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Oct 16, 2007
テーマ：海外生活(7798)
カテゴリ：ペルー生活
(ちちゃさん曰く)1人130ccの油を使ったペルー料理、
さてさてどんなものが出てきますやら♪ ★Tiradito de lenguado(ヒラメのティラディート) 生の魚をレモンで〆て、サルサをかけて頂く料理。 皆さんがよく聞くセビッチェのお友達と思ってください。 違いは魚の切り方。 魚をお1cm幅の棒状に切ります。この形を「Tira」というからティラディート。 あとセビッチェにはタマネギやセロリが添えられますが、 ティラディートにはタマネギはつきません。   ティラディートにかけるアヒ(唐辛子)のサルサをミキサーで作る先生。 ロコロ(激唐パプリカ)の赤に近いオレンジ色が薄く白味がかったオレンジになるまで・・・ 油を注ぎます。 そうっ！ サルサには油がいっぱいっ！  ヒラメのティラディート、3種類のサルサを添えて。 奥のオレンジ色のが元々真っ赤な色のロコトから、 手前の黄色いのが元々オレンジ色のアヒ・アマリージョから作られたサルサです。 真ん中の何もサルサがかかってなく、塩コショウとレモンだけ、のを サルサ・ナトゥラルといいます。 ★Causa a la limena(リマ風カウサ) 何度かこのブログでも登場してますが、パパ・アマリージャという 鮮やかな黄色のじゃがいもを使って作られるマッシュポテトの料理。 マッシュしたお芋にティラディートで作ったサルサ・アマリージャと油を混ぜ、 塩コショウで味付けしたものに、いろんな具をサンドして出します。  リマ風カウサでは、鶏肉を茹でて裂いたものをマヨネーズで合えたものが使われます。 そしてそのマヨネーズも作ったんですが・・・ 油・油・油！ ミキサーの横に空になったボトルがあるの、見えるかな？ そう、どっぷり油まみれなのだっ！  この1品にどれほどの油が入ってるか・・・ 考えたくないカウサ。 しかしこのしっとり滑らかな舌触りは、まさに油のなせる業！ カウサを食べる時はダイエットは忘れましょう(笑) ★Sopa a la criolla(クリオージャ風スープ) 別名「Sopa a la minuta(あっという間にできるスープ)」というくらい簡単、らしい。 牛コツのスープに炒めたタマネギや牛肉を入れ、 leche evaporada(レチェ・エバポラーダ＝濃縮牛乳、日本にはないな)と細いパスタを入れ、 塩コショウとオレガノで味を調え、最後に目玉焼きとパンを添えて出す、という ざっくり言うとそんなミルクスープであります。  数分で・・・ と言うけれど、この牛コツからの出汁を取る時間は入ってません。 いやー、濃厚そうなスープでしょ～♪  「ソパ・ア・ラ・クリオージャには必ず1人一個の目玉焼きがつきます！ なかったらソパ・ア・ラ・クリージャじゃありませんっ！」 と、家庭教師の先生が力説してましたが・・・ これが正しいソパですねっ！ 先生っ！ ★Adobo de chancho(豚肉の煮込み) chicha de jora(チチャ・デ・ホラ＝トウモロコシのお酒)、塩コショウ・クミンで豚肉一晩漬け込む。 日本にはこのチチャ・デ・ホラがないから、お酢と水を1対1にして使ってもいいらしい。 (でもなんかお酢とお酒じゃぜんぜん違いそうだけど・・・) お肉をチチャ・デ・ホラに漬け込むと、すごくやわらかくなるんだそうだ。ヤギ肉なんかも漬けたりするよ。  そうそう、ご紹介を忘れてました。 本日の先生、アウグスト・リー・フォン先生です。 予定していた日系の先生が急遽キャンセルとなり、どうなるかとビビリましたが・・・ 結果的には気さくで、とても楽しいクラスになりました♪ ありがと！  にんにく･唐辛子、クミンに塩コショウを油でよーく炒め、そこに一晩漬けこんだ肉を入れ蒸し焼きに。 最初はほとんど水分ないのに、肉汁が出てきます。 だから途中から煮る感じ。 そうそう、こんなペルー風土鍋を使ってやりました。 これ、無駄な湯気はさっと蒸発するし保温力はあるしいいよ！  もともとアレキパの料理であるアドボ・デ・チャンチョ。 地元では鍋で6時間も7時間もかけて肉がとろけるように煮込むんだとか。 今回は2時間ちょっとしか煮込めなかったけど、それでもお肉はまずまずの柔らかさ。 やっぱりチチャに漬け込んだからかな？(途中でこの漬け汁も鍋に入れます。) それともこの土鍋との相性がいいのかな？ これに1cm幅に切ったたまねぎをどばっと入れ、更に煮込みます。  この料理にはカモーテ(こちらのオレンジ色のサツマイモ)をオレンジジュースで煮込んだものを添えて出します。 