はじめのいっぽのてまえ

星空のカラス 5【電子書籍】[ モリエサトシ ]

 ■レビュー内容
　

　「わかってんの？アタシといいづかさんのラブはここでし発展しないのよ」
　やっと囲碁漫画らしくなってきましたが、囲碁漫画たらしめていた里っちゃんの囲碁講座が無くなっちゃったし、またあやしい展開だし…。師匠同士が争うってどうなの？

■あらすじ【ネタバレ注意】■

　夏のプロ昇格が決まる。和歌は、上位へ進出はしたが昇格を争うまでの力はなかった。プロになれなかったと泣く和歌に鷺坂は、楽しんで打っているうちはプロにはなれない。プロは、苦しんで碁を打つのだと言う。祖父から碁を教わった和歌は、自由に楽しく打つことを教わっていた。プロになるために必要なものを得るため、変わろうと決めるのだった。
　そんな中、和歌は、トップ棋士の南雲九段と知り合う。鷺坂と犬猿の仲である南雲は、和歌の祖父が鷺坂の祖父で鷺坂名人であることを知り、鷺坂のもとでは和歌の自由な碁は死んでしまう、自分の弟子になりなさいと言い出すのだが…。