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テーマ:人間本来の食生活・穀菜食(44)
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人間の食性は草食です。
牛が草食であることは、皆さん、ご承知のことと思います。 人間の生理は、基本的に牛と同じです。 人間の走る速度、手足の平爪、平歯など、牛と全く同じで、動く動物を捕獲することが出来ませんので、動かない植物を食べます。 これが食性です。 ただ、人間は二足歩行をしたため、脳が異状に発達して、火や道具を使い、罠を使い共同で狩をすることを覚え、動物を食べるようになりました。 これは食文化です。 熱帯で生まれた私たちの祖先は、その後、南北に移動し、乾燥地帯やヨーロッパなど草(穀物)の繁茂しない地で暮らすことになり、穀物の代用食として肉を食べ、その乳を飲むようになりました。 その人たちでさえ、食性は「草食」ですから、動物性蛋白は生理に合わない食品です。 まして、縄文の世から、穀物(米)を食べてきた日本人にとって、肉・卵・牛乳などは生理に合わない、病因食です。 生理に合わない食品は、腸内でスムーズに消化・吸収が出来ませんので腐敗します。 腐敗の「腐」は五臓六腑の「府の中の肉」です。 腸の中が腐敗しますと、腸内細菌の生態が異状になり、がんを始めとする生活習慣病の原因となります。 さて、私たちが食べている植物(穀物・野菜・草)は炭水化物を呼ばれていますが、正式には「複合炭水化物」です。 複合炭水化物には 炭水化物 粗蛋白 類脂肪 ビタミン ミネラル などが含有されております。 粗蛋白は、体内で蛋白質になり 類脂肪は、体内で脂肪となります。 つまり、人間や牛に必要にあらゆる栄養素が揃っています。 ですから、草だけ、穀物だけで心身を作ることが出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.30 20:58:20
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