ホントに何しに来たの(^_^);。椅子が硬くて狭くてお尻が痛くなってる頃だったから、前の席を蹴って迷惑を掛ける気遣いもなくなって体を動かしやすくなったのは助かったけどさ。ちょっと鬼太郎の影が薄いような気もしたけど、映像はなかなか迫力があって、結構楽しみました。エンディングが終わったあとにもまだちょっとあるので、映画は最後まで見ようね！　　

  2008.07.01

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• 「近距離恋愛」試写会

  　「近距離恋愛」の試写会に行ってきた。原題は"Made of Honor"。大学時代から10年間、親友として付き合ってきた女友達のハンナが急に結婚することになり、主人公のプレイボーイ、トムはハンナを自分が愛していたことに気づいて、でもハンナから花嫁付添人を頼まれちゃって、彼女を取り戻すために悪戦苦闘するお話。ロマンチック・ラブ・コメディってとこか。「マイ・ベスト・フレンズ・ウエディング」の男版みたいな感じかも。主演は「グレイズ・アナトミー」とか「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシー。グレイズ仲間(?)のキャサリン・ハイグルも最近「幸せになるための27のドレス」で花嫁付添人を演じてるわね。しかも「27のドレス」には「魔法にかけられての」ジェームズ･マーズデンも出てる。試写会に外れたから見てないけど、これは見くらべてみたいかも。ハンナを演じるのはミシェル･モナハン。「M:i:III」でイーサン・ハントの婚約者役をやってたらしいけど、正直、印象があんまりない…。　トムとハンナはNYに住んでるけど、ハンナの結婚相手はスコットランドの貴族だから、後半は舞台がスコットランドになってうれしい♪私が車酔いしてろくろく見られなかった景色がいっぱい…(^_^);。お城とかキルトもたくさん出てくる。シャム猫ココのシリーズを読んでると、たぶんイリノイ州あたりの北のはずれの町では嬉々としてキルトを着たりしてるけど、ニューヨーカーのスコットランド文化に対するイメージはあまりよくないのかしらね。ハギスに眉をしかめたり、キルトをダサがったり。アクセントもぜんぜんちがうから、話が通じにくかったりして。相手の貴族はアソール家と親戚だそうで、これって去年行ったブレア城のAtholl公爵家のことかな？添乗員さんがいちいち「アルソ」と読み間違えてたけど、この映画の聞き間違え方を覚えれば読み間違いもしなくなるかも(笑)。あまり他人と深く関わらないようにしてきたトムがハンナのため心を入れ替える姿や、誠実な愛情を求めるハンナの姿が、みる人によっては泣くほど感動的らしいですが、私は大いに笑って楽しみました。いい映画でした。うんうん。

  2008.06.30

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• 「スピード・レーサー スーパープレミア GO! TOKYO DOME」

