焼失した奥社の琴平宮の直ぐ下に、樹齢数百年とも思われるタブノキが2本生えていて、神社の神木になっています。
2本の大木の内、下に位置するタブノキの根元近くには大きな洞があるのです。
其処はアオバズクの巣になっている様で、昼間にアオバズクが木立に出ているかと思いつつ、例年見に行って見るのですが、未だ発見するに至っておりませんが・・・
梅雨時は子育てに季節らしく、カラスの来襲に備えて警戒心が強くて昼間はじっとしているとのことでした。
それでも、鳥目のカラスが寝静まりますと、夜行性のアオバズクは「ホーッホーッ!」と何時もながら鳴き声を響かせて健在ぶりを知らせてくれますし、早朝までその鳴き声を聞くことが出来ます。
この鳴き声は冬になって聞こえると言うことですので、アオバズクは夏に日本へやって来る渡り鳥とされていますが、此処のアオバズクは対馬暖流の影響で比較的暖かい冬を越冬して過ごす留鳥となっている様です。
鳴き声は、YouTubeでもアップロードされていますので、お聞き下さい!
アオバズクの鳴き声
五島に滞在したことを思い出すことが出来ます。