カテゴリ:音楽の話
フェスティバル映画の中では、「ウッドストック」と「ラストワルツ」の間に位置するこの映画は長年、幻の映画と言われていましたが、’95にカナダ国立図書館で見つかったフィルムの一部を、その後10年の歳月をかけて編集し世に出たのが、この「フェスティバル・エクスプレス」。カナダのトロントからカルガリーまでの8日間の列車の旅が収録されています。
乗客達(出演者)は ・ジャニス・ジョプリン:このフェスティバルの主人公。最高に輝いてま す。しかし、この3ヵ月後に、若干27歳でこの世を去ります。 ・グレイトフルデッド:この列車の中でジャニスに愛の告白をした「ジェリ ー・ガルシア」も95年に帰らぬ人に。 ・ザ・バンド:ボブ・ディランのバックバンドでした。この後、「ラストワルツ」なるお別れコンサートを開きます。 ・バディ・ガイ:最近の姿は10/14の日記「ライトニング・イン・ア・ボトル」で見られます。 ・マシュマカーン ・フライングブリトー・ブラザーズ:バーズ解散後の再結成バンド。 ・シャ・ナ・ナ:「グリース」で音楽提供しました。 ・イアンとシルヴィア:「朝の雨、プレイ・ワンモア」ニール・ヤングやジョニー・ミッチェルに影響を与えた懐かしいデュオです。 8日間寝食を共にした仲間としてミュージシャンの間に連帯感が生まれて来るのが映像で伝わって来ますし、彼らの生の日常の姿が見られるのが感動です。この手の映画では「ウッドストック」があまりにも有名ですが、今まで陽の目を見なかったこのフィルムには1970年への郷愁を覚えました。 <ロン@ゴスペルさん。情報感謝です。> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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