春になりますと水辺が心地良く感じられる様になります。
日曜日に多摩川に行ってみましたら、多くの団体や家族連れが川原でテントを張ったり、バーベキューをして楽しんでいました。
川の流れをよく観ますと、通常腰の高さ迄ある1mあるべき水深が無くなって、魚道も干上がっていて、子供達の格好の遊び場となり、行き場を無くした水溜りで魚などを捕まえていました。
これでは鮎の遡上も出来なくなって、大いに生息環境も変わってしまいそうです。
魚道に併設されているコンクリート突起群、これは多分海老などの甲殻類や鰻など跳ね上がれない魚の川上がりを助ける装置などでしょうが、水量が少なくなって流れずに全く機能していません。
今冬は、雪も少なく降雨量も少なかったので、このような事態になったのでしょう。
渇水の報道は、今のところありませんが、日本も世界の例に漏れず、今夏の水不足が思い遣られます。