昨日は、気温も17℃を超えて暖かい日で快晴したので、桜ヶ丘公園に散歩に行くことにしました。
駐車場から記念館に向かう途中、10人を越える撮影隊が、大きな望遠レンズを構えて、かなり上を見て、連続シャッターを切っているのです。
音を立てず静かに通り過ぎてから聞いてみますと、「キクイタダキ」が飛んでいるので、狙っているのですとのことでした。
小さな野鳥ですので、肉眼では姿がよく分かりませんが、ヒマラヤスギとモミジの間を、数匹飛び交っていました。
3倍ズームのコンデジでは撮れないものと諦め、自宅に帰って、ネット検索しますと、次のようなレッドリスト指定の渡り鳥でした。
YouTubeでは動画がアップロードされていましたが、極めて珍しい野鳥の様でした。
Goldcrest – Male Singing
キクイタダキは、小型の鳥で、日本国内ではミソサザイ、エナガとともに最小の鳥の一種である。頭頂部に黄色い冠羽があるため菊を戴くという意味から命名されている。
個体数は減少傾向にあり国際自然保護連合(IUCN)により、2008年からレッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受け、日本では以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている。
絶滅危惧IB類 - 三重県
絶滅危惧II類 - 長崎県
絶滅危惧種 - 奈良県(環境省の絶滅危惧II類相当)
準絶滅危惧 - 山形県、東京都(北多摩、南多摩、西多摩)、鳥取県
希少種 - 滋賀県(環境省の準絶滅危惧相当)
減少種(繁殖期) - 神奈川県