JAL株の40%を占める個人株主には甚だ辛い決定、再建を主導する企業再生支援機構が100%減資と上場廃止で株主責任を問うと言うことで、JAL株は紙くずとなることとなりました。
個人株主は破産もあり得ない大会社でJAL株主優待券が魅力で、保有している方々が多い筈ですので茫然自失の状態、将に晴天の霹靂となりました。
我が家では家内の五島にある空き家に毎年行く為に、JAL株主優待券が欲しくて、JAL株を購入して経緯があり、10年ほど経ちます。
2人分の航空券半額を享受して、得られた節約金額は毎年8万円ほど、合計80万円となったでしょうか? 尤も昨年は家内が闘病で1人でしたので、少し少ないかも知れません。
10年の間JAL業績悪化で株主配当も殆どありませんでしたので、投資額300万円、ゲインが80万円では、酷いコスト・パフォーマンスとなりました。
年金生活での、思いも因らなかった300万円損失、資本主義の常なのでしょうが、個人株主には辛いこととなりました。
本日はストップ安でも売買が成立しない状態で、全くのJAL株閉店セールが続いています。
12日の東京株式市場で日本航空(JAL)株が売り気配。ストップ安となる前週末比30円安の37円まで切り下げた。同水準で差し引き5億株を超える大幅な売り越し。
19日にも会社更生法の適用を申請する方向と伝わっている。再建を主導する企業再生支援機構が100%減資と上場廃止で株主責任を明確にすべるきだとしていることを受け、幅広い投資家による見切り売りが膨らんでいる。
先週には、証券会社からは「売りに出されるなら連絡ください」と電話も貰っていたのですが、この状態では売買出来る筈もありません!
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