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テーマ:ニュース(99488)
カテゴリ:その他日本企業
EIZO(石川県白山市)は、本社敷地内で建設を進めてきた自社物流棟が竣工した。新物流棟は環境負荷低減設計をコンセプトに、オンサイトPPAモデルで屋上全面を最大限活用した太陽光パネル容量約410kWの太陽光発電設備を設置した。この発電設備は新物流棟の年間使用電力量を上回る発電能力を有し、新物流棟のCO2排出量は実質ゼロに相当する。同社は事業活動における温室効果ガス排出削減に向け、今後も様々な施策を進めていく。 同社は、コロナ禍以前より戦略的在庫施策を含む製品の安定供給体制を構築してきた。今回の新物流棟の完成により、外部倉庫に分散保管していた材料および製品を自社内に集約することで物流の合理化を実現するとともに、安定供給体制の構築に努める。同時に、物流過程の温室効果ガス排出量を年間約58 トン削減する見込み。 同社は、気候変動への対応として自社エネルギー使用時の温室効果ガス排出削減目標を「2030 年度までに70%削減(2019年度比)」と設定し、様々な施策に取組んでいる。その取組みの一環として、新物流棟の屋上全面を活用した、オンサイトPPAモデルで太陽光発電設備を導入した。 発電量は年間約40万kWhを見込み、CO2削減量は一般的な火力発電中心の電力と比較して、年間約 163 トンに相当する。なお、同太陽光発電設備は新物流棟で使用する年間使用電力量を上回る発電能力を持ち、余剰電力は本社敷地内にある他工場・事務所棟で余すことなく有効活用される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.17 10:32:39
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