|
テーマ:癌(3550)
カテゴリ:健康・ダイエット
日本銀行が発表した統計によりますと、平成17年12月末時点の家計の金融資産残金は1509兆円と過去最高になっています。
「日本国の借金」は、約800兆円ですが、 日本国民は、約1500兆円の金融資産を持っていることになります。 この資産で特徴的なのは「株式」が前年比で48.1%も増え、118兆円にも達していることです。 「実質金利ゼロ」時代では、「株式」「投資信託」「国債・財投債」などの「投資」が増え、 「貯蓄」が減る傾向が強いことの反映と思われます。 さて、この個人資産1500兆円ですが、これだけまとまった魅力的な「お宝」は、世界のどこにもありません。 日本だけです。 「資本の論理」に長けた「国際金融資本」は、この「お宝」収奪を虎視眈々と狙っていました。 やっと、小泉と竹中とに「郵政民営化法案」を成立させて、その道筋が出来ました。 この宝は、日本国民の「豊かさ」の象徴であり、掛替えのない「財産」ですが、そのような「豊かさ」は「幻想」であり、いずれ「資本の論理」に長けた連中に取り上げられてしまいます。 ☆ 札幌の中心街を歩いていますと、「ポケット・テッシュ」を無料で配るお姉さまがいて、約200メートル進むだけで、5個にもなり、ポケットが一杯になりました。 このお姉さん達は、全員、「サラ金」です。 ゼロ金利で国民から金を預かった「日本の大手銀行」は、高い金利で「サラ金」に融資し、過去最高の「利益」を出したと言われています。 「サラ金」は、更に高い金利で、国民に貸して、これまた巨利を貪っています。 無料で配る「ポケット・ティシュ」(略してポケテ)は、その「豊かさ」の象徴です。 しかし、ポケテは何処からもたらされるのでしょう。 まず、日本ではなく、アマゾンの熱帯雨林か、東南アジアの森林が伐採され、コストの安い製紙工場で製造されたものです。 森林伐採は深刻な環境破壊を招き、人間を含むあらゆる生態系を根底から崩していきます。 私は、ポケテを使うことがなく、ハンカチで鼻をかみ、汚れたら洗濯して再利用していますので、 ポケテが、うず高く放置されたままです。 私にとって、ポケテは環境破壊の象徴であり、無用の長物です。 ☆ 今日は「子供の日」です。 子供こそ「お国のお宝」です。 この「お宝」に異変が生じています。 毎年、子供たちの「体格は向上するが、体力は低下していく」 子供の数が減少しているのに「骨折は、15年で約2倍に増加」 「ぜんそくの子供、10年で約2.5倍」 「子供の暴力、過去最多の4万件(2000年)」 数え上げるとキリがありませんが、小中学生の約13%が糖尿病や高脂血症などの生活習慣病に罹っていると言います。 糖尿病と言えば、その昔「帝王病」と呼ばれ、莫大なる富と権力を手中にして、あらん限りの贅沢をし、美食の限りを尽くした「王様」だけが罹った病です。 「豊かさ」の、「贅沢」の、そして「富」の象徴でした。 その病に、子供たちが冒されているのです。 子供たちのガンも急増しています。 本来、子供たちは「真っ白」であり「健康」です。 この子供たちに、色が付き、不健康になり、病気になるのは、私たち「大人」の責任です。 「大人」が必死になって追い求めてきた「豊かさ」の結果です。 これは、決して「豊かさ」とは言えないものです。 「飽食」という「幻想」に覆われた「栄養失調と自然治癒力の低下」に過ぎません。 そのため、現在は、3名に一人がガンで死亡しています。 つまり「資本の論理」に従った「豊かさ」でしか、ありません。 この「豊かさ」は、人間本来の豊かさではなく、「幻想」に過ぎなく、 バブルの泡のようなものであり、 いづれ、この論理に「長けた者」に収奪されていきます。 命も取られてしまいます。 ある調査によりますと、 就学前の4歳児・5歳児に、 太り過ぎ、 コレステロール値や動脈硬化指数が高いなど、 がんを初めとする生活習慣病の危険因子を持っている子が、 この十数年で、2割程度から半数以上に増えている とのことです。 日本人の「二人に一人が、ガンが原因で死ぬ」 日本人は「がんでしか死ぬことができない」 こんな時代が、目の前に来ていることの証明ではあります。 ☆ あらゆる生物は、その天寿を真っ当するために、その子孫に「自然の摂理」を教えます。 自分の命を守るのは、自分でしかないからです。 つまり、何を、どのように食べたら良いのか、 巣は、何処に、どのように作ったら良いのか、 その他、自分の命を自分で守るための、あらゆる知恵を子孫に授けます。 この「自然の摂理」「知恵」を授かった者だけが、「巣立ち」「親離れ」して「自立」していきます。 日本人の多くが「自立」していません。 「自然の摂理」を知らない、つまり「生命」ではない物が「再生産」されています。 「放し飼い」状態です。 この悪循環を断ち切らなければ、子供たちの未来、日本の未来は開かれません。 人間本来の生活習慣を取り戻しましょう。 人間本来の食である「穀菜食」に戻りましょう。 そして「自然の摂理」に従順な「豊かさ」を満喫しましょう。 食は命なり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康・ダイエット] カテゴリの最新記事
|