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部屋に戻る。 16時なのに、冬は日が短い。 河口湖の周りの山もあるので、既に夕日のようになっている。 しかし、とても眺めのいい部屋だ。 天気もいいし、刻一刻と変化する富士山と湖、感動的だ。 しばらくしたら、もう日没。 でも、まだまだ隠れただけで日は沈んではいないので、青空は明るく、絶妙のグラデーション。さらに、富士山に斜め陽が差して。 17時過ぎ。 少しずつ、夜のとばりが降りてきて、街の灯りもともってきた。 富士山は美しく、やっと、湖面に逆さ富士が見えた。 河口湖は、富士山の北側にあり、湖面が暗くなりやすいので、逆さ富士の名所。 その中でも、河口湖大橋がかかり突き出た産屋ヶ崎(うぶやがさき)は、富士のビュースポットでもあり、逆さ富士で有名。 その産屋ヶ崎に一番近い旅館が、うぶやなのだ。 まさに、部屋にいながらにして、温泉につかりながらも、施設の至る所から、富士の絶景の名所なのだ。 逆さ富士は、朝と夕の湖面が暗い時に写りやすい。 冬晴れで天気は申し分ないし、無風に近かったが、少しだけさざ波がたっていて、もう少し静かならもっとくっきりとみえるのに。まあ、綺麗にみえるのは冬でも月に1、2回程度だそうなので、贅沢か。 少しずつ、暗くなって、次々と違った絶景をみせてくれる。 ちなみに写真は、お風呂場はTX7、それ以外はすべてRX100。 RX100のダイナミックレンジと高感度、すばらしいなあ。 温泉街の方を。 東の霜山と天上山の方から、一際明るい木星が上がってきた。 街の灯りが湖面にゆらゆらと美しい。 12月だったので、道路沿いでなにやらピカピカしているぞ。 夕食まで時間はあるし、外へ。 近くの風のテラスククナの駐車場の一角に、イルミネーションが光っていた。 ククナだから南国?、なんか不思議な飾りだが、間に富士山も見えたので、写真を撮らせてもらった。 ついでに湖畔から、夜景を。 17時半、だいぶ真っ暗で、星も少しずつ瞬き、対岸の温泉街の灯りと湖面のゆらゆら、そしてうっすらと浮かび上がる富士山、湖面の逆さ富士。 F2.8 4s ISO1600。 富士山から河口湖大橋まで。 色とりどりの灯りと、大橋の明かり、かすかに残る黄昏、夜と富士山。 寒いので、宿へもどって、ラウンジでコーヒー。 となりのギャラリーには、いろんな人が撮ったいろんな富士山の写真が飾られていた。 さらに奥にマッサージコーナー。 夕食は18時にした。 2階のダイニング百景で。 お得なプランだし窓際ではなかったが、個室になっていて、窓越しに夜景は見れた。 食前酒は、甲州産ワイン。のみやすい。 前菜は、甲州鶏もつ諸見漬け、武川米初雪寄せ、鮟肝の煮凍り、焼き鯖寿司、むかご真丈、海老山茶茸とんぶり 冬至和え。どれもていねいで、酒に合う。 こういう高級宿でも鶏もつ煮でるんだなあ。面白い。 せっかくなので、富士桜高原麦酒750円。 ヴァイツェンは、フルーティーな香りとコクがありとてもおいしかった。 吸物で、鯛のすり流し 白玉団子は、鯛の風味と少しざらっとした汁、白玉もちもちで、おいしかった。昼の鯛風味の塩ほうとうでも感じたが、海無し県なのに鯛は好きなのかなあ、やはりダシが上品というか弱めだけど、山梨独自の味わいなのかなあ。 造里の盛り合わせ。 鮪、鯛、帆立、とびっこ。新鮮でおいしかった。土佐醤油はあまじょっぱかったが。 名物のフカヒレ茶碗蒸し 蟹餡かけは、濃くて熱々、蟹とフカヒレが入って、おいしかった。 火鉢は、一人は甲州牛ステーキ60g。 やわらかくジューシーで味わいがあって、とてもおいしかった。 これを選択すると、基本料金だと次の煮物が無いプランになる。高価な肉なのかな。 もう一人は、通常の和牛・甲州地鶏・富士桜ポークの三種盛り。 和牛はこれでも十分にやわらかジューシーだし、地鶏もぷにぷに、豚肉も味があって、どれもおいしい。野菜も新鮮。 ポン酢、ヒマラヤの岩塩、山葵醤油で。 ピルスを追加。 ホップの香りがさわやかでポピュラーな味でのみやすいが、ラガーのように少し苦みが残るタイプ。 煮物は、巻き湯葉、里芋、茄子、紅葉麩、絹さや、あったかていねいでいい。 酢物は、柿白酢和え、長芋、胡瓜、くらげ、冬茹、ていねい。 食事は、五目寿しで、錦糸玉子に海苔と鯖、さらにアワビのかけらが入って、ごはんはもっちり、豪華。 止椀は、赤出し。 お新香、お茶。 最後に水菓子で、プリン、きなこカスタード、小豆、黒蜜。甘くておいしい。 以上、1時間半。 サービスは、若いスタッフだけどていねい。 2万円で、あの部屋と眺めと温泉とサービスなら、料理は上出来だろう。 ただ、全体にダシが上品で、何か地元の絶品料理があればと思うのは贅沢か。
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