多摩地区での蛍は、6月10日頃、最盛期となりますので、今年は残念なことに見過ごしたと思っていました。
しかし、近くの酒屋さんのご主人が「中沢池公園で蛍が出ると言うので、行ってみませんか」と誘ってくれましたので、昨夜は同道させて頂くことにしました。
集合は7時半、ご主人の軽トラックに乗って、中沢池公園に着きましたが、未だ薄暗い感じで、清流のセセラギの茂みに蛍の気配は感じられません。
しかし、7時50分、とっぷりと暮れて暗闇が広がりますと、川岸の枝で数匹の蛍が光り出しました。その内、幻想的に光を点滅させて、空中を飛び始めました。
思ったより数が多く、少なくとも数十匹で乱舞している様子は、感動ものでした。
デジカメも持って行ったのですが、5m位離れていて、4秒の開放撮影モードでは蛍の光に対応出来そうも無く、撮影は無理だと断念することにしました。
昨年6月11日、小山田緑地では2m程の距離でしたので、撮影出来たのですが・・
口コミで広がり、結構な数の家族連れが、蛍観賞に訪れていました。
暫くの間、蛍狩りを満喫後、酒屋のご主人が、自宅まで送り届けてくれましたので、お礼を言ってお別れしました。
中沢池公園は、小さな公園で散策するにも5分で済む程で、家内と菖蒲の季節には来たことがありましたが、駐車場が閉まってしまう夜の来訪は初めて、こんなに沢山の蛍が生息しているのは驚きでした。