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テーマ:ニュース(99489)
カテゴリ:その他日本企業
スマートソーラーは、KIC ホールディングスが埼玉県越谷市、埼玉県日高市、神奈川県厚木市で開発した3件の物流施設で、スマートソーラーが開発した合計発電容量約1.2MW(1,188kW)の自家消費型蓄電池付太陽光発電システムHES(複合型電力供給システム)を導入した。 同プロジェクトは、スマートソーラーとKIC ホールディングスおよび、日本アジア投資の協業プロジェクト。3社は、脱炭素社会を見据え、施設の利用者が当該設備費用を負担することなく、非化石のグリーン電力を使用し、かつ災害時でも重要な設備などに電力を供給できるBCP対策も実現している。施設の利用者は、物流施設の保有者と長期の電力販売契約(PPA)を締結する。 KIC越谷ディストリビューションセンターは、太陽光パネル設置容量180kWで、年間予想発電量約180MWh、年間CO2削減効果8万5,932㎏を見込んでいる。KIC厚木ディストリビューションセンターは、出力714kWで年間予想発電量約740MWh、年間CO2削減効果32万1,160㎏。KIC佐山日高ディストリビューションセンターは、出力294kWで年間予想発電量310MWh、年間CO2削減効果13万4,540㎏。 太陽光発電施設は、3ヶ所合計で年間予想発電電力量は123万kWhと、一般住宅約410世帯分の消費量に相当する。それによる年間CO2削減効果は541.6トン。各施設には特色があり消費電力量が異なるが、全体として概ね可能エネルギー比率は約50%となる見込み。 オンサイト型PPAでは、設備導入のイニシャルコストを抑えるため、蓄電システムを設置しないことが一般的ながら、スマートソーラーが開発した経済的な「スマート蓄電システム(蓄電池容量11.5kWh×2台)計23kWh」を導入することで、停電時でも施設内の重要オフィスエリアの通信・PC・照明機器に電力を供給でき、BCP(事業継続計画)対策としての機能を果たす点が特長。 同社は、公共・産業用事業システムから、住宅、大規模蓄電池付太陽光発電所および、系統蓄電システムまで、最先端技術と独自の蓄電システム技術により、EPC(設計・機器調達・施工)事業、太陽光発電システムのO&Mソリューションを提供し、脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電を推進する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.02 10:10:19
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