庭の木犀の日陰で、花の咲かなかったヒメクチナシ、今年は何とか一輪咲いてくれました。
日陰の原因となっている木犀の下枝を少し剪定した所為かも知れませんが、嬉しいことです。
しかし残念ながら、雨の所為か、馥郁たる香りを嗅ぐことは出来ません。
別名 コクチナシ
科名 アカネ科 クチナシ属
種類 常緑低木
花期 6~7月
特徴 クチナシよりも花と葉が小さく、可憐な白い花を咲かせます。葉は光沢があり花には甘い芳香があります。八重咲きと一重があり、秋から冬にかけて付ける実は漢方薬としても使われています。
此のクチナシを描きましたのは、1993年ですから、もう17年も昔のこととなりました。
この油彩では蕾も含めて、花数が4つ見えますが、その頃は、数輪ずつ毎年のように咲いていたのです。
独り暮らしの私を慰めるべく、10年振りに、家内が咲かせてくれたと思えなくもありません。