サッカーと野鳥と音楽　Ｋｉｃｋ！Ｆｌｙ！Ｓｉｎｇ！

　今までの自分の生き様を考えると
とても「エコロジー」とか「地球にやさしい」なんて言葉を
簡単に使えない。もちろん不法投棄なんて
したことないけど（当たり前！）
リサイクルという概念に欠けていた気がする。
必要な物はコンビニで買えば良いじゃん、なんて
大量消費の波に流されるままだった。

　でも少しずつ気持ちに変化が起き
今ある物を大事にして、繰り返し使える物を
選んでいこうと思った。やはりキッカケは
野鳥だろうか。フィールドに足を運ぶに連れ
人間が生み出した物のおかげで
失った物の多さに気が付く。
それは、簡単には取り戻せないだろう。

　日常生活の中で、乾電池は必需品。
電化製品のリモコン、デジカメ、そして非常用など。

　日本だけでも使用済み乾電池は
年間７万トン（！）発生している。
これは非常に大きな問題だと思う。

　従来の充電式はデメリットも多く
あまり普及していない印象だ。

　昨年、サンヨーが発売したエネループは
それらの問題の多くを解決する可能性がある。
　



　エネループは
・繰り返し１０００回以上使える。
・使用済みはリサイクルされる。
・つぎ足し充電が可能。
・購入した時点でフル充電されている。
・使わない状態が長く続いても放電が少ない。
・アルカリ電池の約４倍のパワー。
・－１０℃の状態でもパワーが持続。

　と、良いことずくめ。
価格は単３なら２本で７００～８００円が相場。
例えば１００円ショップのアルカリ電池と比較すると

＜１００円アルカリ＞
１本あたり５０円。
使用後はゴミ。

＜エネループ＞
１本あたり４００円。
パワーを４倍とすれば価格は１／４。
１０００回使えば１／１０００。
すると１本あたり０．１円。
充電する電気代を考えても
１回あたり約６円。
使用後はリサイクル。

　これなら最初は高いと感じても
長い目で見たら断然お得。
無くなる度に買いに行く手間も省ける。
損得勘定抜きでも、充分意義がある。

　ここ数年、色々とお騒がせだったサンヨーも
こういった開発を地道に続けていたようだ。
このエネループを全国の小学校に配布し
「電池を捨てない生活」を推奨している。
こういった企業の商品を選び、応援していきたい。