  　「スピード・レーサー」の東京ドームのジャパンプレミアに行ってきた。開場時間ギリギリに行って座席券を引き換えて、ムーミン・カフェでおいしくキッシュを食べて、いざ入場したら、2回席の最後列でした。スタンドの急勾配をよじ登って振り返れば、うーん、アリーナの人が1.5cmに見える(^_^);。アリーナにはイギリスから来たとかいう巨大なスクリーンと、カナダから来たとかいう映写機と、マッハ5号のレプリカがあって、上映前に伊藤さとりさんの司会で「セレブ」の紹介のイベントがあった。世良正則とか片山右京とか主題歌をアレンジした人たちとかに続いて、どーいうつながりか藤田朋子。もうこれ以上の「セレブ」は登場しないだろうねえ、例えば叶姉妹とかー、と冗談を言ってたら、次に叶姉妹登場！　「試写会によく行くんですよ」　「そういうのって有名人が来るんでしょう？」　「叶姉妹とか？見たことないですねー」という会話を何回したことか(笑)。ついに叶姉妹を生で見たぞ!!1.5cmだけど(笑)。インタビューが終わって2人がアリーナ席に移動中、恭子さんが誰かに深々とお辞儀をしててびっくり。意外に腰が低いぞー。　叶姉妹の後はいよいよ「ゲスト」のエミール・ハーシュと真田広之の登場。わーい、今度は生真田広之♪相変わらず美しいなあ♪1.5cmだけど(笑)。武者モーターズのオーナーのMr.武者という脇役だそうで、「武者ぶるいしてます」とかなんとか言ってましたねえ。エミール･ハーシュは何の役作りだか映画より長髪になってて同一人物に見えなかった。インタビューが終わってフォトセッションにはいる前にマイクを回収するとき、真田広之が「マッハゴーゴー♪」と歌いだしてエミール･ハーシュが「Go Speed Racer♪」と返してて、ちょっとかわいかったわね。　映画のほうは「マッハGoGoGo」の実写版で、今は無き兄を慕い続ける天才的レーシング・ドライバーのスピード・レーサー(姓はレーサー、名はスピード。人名だったんだなあ)が、大企業にスカウトされそうになって断ったら嫌がらせを受けるようになって、恋人や家族と協力して過酷なレースに挑んでいくお話、かな。「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が監督・脚本で、変な日本語のアニメが出てきたり、忍者がでてきたり、ジョン･グッドマン演じるパパ・レーサーが変なギャグを言ったり、Rain演じる韓国人ドライバーの妹の役名がハルコだったり、かなり日本びいきにできてます。CG満載で、色彩も原色が多い感じ。場面転換が凝ってるし、多分にマンガっぽいというかアニメっぽいというか。「サイバーフォーミュラ」のナイト･シューマッハを髣髴とさせる謎の覆面レーサーXなんてのも出てくるし。サイバーよく知らないけど(笑)。あ、マッハGoGoGoの方がサイバーより先か。車の装備がすごすぎてレースのシーンは何がおきてるのかわけわかんないけど、とにかくスピード感あり。予告編を見てた限りではクリスティーナ・リッチ演じるトリクシーはちょっと悪女っぽい役なのかと思ってたけど、普通にスピードの幼なじみで家族公認の仲だし、スピードの弟とペットのチンパンジーは完璧に昔のアニメに出てきそうなキャラだし、ストーリーに経済用語がちょっと多いけど、子供が見ても楽しめるようにはできてますわね。エンディングも結構凝ってるので要チェック。マッハGoGoGoの主題歌を英語でアレンジしててラップも入ってかっこいいんだけど、たまに日本語で「マッハゴーゴー」って聞こえるし、サビ以外にもオリジナルのメロディを使ってるから、インストの部分でもボーカル・ショップの声が脳内に聞こえるようで不思議な感じ。なかなか親しみやすい映画でした。

  2008.06.29

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• スターバックス株主総会

  　スターバックスの株主総会に行ってきた。今年も両国国技館。コーヒーのサービス目当てでちょっと早目に着いたら、今年は地下の大広間がサービスの会場になってて、アイスコーヒーとホットコーヒーが選べた。まあ暑かったのでアイスコーヒーの列に並んで、カップに注がれたコーヒーと、ミルクと砂糖とバウムクーヘンの入った紙袋をもらう。去年はアイスコーヒーは無かったし、タイミングによっては焼き菓子があったらしいのにもらい損なったけど、今年はシステマチックに全員に配ることになったのね。アイスコーヒーの件は去年の総会の質疑応答で出てたから、ちゃんと改善してるんだなあ(笑)。アイスコーヒーを飲んだらちょっと寒くなっちゃったので、調子に乗ってホットコーヒーももらいに行き、バウムクーヘンもありがたくもう1個いただいちゃった(^_^)ゞ。のんびり飲んでたら、アイスコーヒーは途中で品切れになったみたい。また文句をいう株主さんがいるかな？　総会は時間通り始まって、コラーレス社長が日本語で議事進行。途中からは英語になったけどね。質疑応答では代表取締役を退任する角田前社長への「2億6千万円を上限とする」退職金の額に文句が出てたけど、スタバを大きくした立役者なんだろうからまあいいんじゃないかしらね。フィールドオペレーション担当オフィサーのポールさんの英語の回答が聞きたくて、お店の設備絡みの質問が出るのを待って、ああやっぱり生のビジネス英語は難しいなーと確認してから途中退席(笑)。お土産はアフリカ産のコーヒー豆と、スタバのエプロンやカップをかたどったクッキー。こうしてまたレギュラーコーヒーには困らない私でした。

