知っておきたいカフェイン中毒になる量と症状
「カフェインの過剰摂取による国内初の死亡者」という、ショッキングなニュースが昨日報道されました。1日5杯以上のコーヒーと2日に1本のペースで多いときは一晩で2本の「レッドブル」のお世話になる私にとっては、「へぇー」では済まされないのでとりあえず調べてみました。■ カフェインとり過ぎの男性“中毒死”国内初自宅で死亡した男性の死因を調べていた福岡市の大学教授が、男性は清涼飲料などでカフェインをとりすぎたことによる中毒死とみられると発表した。福岡大学医学部の久保真一教授によると、カフェイン中毒とみられる症状で亡くなったのは九州に住む20歳代の男性。解剖の結果、男性のカフェインの血中濃度は致死濃度に達していたという。男性はカフェインを含んだ清涼飲料をよく飲んでいたほか、カフェインの錠剤を摂取していたとみられている。久保教授は「眠気覚ましのドリンクやガム、コーヒーなどを併用し、飲み過ぎることによって致死量に達することがある。注意してほしい」と話している。国内でカフェインを含んだ清涼飲料などが原因で死亡したのが確認されたのは初めてとみられている。出典カフェインとり過ぎの男性“中毒死”国内初|日テレNEWS24■「1日コーヒー3杯分」成人の目安コーヒー豆や茶葉などに含まれる食品成分のカフェインは、眠気を覚ます効用がある一方、多量に摂取すると不整脈や不眠、胃腸障害が出ることがあり、注意が必要だ。内閣府の食品安全委員会によると、現在、国内では食品中のカフェインの摂取許容量は設定されていない。海外のリスク管理機関などが目安として勧告している摂取量は、健康な成人で1日当たり400ミリグラム(コーヒーマグカップ3杯分)▽4~6歳の子どもで同45ミリグラム(355ミリリットルのコーラ飲料1缶分)▽妊婦は同200~300ミリグラム(コーヒーマグカップ2杯分)-など。国内で販売しているエナジードリンクのカフェイン含有量は多くて200ミリグラム程度。海外では300ミリグラム近いものもある。苦いコーヒーと違って甘い味付けなので子どもにも飲みやすく、気付かないうちに大量摂取してしまう恐れもある。個々のカフェインの摂取量範囲に従って飲むことを呼びかけているメーカーもある。 久保真一教授によると、カフェインを大量に摂取することで起こる中毒症状はめまいや動悸(どうき)などで、けいれんを起こすこともあるという。「刺激を求めてさまざまな種類のエナジードリンクを併用する人もいる。カフェインは用法用量をよく守り、注意して飲んでほしい」と話している。出典九州の男性がカフェイン中毒で死亡 摂取許容ラインは1日コーヒー3杯分 - ライブドアニュース■ 医師が解説!エナジードリンクを飲みすぎると危ない!?エナジードリンクが危険とされる大きな理由のひとつが、カフェインの過剰摂取による影響です。2012年にはアメリカで「モンスターエナジー」を飲んだ14歳の少女が死亡する事例も発生しています。死亡した少女は700mlのモンスターエナジーを2本飲み、検視結果ではは「カフェインの毒性による心臓の不整脈」と判断されました。 カフェインは知っての通り、摂取すると脳が覚醒し夜更かしや疲れているときの起爆剤として役立っています。適量を摂取する分には問題無いとされていますが、多量に摂取すると、動悸や心拍数と血圧の上昇の原因となります。最悪の場合、心臓発作や突然死を引き起こしかねません。急性カフェイン中毒は、一般的な成人では1時間以内に6.5mg/kg以上の摂取で約半数の人に、3時間以内に17mg/kg以上の摂取でほぼ全員に起きるといわれています。体重50kgの人なら「1時間に325mg、3時間に850mgが危険量」となります。 日本では、200mlから350mlの缶を中心に商品展開が行われおり、「1時間に4本、3時間で11本飲むと危険な量」となります。 エナジードリンクは割高なこともあり、ここまでがぶ飲みをする人は少ないでしょうが、カフェインは劇物にもなりうる、という認識を持つことは大切です。出典医師が解説!エナジードリンクを飲みすぎると危ない!? - ライブドアニュースどんなクスリやサプリメントも飲みすぎるとカラダが慣れてきて麻痺します。今までと同様の効果を得るために、ついつい容量を増やしてしまいます。今回お亡くなりになられた方も1年ほど前から、カラダが拒絶するほどの大量のカフェインを服用されていたみたいですね。「眠い時は無理せず寝る」それができれば問題ないんですけどね。仕事は待ってくれません。あなたのカラダの悪い部分はどこですか? → → コチラをクリック