本棚を階段踊り場に戻し、およそ200冊の専門書を再び収納しましたが、英文の参考書も30冊あって、学生時代から会社に入っての新人の頃は、勉学に勤しんでいたのだと思われ、改めて20才代には知的探求心が旺盛だったのだと再認識しました。
その途中、教養学部時代と選民学科時代の教科書一部を懐かしく観ていました。
解析概論 高木貞治著 岩波書店
高等数学教程第5巻 スミルノフ著 共立出版
図学 須藤利一著 創元社
機構学講義1&2 渡辺茂 共立全書
基礎伝熱工学 ギート著 丸善出版
機械振動論 ハルトック著 コロナ社
機械製作法1&2 菊池庸平著 コロナ社
材料力学上下巻 鵜戸口英善著 日本機械学会
ジェットエンジン理論 ステーチキン著 コロナ社
解析概論は幾何学講義で使われ、高等数学の基礎から学ぶのに最適でした。
高等数学教程12巻ありますが、第5巻は代数学講義で使われ、行列を学びました。
図学は、投影法を学びましたが、製図特にハッチングが斑で困りました。
機構学講義は、米で学んだ教授が講義開始に際し、ドアを閉めて締め出され困りました。
伝熱工学では、定差方程式による解法が印象的でした!
振動学は、世界に知られた名講義、新幹線の架線振動解析には感心させられました。
機械製作では、特に試験で、スチーム暖房器の鋳造方法を問われたことを思い出します。
材料学では、梁理論が印象的で微分方程式の解法を習得、他講義への参考となりました。
ジェットエンジン理論は、卒業設計で有効に利用、圧縮機やタービン設計が出来ました。
多分良く調べますと、教科書は未だあったのでしょうが、上記出版書は記憶に残っている教科書だったのです。