  2008.06.27

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• 「クライマーズ・ハイ」USEN株主試写会

  　キーコーヒーの株主総会の後はキャンドゥの株主優待で買い物したりして、夜はUSENの株主試写会で「クライマーズ・ハイ」を見た。なんて株主な1日。みんな買ったときより安くなってるような気がするけど気にしちゃいけない(^_^);　「クライマーズ・ハイ」は、1985年の日航ジャンボ機墜落事故を報道する新聞社の激動の1週間のお話。北関東新聞社は架空だそうですがね。堤真一演じる主人公の新聞記者・悠木は、物語の冒頭で同僚と山登りに行くところだったし、タイトルからして自分で御巣鷹に登って取材するんだろうと思い込んでたら、事故の全権デスクに任命されて、あくまでも社内で活動するのね。記者が命がけで取ってきた記事をどう扱うかとか、社内での軋轢とか、スクープをどう新聞に載せるかとかが、テンション高く描かれます。が、音響設備のせいか、セリフがものすごく聞き取りづらくて、何がおきてるのかイマイチわかりにくい…。日本映画の試写会にはよくあることだけどね。海外の映画は聞き取れなくても字幕があるから便利だな。席が悪くて字幕が見えなきゃおしまいだけど(^_^);。　乗客名簿は実名を使っていたのか、犠牲者の名前に見覚えが。私の出身の小学校の子がいたのよね。そういえば、生存者の一人は同い年だったし。あの事故はなんとなくしか覚えてないけど、そういう事故だったんだなーと改めて感慨深かったです。物語は変にカタルシスがあるわけでもなく、スッキリするオチがあるわけでもないし、自分じゃこういう映画はまず見に来ないけど、たまにはいいかな。

  2008.06.24

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• キーコーヒー株主総会

  　キーコーヒーの株主総会に行ってきた。新宿文化センターは初めて行ったけど、新宿駅から歩いたらやっぱり遠いわ(^_^);。ちょっと家でのんびりしすぎて、開始の10時より5分くらい遅刻しちゃったけど、おかげでロビーでのコーヒーのサービスは空いててよかったかも。去年の日本青年館は激混みで、怖いおばさまも多かったからね(^_^);。選択肢は冷たい烏龍茶かオレンジジュースか、ホットのトアルコトラジャ。歩いてきて暑かったけど、コーヒー屋さんの総会なんだからトアルコトラジャ飲むでしょう(笑)。まあ何を飲んでも私にはコーヒー味なんですがね(^_^)ゞ。暑いコーヒーをゆっくりおいしくいただいて、ようやく会場入りした頃には業績の説明も終わり、今後の展開の説明中だったかな。質疑応答はかなり時間をかけて和やかで、12時ちょっと前に終了。またロビーでトアルコトラジャのサービスがあったから、ありがたくもう1杯いただく。お土産はドリップオンとトアルコトラジャの豆。あ、去年まであったイタリアン・トマトのお菓子が、今年は無かったな。まあいいけど。ここの株主優待と総会のお土産のおかげで、私は家で飲むレギュラーコーヒーに困らないのよね♪

  2008.06.24

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  「庭から昇ったロケット雲」試写会

  　「庭から昇ったロケット雲」の試写会に行ってきた。原題は"The Astronaut Farmer"。宇宙に行く夢をかなえようとする農場主のファーマーさんのお話。ファーマーさんは元空軍のパイロットで宇宙飛行士の訓練も受けていたんだけど、農場を継ぐために飛行士を辞めて、でも家族と協力して自分でロケットを作っちゃうのね。でもロケット用の燃料を大量に買おうとするとテロ行為の可能性があるとかでFBIに目をつけられたり、査問会にかけられたり、マスコミが押しかけたりして、現実的なんだかファンタジーなんだかよくわからない。でも舞台が田舎町だからか、どことなくほのぼのとしてます。ビリー・ボブ・ソーントン演じるファーマーさんの、昔の同僚の宇宙飛行士役にブルース･ウィリス。うわー、「バンディッツ」の2人だねー♪ファーマーの長男役のマックス・シエリオットは「ジャンパー」で主人公の少年時代を演じたとか。物語は中盤でちょっとダレるけど、最後はちゃんと楽しく終わってよかったわ。夢を持つこととか、家族愛とかが中心だから、家族向けなのかなー。

