昨日、今日と雨が降り続いています。今回の台風は中心気圧930hPa、最大風速50m/sと極めて勢力が強く、このまま関東地方に上陸すると50年振りの大型の強い台風だと言われています。
午後4時過ぎに伊豆半島に上陸となりましたが、南端の石廊崎ではなんと最大瞬間風速68m/sを記録したそうです。
こういう日は、家に閉じこもって気軽なクラシック音楽を聴いて過ごすのも良いかも知れません。
イングリッド・ヘブラーが演奏するK. 4、モーツアルト僅か6才の時の作品です
エミール・ギレリスが演奏する選帝候ソナタWoO47-1、11才の作品として発表されましたが実際は13才だったそうです
モーツアルトは6才の幼児期で父レオポルドの手が加えられた作品、ベートーベンは13才の少年期ですので、曲の構成力は比較にならない程しっかりとしています。天才同士とは言え、やはり幼児と少年では、違っているのは当然かも知れません。
それに後者については、ギレリス自身が選曲しピアノソナタ第11番とカップリングさせた生前最後の録音と言われていますので、何故初期作品を選択したのかも謎めいて、尚更選帝候ソナタには思い入れが深くなります。