２４時間安心介護の・・・

2007年06月06日

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カテゴリ：高齢者福祉

やってくれました。２４時間安心介護のコムスンさん。

今の介護保険の介護報酬でテレビＣＭ打ったり、厚手の紙で綺麗なカラーのパンフレットなんて、どこかでヤバイことやって儲けていないと無理だよな。
そう思われても仕方ありません。

大規模にすることによって薄利でも多売をすればテレビＣＭも放映できるでしょう。
テレビを通じて介護保険サービスを広く広報し、利用して頂き、一人でも多くに介護の支援をする。それによって、売り上げも多くなる。別に悪いことではありません。むしろ理想形でしょう。

売り上げを上げ、社内での地位と名誉、会社幹部のご機嫌をとり、出世にし、金銭的にも裕福になるためにドンドン介護保険サービスを使わせる。
法律も自分なりの解釈をし、違反しても、ばれなきゃ問題ないと平然として罪悪感も感じない。
売り上げを上げないことはサービス提供の量が少なく社会に対する貢献度が低いとして、介護サービスの目的を売り上げ高にすり替え、部下をも丸め込んでしまう。
すべこべ言わず、売り上げ目標を達してさらに儲けろ！福祉だって金がすべてだ！
結果と数値こそがすべてそれ以外はどうでもいい。オレが１番になるんだーーー！
年寄りも介護保険も部下もオレの出世と金のためにあるんだ！

そんな風に思っちゃった人がいたのかもしれませんね。
地位とお金に目が眩み、何のため事業なのかを忘れ、挙句の果てに法律を犯し不正をするとは。実際はそうじゃないとしても、そう思われても仕方がありません。

介護保険は連座制の責任があり、ひとつの事業所が不正をすると系列全部の事業所にも責任が課せられ、丸ごと罰せられます。
コムスンさんは規模が大きいので、社会全体で大変なことになるでしょう。
一握りの幹部社員や経営者の経営姿勢が多くの方に迷惑をかけることになります。
直接介護を受けている高齢者が最大の迷惑をこうむるわけですが、それ以外にも家族や、実際に介護現場に出ている社員、同業者までにも大きな景況が出てきます。

常日ごろ悩んではいるのですが、今回のコムスン事件を機に、自分の人生の中で、仕事とは何か？職業とは何か？何が目的でこの仕事を選んだのか？
さらにわからなくなってきました。

とりあえずのところ、今夜心筋梗塞になって明日の朝に目覚めないなんてこともあるかもしれませんので、この時間を楽しむことにしましょう。