  2008.06.23

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  「ヴェロニカ・マーズ」「アントラージュ」試写会

  　楽天ブログ主催の海外ドラマ試写会に行ってきた。応募の記事を書いて1日もたたないうちに当選メールが来てびっくり。応募者少ない？しかも、試写会ブログを見ても当選メールを見ても、時間が13:30～17:30としか書いてなくて、13:30が開場なのか開映なのかわからない…。ワーナーブラザーズの試写室だから、どこに座っても字幕が見えないような羽目にはならないだろうけど(そもそも吹替え版だったけど(笑))、とりあえず早目に出発。会場に着いたらまだ準備中で、13:30は開場時間と判明、20分ほど待つことに。土曜日はロビーのコーヒーショップが休みだったので、いつもは遠慮して使わなかったロビーのテーブル席でのんびり待てたからよかったけどね。13:30になって、チラシ(プレス用かな？)とお土産のクッキー(アントラージュのロゴ入りだ)をいただいて会場入り。ワイリーはまだいたけど、千葉さんはバットマンに代わってた。ワーナーの映画の予告編やDVDの予告編を見ながらさらに待つこと30分、2時ピッタリに楽天ブログの方とワーナーの方の挨拶があってようやく開映。席は結局埋まらなかったなー。　「ヴェロニカ・マーズ」はカリフォルニアの女子高生ヴェロニカが主人公。ビバヒルとかOCとか高校が舞台のドラマは食わず嫌いで見たことないんだけど、これは探偵モノでちょっとダークな感じがいいかも。ヴェロニカは高校ではセレブなグループに属してたけど、彼氏のダンカンの姉のリリーが殺されて、保安官だったヴェロニカの父親が、町の有力者であるリリーの父親を犯人だと疑ったせいで保安官の職を失って、ヴェロニカもダンカンに振られて学校で仲間はずれになって母親も失踪して、それでも父親が開いた探偵事務所を手伝いながら父娘でたくましく生きてるようです。父親が留守の間にバックアップ(という名前の飼い犬)を連れて夜中に張り込みをしたり、転入生をかばって学校の不良グループと対立したり、とにかくオトコマエで行動力がある。でもいろいろと心に傷を負っていたりして、解決したはずのリリーの事件も実は裏がありそう。ヴェロニカ役のクリスティン・ベルは実年齢より7歳も年下の役を演じてるそうで、セレブ時代のヴェロニカは確かに高校生に見えない(笑)。最近ではHEROESシーズン2に出演してて、マシ・オカと付き合ってるとかなんとか。高校の皆さんもみんなかなりサバ読んでるみたいで、何をどーしたらこいつが17歳？ってのもいっぱい出てくる。第2話にはパリス・ヒルトンも高校生役で出てくるし(笑)。リアリティがあるのかないのかよくわからないけど、結構楽しめました。見たのは2話分だけだから、続きが気になるわー。　「アントラージュ★オレたちのハリウッド」は「セックス・アンド・ザ・シティ」の男性版でL.A.版みたいな作品だとか。SATCってやつも見たことないんだけどね。"entourage"は「側近の人々」とかいう意味で、売り出し中で天狗になりかかってる映画俳優とその取り巻きたちのお話。ハリウッドの実情が描かれてて、プロデューサーのマーク・ウォールバーグの実体験が元になってるとか。1話が30分くらいなのを2話分見たんだけど、話題はお金の使い方と遊ぶことばっかりで、共感するところがない～～。オープニングが凝ってて、街のネオンが出演者たちの名前になってるのはカッコいいけどね。主人公の優柔不断な映画俳優ヴィンスを演じるのはエイドリアン・グレニアー。とてもセクシーでハンサムだという設定なんだけど、そうかなあ？プロフィールを見ると「プラダを着た悪魔」で主人公の恋人役だったとか。ああ！いたいた、垢抜けない彼女の垢抜けない彼氏!!あっちのほうが説得力があったわ(笑)。しかもオープニングで最初に出てくる名前はケヴィン・コノリーだった気がするんだけど、それってヴィンスのマネージャーのエリックを演じてる地味な顔つきの人よね。エリックはヴィンスと、ヴィンスを売り出そうとする豪腕エージェントのアリとの板ばさみになってる唯一の常識人で、この人になら共感する余地はあるかも。HBOの公式サイトのCastのページでもエリックが1番最初に出てくるから、やっぱり主役はエリックだったりして？それでDVDが売れるかどうかは知らないけど(笑)。アリ･ラーター(HEROESのニキ・サンダースだ♪)がちょびっとだけ出てきたり、ジェシカ・アルバが本人役で出てきたり、セリフの端々に実在のハリウッドスターの名前がばんばん出てくるのは楽しかったかな。1話ごとが短いから、シットコムみたいなつもりで気楽に見るのがいいのかもね。　上映は予定より1時間早く16:30頃に終わり、帰りにまたアントラージュのクッキーをいただいた。入るときには1個しかくれなかったから招待状1枚につき1個なのかな？と思ったら、帰りは相方さんにもちゃんとくれた。参加者が思ったより少なくて余っちゃったのかなー？(笑) そうそう、またこのようなイベントを催される際には、ぜひとも開場時間と開映時間をご案内いただけると助かりますね。