オレンジの果汁にシナモンや丁子、お砂糖どばーっと入れて火にかけ、レンジでチンしたお芋を入れます。 ただでさえ甘いカモーテが更に甘くやわらかく♪  できあがり～♪ 唐辛子は入ってるけどタマネギの甘さとあいまって、まろやかなお味に♪ ★Mazamorra Morada(マサモラ・モラーダ) 紫トウモロコシとパイナップルの皮を煮込んで、色んなドライフルーツとシナモン、 そして思いっきりの砂糖を入れて煮込んだペルーの代表的デザート。 最後に片栗粉でとろみを付けて、とろ～んとさせてできあがり！  大鍋いっぱいのマサモラ・モラーダを見てたら・・・ 食欲がなくなる(苦笑) ポリフェノールいっぱい、繊維いっぱい(ドライフルーツすごいから)、砂糖いっぱいのおやつ。 カップに入れてお召し上がり下さいませ～♪ 見た目とってもヘルシーな？ペルー料理。 この中に隠された油の量は・・・★○×▽☆●！！！ でも美味しけりゃい～のよね♪ ペルー暮らしを楽しくする「ペル研」、 次回もお楽しみに～♪♪ ☆通訳してくれたＹさん、ありがとう！☆ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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Mazamorraは我が家で作っても、いつも魔女どこからか出てきて、作ったんじゃないかと思うぐらい、グロいです（笑）
でも味は大好きなんです！だけどたくさん食べると、Chanchoになるので、我が家で作るときは、ちょっと日本風に砂糖を少なめにして、パイナップルジュースを入れたりします。 カウサもおいしそう！！ 私もぜひその料理会に参加したい～。 (Oct 16, 2007 08:36:08 PM)
どれもおいしそ～！だけど、やっぱり材料見てると
胸焼けがしそうな・・・。 これ、一食のフルコース料理なのでしょうか？ もしそうなら確かにすごい油の量ですね～。 お肌がしとしとしっとり、オイリーになりそう！ 最後のデザートがおいしそう♪ 紫のとうもろこしってどんななのかしら。 それにパイナップルの皮も食べちゃうんですね！ お通じがよくなりそうだ～。 (Oct 17, 2007 09:32:32 AM)
サルサやマヨは油で出来てるようなもんだからね～
でもどのお料理も素材に手をかけ過ぎず、おいしそうに仕上がってて良いね～♪食べてみた～い！ サンバルもいいけどサルサもねっ、な～んちて（爆） あと、土鍋が使いよさそうで興味しんしん☆ 蒸し焼き風の料理なんかに良さそう！ ところで「アドボ」はフィリピン料理だと思ってたけど、スペイン語圏ではお馴染みの一品？ (Oct 17, 2007 04:05:29 PM)
もしや「エバミルク」でないかい？
缶入りの、日本でも売ってるよ。 あんまりというか使ったことほとんど無いけどね（笑） 中華風白菜／青梗菜クリーム煮のベースにするらし。 (Oct 17, 2007 04:08:12 PM)
ペルー料理、私好みですが、こんなに油を使っているのを知るとちょっと気になります。
でもさ～美味しいのだからしょうがないかな。 サルサにけっこう油が入っているので、驚いた！ デザートも砂糖控えたらいいんじゃないかしら。 とにかく美味しそうです。ヨダレ・・・ (Oct 19, 2007 10:47:04 PM)
準備段階からお疲れ様でした！楽しかった！美味しかった！
先生もとっても可愛くて、とても楽しませて頂きました。Yさんの通訳も、さすが、って感じで皆さんとても分りやすかったと思います。 油の量は・・・気にしない、気にしない（笑）。 日本ではエコナ、使いましょうね～（笑）。 (Oct 22, 2007 12:06:20 PM)
Conejaさん
＞Mazamorraは我が家で作っても、いつも魔女どこからか出てきて、作ったんじゃないかと思うぐらい、グロいです（笑） ＞でも味は大好きなんです！だけどたくさん食べると、Chanchoになるので、我が家で作るときは、ちょっと日本風に砂糖を少なめにして、パイナップルジュースを入れたりします。 日本の葛湯、みたいな、とろとろ感がいいですよねー 初めてこっちで食べた時は、「なんでこんなものをわざわざ作って・・・」と思ったけど（苦笑） でもやっぱり甘くて、沢山はたべれませんーん。 ＞カウサもおいしそう！！ ＞私もぜひその料理会に参加したい～。 カウサ、いろんなところで食べるけど、ここのは素直に美味しかったです。 あんな雑っぽく作ってたのに・・・うーむ、さすがマエストロ。 日秘会館では色んな教室をやってるから、こっちに来た時にタイミングがあえばいいですね！ (Oct 23, 2007 07:20:53 AM)
