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テーマ:自転車(12860)
カテゴリ:自転車
小生がロードバイクを始めて買った1990年代前半頃、ドロップバーの下ハンドルの握る部分がストレートになったいわゆるアナトミックタイプのハンドルが普及しはじめました。
モドロ社が代表的なアナトミックバーのメーカーでしたが、当時の主流といえば、チネリやTTTのシャロー(丸)ハンドルでした。 その頃、自分もモドロのハンドルに換えました。多少ドロップが深かったのですが、下ハンドルを握ったときの安定感が高かったのを覚えています。ブレーキレバー部分の位置も適当で扱いやすいハンドルでした。 しばらくするとSTIレバーが登場します。 STIレバーは、普通のブレーキレバーに変速機構を組み込んだため、ブラケット部分を握ったとき、若干遠くなってしまい、ハンドルを少し送り気味にセッティングするか、ステムを短くする必要がありました。 STIレバーやエルゴパワーが一般化した最近は、それ専用のハンドルやアナトミックシャローといわれるショートリーチ(ショートドロップ)バーが開発されました。 <代表的なアナトミックシャロー> ![]() 【FSA◆エフエスエー】 ハンドルバー Omega Compact ![]() 【EASTON□イーストン】 EA30 DG Ergo アルミロードハンドル (31.8mm) ![]() 【SHIMANO PRO□シマノ プロ】ハンドルバー ロード 「PLT コンパクト2 OS」 <アナトミックシャローのメリット> 1、ドロップ量が少なくなった影響で、下ハンドルを握った時のSTIバーのブレーキストロークを短くできる。 2、ショートリーチ化した影響で、ブラケット部分を握るポジションが近くでき、ステムを長くできる(=上ハンドルのストレート部分を握って力を入れやすくなる。) 3、ブラケット部分を持ったとき、ハンドル部分と水平にセッティングできる。(=ブラケット部分を持ちやすくなる。) 今回、ハンドル交換に至ったきっかけはステム交換でした。 小生は、ITMのミレニアム(アナトミック)を使っていたのですが、STIレバーのブラケット部分を握ったとき若干近く、ステムを1cm伸ばしました。 結果は、今度は若干遠くなりすぎてしまいました。下ハンドルは遠くなりすぎで ![]() 一方、ダンシング(立ちこぎ)はしやすくなりました。 ![]() ITM アイティーエム ミレニアム ハンドル で・・・やっぱりアナトミックシャローハンドルへ交換ということになりました。 ITMでも、アナトミックシャローがあり、エルゴという呼称で販売されています。 ![]() ITM ビズィア31 エルゴ ハンドル 他社に比べると、ショートリーチ感は少ないのですが、ドロップも浅く良さそうです。 早速店に買いに行ったのですが、VISIAは無かったので、同じエルゴ形状のウィングシェイプ を試すことにしました。 ![]() ITM ウイングシェイプ スーパーオーバーハンドル アルミ+カーボン巻きタイプとアルミタイプがありましたが、振動吸収性を狙ってカーボン巻きにしてみました。(実はカーボン巻きのほうが重い。) 買うときに気づいたのですが、ハンドルの重量って結構個体差があるんですね! ![]() 在庫品が3点あったので、お店で秤に掛けてみると一番重いので330g、一番軽いのが282gで、当然軽いのを買いました。こんなに個体差があるとは・・・。 取付け記は、後日・・・。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.09 12:22:02
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