  2008.06.22

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• 海外ドラマの試写会

  海外ドラマの最初の1、2話を見せてくれる試写会が最近よくあるけど、ついに楽天ブログでも募集してる!でも応募方法がわかりにくいなあと思ってたら、応募しないうちに期限が過ぎちゃった…。と思ってたら、締め切りが延長されたとか(笑)。せっかくだから応募しとかないとね♪作品は2つ。●アントラージュ： 第1話　Pilot／アントラージュ～オレたちのサクセスストーリー（30分） 第2話　The Review／映画評を吹き飛ばせ（26分）●ヴェロニカ・マーズ： 第1話　高校生探偵ヴェロニカ　（42分） 　　　　　　Pilot (Creator's Cut) 第2話　クレジット・カード詐欺事件　(43分） 　　　　　　Credit Where Credit's Due■希望日時　6月21日(土)13：30～面白いといいなあ。

  2008.06.17

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• 「奇跡のシンフォニー」試写会

  　「奇跡のシンフォニー」の試写会に行ってきた。コーセーがスポンサーの女性限定試写会で、化粧品の試供品もらっちゃったー。ピンクのアイシャドーなんてまあ自分じゃ買わないでしょうが(^_^)ゞ。　映画のほうは、施設で育った11歳の少年が、まだ見ぬ両親と自分は音楽でつながっていると信じて、施設を抜け出していろいろな人と出会って成長して、両親を見つけ出すお話、かな。試写会は「ラブストーリー」と銘打ってるし、TVCMでは「泣いてください」とか言ってるような感動作で、限りなくファンタジーでもあるわね。フレディ・ハイモアくん演じるエヴァンは天才的な音楽の才能を持っていて、聞こえてくる音はみんな音楽に聞こえるらしいんだけど、言動が浮世離れしてて(笑)施設でいじめられたりしてるのね。エヴァンのことを心配する児童福祉局の職員役にテレンス・ハワード。またしても善い人だ♪エヴァンの母親(「ウェイトレス」のケリー・ラッセルだ♪)はチェロの演奏家、父親(ジョナサン・リース=マイヤーズ)はロックバンドのヴォーカルで、偶然知り合った翌日には引き離されちゃってお互いの居場所もわからず、エヴァンの存在も知らずにいるわけ。この両親もちょっとばかり浮世離れした詩的な人たちだったりして、そんな両親の才能を受け継いだエヴァンくんは、音楽に呼ばれたかなにかしてNYに出てきて、子どものストリートミュージシャン達を牛耳ってるウィザード(ロビン・ウィリアムズ)からギターを教わったり、教会の女の子からピアノを教わったりしてものすごい才能を発揮して、ついにはジュリアード音楽院にまで入っちゃうの。11歳まで口笛の吹き方も知らなかったコドモがありえなくないですか。でも、自分の音楽をできるだけ多くの人に聞いてもらえば、両親も聞いてくれて自分を見つけてくれるとエヴァンくんが純粋に信じてるあたりが感動的、かな。他にも孤児がいっぱい出てきてめちゃめちゃ上手に歌を歌ってくれるので、どっちかっつーとフレディくんより周りの子達のほうが音楽的には実際に神童っぽいかも(笑)。壮大なすれ違いドラマを演じる母親のクラシックと父親のロックの融合がものすごくカッコよかったり、街の騒音がシンフォニーになっていったり、とにかく音楽だらけなのもけっこう楽しい。非現実的なところが多いけど、最後は大団円って感じで、なかなか良い映画でした。