ひろりん8888さん
＞全部美味しそうだ！！！食べてみたいな～～ ＞ペルー料理を大阪で食べれないか探してみようと思いました。 ぜひ探してみてください！ペルー料理、お口の肥えてるひろりんさんでもきっと好きになるはず！ 関東にはいくつかレストランがあるんだけど、大阪はどうだろう？ いいお店があったら、ぜひ教えてくださいね～！ (Oct 23, 2007 07:22:38 AM)
やむやむ１１２６さん
＞どれもおいしそ～！だけど、やっぱり材料見てると ＞胸焼けがしそうな・・・。 ＞これ、一食のフルコース料理なのでしょうか？ ＞もしそうなら確かにすごい油の量ですね～。 ＞お肌がしとしとしっとり、オイリーになりそう！ 今回は一品一品の量がそんなに多くなかったから食べれたけど、さすがにちょっと多いですねー （写真は見本なので量があるけど、私たちは味見程度だったので） 普通のレストランでこれだけ注文したら、3人はいけるでしょうねー あ、でもペルー人は2人分に足りないかも？ いやはや、よく食べます（笑） ＞最後のデザートがおいしそう♪ ＞紫のとうもろこしってどんななのかしら。 ＞それにパイナップルの皮も食べちゃうんですね！ ＞お通じがよくなりそうだ～。 あ、ごめんなさい。皮は煮出すだけで食べないんです。 でも今回はドライフルーツを山盛り入れたから、それでお通じは万全♪ (Oct 23, 2007 07:26:07 AM)
ちちゃ＊ぷなさん
＞サルサやマヨは油で出来てるようなもんだからね～ ＞でもどのお料理も素材に手をかけ過ぎず、おいしそうに仕上がってて良いね～♪食べてみた～い！ そうそう、素材をいじくるんじゃなくて、サルサとかに工夫、って感じ。 美味しかったよ～！ ＞サンバルもいいけどサルサもねっ、な～んちて（爆） そうそう、ルンルンッ♪（笑） ＞あと、土鍋が使いよさそうで興味しんしん☆ ＞蒸し焼き風の料理なんかに良さそう！ あれは余計な湯気＝水分が自然に出て、しかも中にポタポタおちないのでよいです。 お料理用に1つ買いたい。 でもおもたーい！ ＞ところで「アドボ」はフィリピン料理だと思ってたけど、スペイン語圏ではお馴染みの一品？ あー、確かにフィリピンでもあるね。きっとスペインからのお料理なんだね。 大鍋でマリネした肉を煮込む料理、って感じかな？ (Oct 23, 2007 07:28:55 AM)
ちちゃ＊ぷなさん
＞もしや「エバミルク」でないかい？ ＞缶入りの、日本でも売ってるよ。 ＞あんまりというか使ったことほとんど無いけどね（笑） かなー？ よくわかんないです。 一応「日本にはないねー」という見解なんだけど・・・ ＞中華風白菜／青梗菜クリーム煮のベースにするらし。 うむうむ、ほとんど同じかな？ こちらでもソースに使われるし。 あと水を混ぜて牛乳の代わりに飲んでるよ。私は絶対飲まないけど・・・ だって美味しくなーい！ (Oct 23, 2007 07:30:48 AM)
シンディｃｙnthiaさん
＞ペルー料理、私好みですが、こんなに油を使っているのを知るとちょっと気になります。 ＞でもさ～美味しいのだからしょうがないかな。 ＞サルサにけっこう油が入っているので、驚いた！ ＞デザートも砂糖控えたらいいんじゃないかしら。 ＞とにかく美味しそうです。ヨダレ・・・ 私も常々、サルサの色に疑問があったんです。 アヒを使ってるのは知ってたけど、そんなに辛くないし、水を混ぜてもこんな風に白濁しない。 じゃあチーズかなーとか色々考えてました。 まさかこんなに油を使うとは！ 驚き！ でもすごく納得した1日でありました。 (Oct 23, 2007 07:32:21 AM)
Elisaさん
＞準備段階からお疲れ様でした！楽しかった！美味しかった！ いえいえ、いつもながらありがとうございました。 私では細かいところが詰められず、不安が残る交渉になるので・・・ ほんとありがとう！ ＞先生もとっても可愛くて、とても楽しませて頂きました。Yさんの通訳も、さすが、って感じで皆さんとても分りやすかったと思います。 ＞油の量は・・・気にしない、気にしない（笑）。 ＞日本ではエコナ、使いましょうね～（笑）。 エコナ、懐かしい！今もある？ でもあれ、高いですよぉ。 まぁ毎日食べるわけじゃなし、と自分に言い聞かせております。 食べる時は豪快に！普段は和食でつつましく～ これが理想だけど、なんだかんだ食べちゃうんだよねぇ（笑） こまったこまった。 (Oct 23, 2007 07:34:17 AM) |
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