友達と「トンボ玉屋さん」に行ってきた。
一部ニョニャの間では噂だったんだけど、なかなか行く機会がなくて･･･
なんでも、フランス人のマダムが経営してるお店で、
すっごくたくさんのトンボ玉やビーズがあるらしい。
その場でアクセサリーを作ってくれるらしく、しかもお安いとか♪
私が事前に説明した道順を　全然聞いてないオッケーオジサンの車で、
あちこち迷いながら行ってきました。


一軒家の素敵なお店。
アンティーク風の棚に、色とりどりのトンボ玉がしまってある。
「どうぞ、お好きなものを選んでね」
とマダムに促され、あーでもない、こーでもないと悩みまくる。
アクセサリーって、完成品を見て「もっとこうだったらいいのに」って思うのは簡単だけど
見本のない所から、自分で考えるのってホント難しい。
センスが必要なのよね～　でも、センスないのよ、私（涙）。
最初はネックレスやブレスレットも･･･　って思ってたけど、
自分が本当に欲しいものが想像できなかったから、
今回は簡単なピアスだけ作る事にした。
服の色に合わせて毎日換えれるよう、シンプルで単純なトンボ玉を選ぶ。
で、できたのがこれ♪





むふふっ　可愛いでしょ～？
何百種類とあるトンボ玉から、お気入りを見つけるのは難しい。
この白くて一回り大きい奴トンボ玉は、他のお客さんからの反応もよく
「まあ、どの引き出しでこれを見つけたの？！」
って、ちょっと嬉しかった♪
トンボ玉だけじゃなく、金具も自分で選ぶ。
ピアス部分だけは決まったモノしかなく、
これがちょっとちゃちいのが残念だったな･･･
店の女の子達が、あっという間に作ってくれます。
ネックレスは長さを調節したり、玉の位置を何度も変えたりできるから
世界でたった1つの、自分だけのアクセアリーを作る事ができるのよ♪
友達はネックレスを3つ、私はピアスを7つ作って　帰りました。


家に帰って机に置いてたら、オバチャンが興味深そ～にじーっと見つめてる･･･


（私）「さっき、作ってきたのよ。　可愛いでしょ？」
（オ）「へぇ～！　作ったのかい？　いいねぇ～　可愛いねぇ～　いいねぇ～･･･」


固まったように、その場でじーっと見つめるオバチャン。
ふむ。　どうやら相当気に入ったようだ。　欲しいのね？　ピアス。
なので私は　オバチャンにこう言いました。


（私）「オバチャンはどれが好き？　どの色が好き？
　　　これはね、あげれないの。　でも、また作りに行くから　そしたらあげるね。」


この時のオバチャンの嬉しそうな顔！
7つあるピアスを何度も見比べ、一番小ぶりの、赤い花模様のトンボ玉ピアスを選んだ。
選んだはいいけど、ぎゅっと握り締めて放さない（苦笑）


（私）「赤いのが好きなんだ。　分かった、じゃあ今度赤いの、作ってあげるね」
（オ）「ありがとねー　ニョニャ～♪　可愛いねぇ♪　ありがとね～！」


赤いピアスを持ったまま、少女のようにはしゃぐオバチャン。
あげへんってゆーてるやん。　聞いてへんな（怒）


（私）「今度ね、赤い可愛いの、作ってあげるから。　今度ね。」
（オ）「ありがとね～　いやー、可愛いねぇ、可愛いねぇ、可愛いねぇ･･･」


やっぱり聞いちゃ～いないわさ（涙）
なんか、あまりにも子供のようにはしゃぐので、
その赤いピアス、あげる事にした。
ちょっとねー、取り上げると泣きそうだしー
子供から飴玉取り上げるような事、やっぱできへんわ（苦笑）
私の苦笑いに気づくはずもなく、大切そうに持ってメイド部屋へ消えてくオバチャン。


オバチャンも女なのねぇ。　可愛いもの、好きなのねぇ。
ちょっと笑っちゃう、そんな午後でした。




★日本に持って帰ったら、売れるかしらん？？？