  2008.06.16

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• 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」ジャパン・プレミア

  　「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のジャパン･プレミアに行ってきた。国立代々木競技場第一体育館で、ブロック指定券(座席指定ではないのね)の引き換えが13:30開始、開場17:30、開演19:30。いかにも規模が大きいこんな試写会のときは、普段なら喜んで有休とっちゃうんだけど今回は仕事の都合で無理だし、開場時間にも間に合わないから2階席かな…。と思ってたら、相方さんが半休を取って先に行ってくれることになり、ありがたくアリーナ席がとれた模様♪開場から開演までに時間があるから中で食事することにして、竹下通りのマックで夕食を調達して会場着。原宿口は遺跡のセットが組まれてレッドカーペットイベントの会場になってて、試写会参加者の入り口は遠～い渋谷口。雨で石畳が滑って怖いこと(^_^);。渋谷口の横ではキャラクターグッズを売っててコンサートみたい。受付で相方さんと合流して会場入り。ステキな紙袋と、大量のキャラクターグッズのチラシをもらう。スクリーンはスタンド席の片側をつぶして作られてて、どこからも見やすそうにできてた。代々木の体育館に入ったのは野猿の完全撤収だけど、そのときは会場を縦長に使ってたから、今回もそうだと思い込んでて、アリーナの後ろのほうの席になったら字幕読めないじゃんとか思ってたのよね。なんか新鮮な驚き(^_^)ゞ。　会場内は飲食禁止だから、1階席裏のロビーに移動してのんびり食事。19時15分前くらいに会場に戻ったら、スクリーンでレッドカーペットの中継を上映してて、電撃ネットワークが到着したところ。襟川クロさんの解説つき。なんだ、もうちょっと早く席について見てればよかったな。周りの席の人たちが必死に後を見てるからつられて見たら、1階席(完撤でいうVIP席のあたり)にセレブの方々(DAIGOとか?)がいるらしい。一応オペラグラスも持ってきたけど、電撃ネットワークとデーブ・スペクターしか判別できなかったりして(笑)。そうこうしているうちに、メインゲストのジョージ・ルーカスだのプロデューサーのフランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ夫妻だのハリソン・フォードだのカレン・アレンだのが到着、外は大騒ぎ。日本人のゲストより早く着いちゃうんだねえ。みんなケータイとかデジカメでスクリーンの写真を撮りまくり。襟川クロさんもスクリーンの撮影は認めてた。私も何となくスクリーンを撮ってみたり、VIP席の方向を撮ってみたり。彼らがレッドカーペットをサインしながらゆっくり歩いてる間に、予想GUYだの宮崎県知事だのが続々到着。あとから調べるとかなりいろいろな人が来てたらしいけど、会場内に座っていたかどうかはさっぱり判別できず。連獅子みたいなカツラを被って隈取をしたヤツがVIP席に現れたけど何者かわからず、あんなカブいたヤツの後に座ったらスクリーン見えないだろうなーなんて思ってたら、そのカブキモノがVIP席の端に座ってた和服の女性二人組の所に何回か話しに行ってた。その和服の女性の片方が、どうもセッチーに見える…。じゃあカブキモノは元彌？でもあとで調べたところでは、元彌とセッチーとお姉さんが確かにジャパンプレミアに来てたけど、元彌は普通の和服だった。じゃああのカブキモノは一体誰？気になるようなどーでもいーよーな(笑)。　