はじめのいっぽのてまえ

夏かぜひきました。先週末から「吐き気」で食べられなくてつらかった。おっさんになってから、風邪が胃腸にくるようになってしまった。学生の頃は、風邪だろうが食欲だけはあったんだが、やっぱり内臓が衰えてきているのか？仕事も１日休んでしまったので、日記もお休みしました。今日から再開します。

『スチームボーイ』見に行ってきました。近所のシネコン公開最終日の最終回でした。込んでいるかと思って行ったが、ガラガラだった。そんなもんか。

映像とアクションとスピードで押し切った感じ。何かが「変だ」とか「そりゃちゃうだろ」と考えさせる暇を、圧倒的な映像のきれいさとアクションのスピードで与えくれない。それがいいか悪いかは別として、僕も「押し切られた」。この感想は、後から考えれば「こんなことが言いたいのかなぁ」と取って付けたものでしかない。映像を見ながらそこから汲み取ったものではない。

昔あったであろうこと。圧倒的な科学の力をどう扱って行くのか。発展（利器）と破壊（兵器）。人間の醜い貪欲さと人間にしかできない理性での抑制と。科学を発達させることにおいての倫理。一人の少年の目と彼の成長を通してどうあるべきかを考えさせる。と、まぁ、こんなことが言いたいのかなぁ。何か、「もののけの姫」の「神」に例えが似てると思ったのは僕だけでしょうか。

ひとことで評するなら
「内容のない、おもしろい映画」（褒めているんですが、褒め言葉になってんのかなぁ。）

「あそこは違う」とか「それは変」とか言いたい方はどうぞ。でも、２時間以上あきさせなかったことも事実。