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2023.03.06
カテゴリ：その他日本企業
大阪ガスとリープトンエナジーは、リープトンエナジーが開発・保有する「FIP（Feed-in Premium）制度」を活用した複数の太陽光発電所に由来する電力・環境価値について、大阪ガスが相対取引により長期買取する契約を締結した。年間5,000kW以上を目標に、両者は継続的な再生可能エネルギー電源開発・活用を目指す。 FIP制度は、再エネの普及を目的に2012年に導入された「固定価格買取（FIT:Feed-in Tariff）制度」に代わる制度で、再エネの自立電源化を目的として2022年4月から導入されている。FIP制度下では、発電事業者は、インバランス管理や市場への電力・環境価値の売買等の業務に加え、これらにともなう収益変動リスクへの対応が求められる。 大阪ガスは、2020年より開始した新設非FIT太陽光発電所からの電力買取や小売り事業への活用、独自の気象予測技術を用いた発電量予測など、多くの再エネ事業ノウハウを持つ。そのノウハウを活用し、発電事業者の業務負荷と収益変動リスクを軽減するための取り組みを開始している。 今回大阪ガスは、発電事業者であるリープトンエナジーと、FIP発電所からの電力買取に関して業務提携を行い、この取り組みをさらに拡大する。 今回の業務提携では、リープトンエナジーが開発・保有するFIP発電所（既認定FITからFIPに移行する発電所および今後新たに認定を受けるFIP発電所）に由来する電力・環境価値を、大阪ガスが安定した電力事業基盤を活かして固定単価で長期間購入する。 さらに再エネ事業ノウハウを活用し、インバランス管理や顧客への供給をはじめとする電力・環境価値の取引をリープトンエナジーに代わり大阪ガスが行うとともに、インバランス料金や電力・環境価値の収益変動リスクを負担する。 リープトンエナジーは、業務提携により再エネ開発投資の収益予見性を高めることで、一層の事業規模拡大が図ることができる。大阪ガスもリープトンエナジーの継続的な再エネ電力買取により、さらなる再エネ事業規模の拡大に繋がる。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2023.03.06 13:27:43
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