ようやくレッドカーペットが一段落したところで、襟川クロさんがステージに登場してCM撮影。みんなで「インディー」とか叫んだり手を振ったり。コスプレ大賞(?)の発表もあり。インディな服装をして前のほうに座ってた男性が選ばれて記念品を贈られてた。帽子に革ジャケットにムチにななめ掛けバッグにピストルまで準備して、気合の入った方でした。そのあとでようやくジャパン・プレミア開始。TDSのアトラクションみたいにハリソンじゃないインディが高いところに登場して、ロープにぶら下がってステージに移動、クリスタルスカルをステージ右側の台にセットすると、スカルが光り始めてレーザー光が飛び交って、ステージ左側の壁が開いてメイン･ゲストの6人と通訳さん2人(一人は奈っちゃん)が登場。観客のかなりの人数が写真を撮りまくる。…写真撮影禁止なハズなのにな。みんなやってるから私も撮っちゃおうかな…？と逡巡してたら今回は襟川クロさんから制止がかかり、結局私は本人たちの写真を直接は撮れませんでした。小心者か正直者か(^_^)ゞ。インタビューはなかなか面白かった。映画の成功はハリソンがいたおかげとジョージ･ルーカスが言い、ハリソンがジョージにお金を渡したりとかね。「レイダース」のヒロインだったカレン・アレンは今でもかわいい♪なっちゃんの通訳は相変わらずテンションが高かった。ムダに語尾が丁寧だし。で、フォトセッションがあって、舞台挨拶は終了。上映前に「この映画ではいくつかの秘密が明かされるけどバラさないでね」という趣旨のスピルバーグ監督からのメッセージが伝えられた。そんなにスゴイ秘密が？？　映画のほうは1957年が舞台。ケイト・ブランシェット演じるソ連の大佐に捕まったインディが、大佐の探し物に無理やり付きあわされるところから物語は始まります。シルエットだけでインディってわかるのがすごいよー。インディはいろいろなキャリアを積んできたらしく、でも大学の先生は続けてるらしい。学長はマーカス・ブロディじゃなくなってたのが残念だけど。どうにか大佐たちからは逃げたあと大学に戻ったインディのところに、シャイア・ラブーフ演じるマットが現れて、マットの父親がわりでインディの旧友の学者を探すように頼まれるの。その学者が追い求めていたのが「クリスタル・スカル」なわけですね。前3作ではエジプトだのジャングルだの現代文明から離れたところでの活躍が多いから(ベニスの地下とかもあるけどさ)、アメリカの街中で活躍するインディがけっこう新鮮。と思ったら、ちゃんとジャングルに出かけて原住民に襲われたり水攻めにあったりするし、相変わらずカーチェイスはすごいし。シャイア･ラブーフが加わったから、アクションは若手に任せてインディはおとなしくしてるのかなと思ったら、ハリソンもかなりいろいろがんばってます。スピルバーグ監督のいう「秘密」がどこまでかわからないからあんまり内容は書かないけど、相変わらず楽しい映画でしたわ♪エンディングのレイダース・マーチもいいわ～♪　帰りがまた大変。原宿口は開放されないらしく、会場を出るのに一苦労。レッドカーペットを見学もできたんだけど、雨が降ってて人が多くて大変だから、一応赤い絨毯に足を乗っけて満足して帰ろうと思ったら、狭い門がボトルネックになってて、歩道橋を使って原宿駅に行くのにも大行列(^_^);。フランク・マーシャルが「ロック・コンサートみたいだ」って言ってたけど、確かにそうかも。久しぶりの代々木体育館はやっぱり疲れました。あまりに疲れてて、地元の駅と間違えて一駅手前で降りても気づかないくらい…orz。まあ、総じて楽しい一日でありました。

  2008.06.05

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