ラムネがサプリメント!疲れや二日酔いにラムネが効くってホント?
昔懐かしいラムネ菓子。これがなんと、二日酔いや脳の疲れによく効くのです。サプリ代わりに常備しておくのもいいかもしれませんね二日酔いを楽にしてくれる!お酒を飲んだ翌朝に不快な気分におそわれる「二日酔い」。原因は、大量のアルコールを摂取し、アセトアルデヒドが肝臓で十分に処理されないことです。アルコールはアセトアルデヒドに分解されるまでは、このような高揚感をもたらしますが、分解されアセトアルデヒドになった途端、アルコールのような高揚感もない単なる毒素となってしまいます。摂取したアルコールは、肝臓で以下の順に分解され、最終的には体外へ排出されるしくみになっています。アルコール ↓アセトアルデヒド ↓ 酢酸 ↓水や二酸化炭素しかし、肝臓の処理能力を超えた量のアルコールを摂取してしまうと、処理が追いつかず、毒素の強いアセトアルデヒドが体内に巡り不快な症状を引き起こすわけです。二日酔い独特のいやな頭痛は、アセトアルデヒドによって脳の血管が拡張し、神経を刺激しているためだとか。日本人は、この処理能力の弱い人が多いとも言われているようです。また、分解処理に時間を要しているうちに、体の中ではさらに別の事態が!アルコールを分解している間、肝臓はアルコールの分解を優先させ、他の働きを休ませてしまいます。その中でも二日酔いの原因となるのが、グルタミンによる糖(グリコーゲン)の生産不足です。通常、肝臓は糖分を貯蔵し、必要に応じて供給しているのですが、この貯蔵量は多くても8時間程度しかストックがありません。そのため、アルコール分解に肝臓が使われることにより糖分が不足してしまいます。本来、糖分を貯蔵しておく役目のある肝臓が、アルコール分解で忙しく、糖分がカラッポになることで、頭痛やだるさが起きるということなのです。糖分が不足??そこで登場なのが…ラムネ、というわけです。ラムネの主成分を思い出してください。ぶどう糖でしたね。ラムネ菓子の主成分であるぶどう糖は、日頃から私たちの体に欠かせないエネルギー源です。脳はぶどう糖のみをエネルギー源としています。疲れた時に甘いものを欲するのも、脳が糖分不足になっているからです。果実や、ご飯・パンなどの炭水化物からも摂取することは可能ですが、すばやく、ダイレクトに摂取でき、なおかつ安価でコンビニなどで身近に手に入る『ラムネ』のお菓子が、二日酔いの防止や緩和に一役買っているというわけです。サプリメントのような感覚で取り入れられることも、注目される理由のようです。二日酔い防止にはウコンが知られていますが、ウコンはちょっと買いにくいと感じている女性もラムネ菓子なら違和感なく買えるところもいいですね。お酒を飲む前に、飲みながら、また、二日酔いになってしまった朝に…。人それぞれにラムネパワーを利用しているようです。出典:「Spotlight(スポットライト)]http://spotlight-media.jp/