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カテゴリ:その他の痛みに関する話
腰痛で来院された70代の男性患者さんは、3~4年からやたらつまずきころぶようになり、病院で検査をしたところ、頚椎が悪いと診断され手術をおこなった。
術後はころばなくなたものの、まっ直ぐに歩けなくなり、両手指が痺れるようになった。 指の痺れが酷いせいか、指はノッペラとして有るべき指のシワがないので、一目で分かるほどだ。 実は当初腰痛で来院されていたので、真っ直ぐに歩けない症状は気が付かなかった。 なぜならば、腰が痛いが為に歩き方がぎこちないと、思い込んでいたからだ。 数回の施術後、腰の痛みはすっかりと改善され、歩きかたも大分改善された。 以後メンテナンスを兼ねて、ランダムで通院されているが、奥さんが「先生のお陰で主人がこんなに真っ直ぐに歩けるようになりました」と改めて御礼を言われた時に、初めてそんな状態だったんだと気が付きました。 後日この方の紹介で、3名の方を紹介頂きましたが、3名の紹介患者さん全員が「○○さんがあんなに歩けるようになってビックリしてたんですよ」と驚かれていた。 私は腰痛状態で初めてみたので、普段の歩き方を知らなかったので、凄い変わりように気が付かなかった訳だ。 この患者さんの場合、明らかに頚椎(首の骨)が前後左右大きくずれていた。 しかも詰まったような状態だった。 手術で頚椎間に鉄のリングを入れたと言うが、この詰まりの対処法だったのかもしれない。 もう少し計画的に通院してくれれば、指の痺れも大きく改善されると思うのだが、気まぐれなんだよな~。 そこらへんは、私自身のコミュニケーション能力の甘さや、伝え方が未熟だと反省しているが、頚椎って大切なんですよ。 そうそう奥さん、昔し昔し学生の頃飼っていたの、猫背を治そうと思って無理矢理伸ばしたら、腰が抜けたことがありましたよ。 やっぱり猫は猫背が幸せだったんだね・・・ あちゃ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.29 12:33:10
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