カテゴリ:Overseas US
![]() 昨日NHKハイビジョン特集で「人生のロングトレイル~アメリカ3500kmの道のり」が放映されていました。 北米大陸東部のアパラチア山脈に全長3500kmのアパラチアン・トレイルが続く。近年、この全行程を6ヶ月かけて歩く過酷な旅に挑むアメリカ人が増えている。 失業や離婚、戦争からの帰還等の人生の転機に際し、自分自身の生き方を見つめ直し、新たな目標をつかもうとする人々だ。 アメリカは競争激烈な格差社会ですから、小さなミスで落伍すると其処から這い上がるのは至難の技で、つい最近までビジネス・エリートであった人達が、些細とも見えることから職を失い、欝病を患い人生の意義を問うケースが多い様です。 自然に癒されつつ静かに自分と対話し、他人・家族にも相談することなく、数ヶ月の間に漸く自分の本心と生きる意義を見つけて行く姿を、幾つかの事例で紹介していたのは秀逸でした。 ジョージア州からメイ-ン州まで東海岸14の州を2160マイル(3475km)続く、アメリカで最も人気のあるロングトレイル。 毎年、約2000人がスルーハイク(全踏破)を試みる。 トレイルに沿った標高はニューヨーク州のハドソンリバーの海面から、最も高いグレート・スモーキー・マウンテン(Great Smoky Mountain)国立公園の6642フィート(2024m)にまで達する。トレイル自体はよくマークされていて、スルーハイカーは地図を必要としない。 アパラチアン・トレイル(Appalachian Trail])は雨も多く、急峻な場所も多いのだが、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)やコンティネンタル・ディバイド・トレイル (CDT)のような厳しい環境条件は殆ど無い。 Yahooスライドショーはこちらです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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